厳戒態勢のもと、COP21がパリでスタート

11月30日(月)から12月11日まで、地球温暖化対策を話し合う国連の会議、気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)が開催されます。場所はパリ市内ではなく、パリ北東にあるル・ブルジェ(Le Bourget)の特設会場です。



アメリカのオバマ大統領や日本の安倍首相をはじめ、約150ヶ国もの首脳が集まるため、11000人の警察官を配備し、パリの警備はますます厳戒なものとなっています。封鎖される道路などもあり、パリ警視庁は自家用車の使用を控えるよう呼びかけています。代わりに29日(日)と30日(月)はイル・ド・フランス内のメトロやRERは無料となり、本数も増加される予定です。ただし、状況次第でメトロの駅が閉鎖される可能性もあるので注意が必要です。

この厳戒態勢のなか、少し珍しい措置も講じられています。11月28日から12月13日まで、イル・ド・フランス地方内での可燃性物質(燃焼用アルコール、ホワイトスピリット、アセトン、可燃性ガスなど)、さらには花火の販売が禁じられました。

昨日の28日(土)、パリ15区のショッピングセンター「ボーグルネル」に行きましたが、クリスマスの買い物客でかなり混雑するなかでも、入口での荷物検査は厳重に行われていました。

まずは、COP21が滞りなく閉幕することを祈りたいですね…

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