「ブリヂストン美術館の名品」展

1952年に東京で初めて西洋絵画を常設展示する美術館として、東京駅・八重洲口からすぐの場所に開館したブリヂストン美術館。新築工事のため2015年から休館しているこの美術館所蔵のコレクションの展覧会「ブリヂストン美術館の名品−石橋財団コレクション展」が、パリのオランジュリー美術館で始まりました。




ブリヂストン創業者の石橋正二郎が1930年代後半から収集したコレクションは、モネ、ルノワール、カイユボット、セザンヌ、マティス、ピカソ、ポロック、さらには白髪一雄など日本の芸術家まで、印象派から戦後の西洋・東洋の抽象絵画までを網羅しています。

日本の美術は印象派に大きな影響を与えましたが、印象派も日本の美術に影響を与えました。実は多くの日本の芸術家たちがその影響を受けていること、19世紀末にはすでにパリに暮らす日本人芸術家がいたこと、かなり前から、日本とフランスがそれぞれの文化に魅力を感じてきたこと、そんな2つの国をつなぐ架け橋のような石橋コレクションを、オランジュリー美術館で鑑賞できるまたとない機会です。


INFORMATION

「ブリヂストン美術館の名品」展 / Tokyo-Paris Chefs-d’œuvre du Bridgestone Museum of Art, Collection Ishibashi Foundation

場所
オランジュリー美術館
期間
2017年4月5日〜8月21日
開館日
月、水〜日 9:00〜18:00
休館日

住所パリの地区マップ
Musée de l'Orangerie
最寄り駅メトロ路線図
Concorde 1,8,12番線
料金
(常設展+企画展)通常9€、割引6€、17歳以下無料
パリ・ミュージアム・パス

http://www.musee-orangerie.fr/fr/evenement/tokyo-paris-chefs-doeuvre-du-bridgestone-museum-art-collection-ishibashi-foundation
No Comments Yet

Comments are closed