ポール・ボキューズ亡くなる…

フランス料理界の巨匠、ポール・ボキューズが、1月20日(土)、リヨンの北郊外の町コロンジュ・オ・モンドールにあるレストラン兼自宅で亡くなりました。91歳でした。

16歳のとき料理人の道に進み、著名なシェフのもとで修業した後、自身のレストランを開店すると1958年にはミシュランの1ツ星、1960年に2ツ星、1962年にMOF(国家最優秀職人章)を受賞。そして1965年から現在まで、最も長く3ツ星を維持し続けたシェフでもあります。まさに、世界中の誰もが認めるフレンチガストロノミーの王様でした。

ポール・ボキューズの偉大な功績は、これからも語られ続けることでしょう。
https://www.bocuse.fr




エマニュエル・マクロン大統領
「ポール・ボキューズはフランス料理そのものだった。寛容さと伝統のリスペクト、そして創造性を象徴する人物だった。フランスのガストロノミーを根本から新しくした、伝説的な人物が亡くなってしまった。」

ミシュラン・ガイド
「ガストロノミー界で最も偉大な人物の一人が亡くなった。ポール・ボキューズはその生涯をかけてフランスのガストロノミーの発展、そして料理人の地位向上に尽力した。」

アラン・デュカス(シェフ)
「世界の料理界の灯台の火が消えてしまった。ポール・ボキューズは、新しい水平線を照らし続けた。フランスのガストロノミーの基礎を築き上げ、その世界的な名声を高めることに貢献した。伝統、イノベーション、現代性、そのすべてを併せ持つ人だった。」

ピエール・ガニエール(シェフ)
「偉大な人物であり、彼の求心力によって、フランス料理界が団結していた。私は1965年、3ツ星を獲得したばかりのころにムッシュ・ポールの元で働かせてもらった。今は他の料理人たちと同じく、ただただ悲しい。」




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