©Eric Rohmer/LES FILMS DU LOSANGE
今もフランス映画を代表する監督のひとりとして愛され続けるエリック・ロメール。彼が構想10年をかけ、60年代から70年代にかけて発表した連作「六つの教訓話(コント・モラル)」が、今回デジタル・リマスター版となり日本のスクリーンに蘇ります!『モンソーのパン屋の女の子』『シュザンヌの生き方』『コレクションする女』『モード家の一夜』『クレールの膝』『愛の昼下がり』の6作品に加え、デビュー長編作品『獅子座』、そして映画批評家として活躍していた若きロメールが、ゴダールやシャブロルたちと共に撮った短編6作品も上映されます。
きっとトリコロル・パリ読者の中にも多くのファンがいらっしゃることと思いますが、VHSやDVDでしか観たことのなかった作品を、劇場の大スクリーンで体験できる貴重な機会です!80年代の「喜劇と格言劇」シリーズ、90年代の「四季の物語」シリーズの礎とも言える「六つの教訓話」を改めて見直すことで、ロメール作品の魅力を再発見できることでしょう。
4月23日のBunkamura ル・シネマでの公開を皮切りに、大阪、神戸、京都、北海道、仙台他、全国の劇場で順次公開される予定です。劇場情報はこちらをご覧ください。→劇場情報はこちら。
|上映作品|
<六つの教訓>シリーズ
『モンソーのパン屋の女の子』La Boulangère de Monceau
撮影:ジャン=ミシェル・ムリス、ブリュノ・バルべ
製作・出演:バルべ・シュレーデル
1962年/モノクロ/24分 © 1962 Les Films du Losange
『シュザンヌの生き方』La Carrière de Suzanne
撮影:ダニエル・ラカンブル
出演:カトリーヌ・セー、フィリップ・ブゼン、クリスチャン・シャリエール
1963年/モノクロ/55分 © 1963 Les Films du Losange
『コレクションする女』La Collectionneuse
撮影:ネストール・アルメンドロス
出演:パトリック・ボーショー、アイデ・ポリトフ、ダニエル・ポムルール
1966年/イーストマンカラー/87分 © 1966 Les Films du Losange
『モード家の一夜』Ma nuit chez Maud
撮影:ネストール・アルメンドロス
出演:ジャン・ルイ=トランティニャン、フランソワーズ・ファビアン、マリ=クリスティーヌ・バロー
1969年/モノクロ/111分 © 1968 Les Films du Losange
『クレールの膝』Le Genou de Claire
撮影:ネストール・アルメンドロス
出演:ジャン=クロード・ブリアリ、オーロラ・コルニュ、ベアトリス・ロマン
1970年/カラー/106分 © 1970 Les Films du Losange
『愛の昼下がり』L’Amour l’après-midi
撮影:ネストール・アルメンドロス
出演:ベルナール・ヴェルレー、ズズ、フランスワーズ・ヴェルレー
1972年/カラー/98分 © 1972 Les Films du Losange
初長編作品
『獅子座』Le Signe du Lion
撮影:ニコラ・アエール
出演:ジェス・アーン、ファン・ダウデ、ミシェル・ジラルドン
1959年/モノクロ/99分 © 1959 Les Films du Losange
短編作品
『紹介、またはシャルロットとステーキ』1951年
『ベレニス』1954年
『ヴェロニクと怠慢な生徒』1958年
『パリのナジャ』1964年
『ある現代の女子学生』1966年
『モンフォーコンの農婦』1967年
*上映プログラムはBunkamura ル・シネマのサイトでご確認ください。
エリック・ロメール監督特集上映 六つの教訓話 デジタル・リマスター版
公開日:2021年4月23日(金)〜5月20日(木)
劇場: Bunkamura ル・シネマ
*5月以降は大阪、神戸、仙台他、全国の映画館で順次公開予定。→劇場情報はこちら。
前売り券:ポストカードの特典付き特別鑑賞券(3回券)3,600円
ル・シネマ窓口にて発売。
料金:一般 1,800円、学生1,500円(平日は1,200円)、シニア 1,200円、小・中・高校生1,000円
*毎月1日、毎週火曜、日曜夜の最終回は1,200円均一
提供:マーメイドフィルム
配給:コピアポアフィルム
宣伝:VALERIA
後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本
オフィシャルサイト:https://rohmer-sixcontesmoraux.jp
公式Twitter:@ericrohmer2021