18. Biscuit figue et son de Gerblé

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南仏生まれのビスケット、ジェルブレ

今月の「フランスで見つけたおいしいもの」は、自然派ビスケットとして長い間フランスで愛され続ける「ジェルブレ」。小麦、小麦胚芽、ケシの実、アップル、イチジク、プルーンなど、様々な組み合わせでたくさんの種類が揃いますが、なかでもイラストの「イチジク&ブラン」がトリコロル・パリのお気に入り。

元々イチジクが大好きなのですが、フランスはイチジクを使ったお菓子が多いような気がします。日本のスーパーではあまり見かけないような・・・なので、フランスはイチジク好きにとって天国〜。お店でイチジク味のビスケットやピューレを挟んだクッキーを見かけるとついつい手に取ってしまうのですが、このジェルブレの「イチジク&ブラン」はイチジクのペーストがしっかりと練り込まれているぞ!というイチジクの存在感を楽しめる味と香りが気に入ってます。そして、低糖質の食材としてすっかりおなじみになったブランも入っているので、食物繊維のたっぷりなところも心をくすぐられます。

フランスでは大人はもちろん、ちびっこのおやつとしても人気のジェルブレですが、保存料不使用、着色料不使用、ショートニング・マーガリン不使用にこだわり、すべて自然派素材を用いてフランスで作られているというところが、子供たちにも安心して与えられるビスケットとして信頼を得ているポイントでしょう。一般的にブラン(ふすま)は少しポソポソして食べづらい印象がありますが、「イチジク&ブラン」には小麦粉全粒粉と小麦粉、ブランが絶妙なバランスでミックスされているので、年齢に関係なくおいしく食べられるのが良いなぁと思います。

そして、個人的にグッとくるポイントはビスケットの模様。ジェルブレのビスケットはいくつか異なるモチーフがあるのですが、「イチジク&ブラン」は煉瓦が重なった屋根のような柄で、フリルがついているみたいでとっても可愛いなぁと。この模様をじっくり眺めながら少しずつかじるのも楽しいです。その他のビスケットも、小麦の穂をモチーフにした柄など、じっくり見ると面白いのでぜひチェックしてみてください。ちなみに、「イチジク&ブラン」は日本とフランスで同じ模様ですが、同じ味でも日仏で柄が違うビスケットがあるそうなんです。そして、イラストのパッケージはフランスで買えるジェルブレのものですが、これも日本版とはデザインがちょっと異なるので見比べると楽しいかも。→ 日本で買えるジェルブレ商品ラインナップ

ジェルブレの歴史は1928年までさかのぼります。ある農学技術者が小麦胚芽を新鮮なままに取り出し、ビタミンE、B1、B6、マグネシウム、カルシウム、食物繊維といった胚芽に凝縮されている栄養素を安定化させる技術の開発に成功したのが、このブランド誕生のきっかけです。「小麦の胚芽」を意味する「Germe de blé(ジェルム・ドゥ・ブレ)」を縮めた「Ger-blé」がブランド名「ジェルブレ」の由来です。約1万粒の小麦からスプーン1杯しかとれない小麦胚芽は、フランスでは「栄養の宝石」と例えられるほど貴重なものです。

1974年には大型スーパーにジェルブレの特設コーナーが誕生し、現在も、モノプリや街のスーパーにはジェルブレのビスケットが並んでいます。誰でも気軽に買うことができる「ジェルブレ」は、フランス人にとって一番なじみのある自然派ビスケットと言えるでしょう。フランス土産として、もちろんおすすめですが・・・自由に海外旅行ができない今は、日本で買っちゃいましょう!全部で8種類のビスケットがあり、イラストの「イチジク&ブラン」は食物繊維シリーズのひとつです。ぜひ、日本のジェルブレ公式サイトをチェックしてみてくださいね。

価格:
レギュラーサイズ 25枚入り(5枚×5袋) メーカー希望小売価格 380円(税抜)
ポケットサイズ  5枚入り メーカー希望小売価格 143円(税抜)

|ジェルブレ Gerblé|

日本で購入できる場所:
大塚製薬公式通販 オオツカ・プラスワン(ジェルブレのページ)
● 成城石井
● KALDI
● ナチュラルローソン など
(店舗により取り扱いのないところもあります。)

→ 大塚製薬 ジェルブレのオフィシャルサイト
→ ジェルブレの公式インスタグラム


フランスに星の数ほどあるおいしいものとかわいいものを、トリコロル・パリの目線でご紹介。パリに暮らす日本人イラストレーターmarineさんの手描きのイラストとともに、歴史のあるもの、職人さんが手作りするもの、フランス人なら誰もが知る庶民的なもの、今流行しているもの・・・など、フランスのあらゆるMerveille(素敵なもの)をお届けします。

下山真鈴  Marine Shimoyama

東京生まれ、パリ在住。アパレルブランドのPRを経て、2006年に渡仏。パリでグラフィックアートを学んだのち、イラストレーターとして活動を開始。フランスと日本で、アパレル・コスメ関連のイラストや、雑誌やウェブサイトの挿絵などを手がける。パリの日常で見かけるおしゃれなパリジェンヌをイラストで紹介するブログ「パリウォッチ」をMadame Figaro Japonのウェブサイトで連載中。

12ヶ月のパリジェンヌ
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