〈Polène〉パリジェンヌ御用達バッグ

手にするだけで、パリジェンヌっぽさがぐっとアップする魔法のようなバッグ、それが「Polène(ポレーヌ)」です。

マチュー、アントワーヌ、エルザの3兄妹が2016年にパリで立ち上げたレザーグッズブランド。彼らの曽祖父があの「セントジェームス」のデザイナーだったこともあり、上質な素材や伝統的な職人技に自然と触れる環境にあった3人は、長く使い続けられるパリらしさをまとったバッグを作りたいと願い、「ポレーヌ」は生まれました。「ポレーヌ」という名前が、ノルマンディ地方にある一家の別荘の名前から付けられたというのも、ルーツを大切にする温かさが感じられて好きなエピソードです。





最初に誕生したアイコニックなバッグ、その名も「NUMÉRO UN(1番)」は、洗練されたデザインと時代を超えたスタイル、上質な素材を兼ねそろえた、まさにパリジェンヌのためのバッグ。その後もTPOに合わせて使い分けたくなる、さまざまなデザインのバッグが生み出されています。10番までは番号がつけられていましたが、11番目以降は「BÉRI」「CYME」「UMI」 …と、名前で呼ばれるようになりました。
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「ポレーヌ」のバッグに共通するのは、カーフレザーのなめらかな風合いを生かしたピュアでフェミニンなデザイン。定番のブラックやキャメルはもちろん、グレーやサンドベージュ、ピンクといったニュアンスカラーが豊富にそろうのも嬉しいです。見た目以上に軽く、隅々まで使い勝手が考えられているのも、実用性も大切にするパリジェンヌのお眼鏡にかなった理由のひとつ。上品な雰囲気でオンにもオフにも活躍してくれます。

上質なフルグレイン・カーフレザーを使った「ポレーヌ」のバッグは、スペイン・アンダルシア地方のウブリケで手作りされています。この小さな町は、さまざまなラグジュアリーメゾンの最高品質の皮革製品が製造されている場所として知られていますが、「ポレーヌ」はそこに自社の専用アトリエを構え、伝統的な技術を誇る職人たちが、皮革の裁断から組み立て、縫製、染色などひとつひとつの工程を手作業で行っています。

ちなみにトリコロル・パリ的にはやはり「NUMÉRO UN」、なかでもサイズ小さめの「NUMÉRO UN NANO」が可愛くてお気に入りです。日本の風呂敷からインスパイアされたという「NUMÉRO NEUF」も革のドレープが美しくて素敵。より新しいモデルの「CYME」はマザーズバッグとして使ってもぴったりなくらい、たっぷり入る大きさなのに軽いうえに、マグネットを使って折り畳んで形を変えればよりエレガントにも使える、無敵のバッグです。

2020年夏、パリ2区リシュリュー通りにオープンしたフラッグシップショップは、まさに「ポレーヌ」の世界観を体現するような場所。歴史ある国立図書館と、オペラ地区の喧騒が嘘のように静かなルヴォワ公園の間に佇む、パリらしい美しい石造りの建物。女性インテリアデザイナーが手がけた内装は、階段やアルコーブの優雅な曲線、そしてプリーツやドレープなどのディテールが穏やかでフェミニンな空間を生み出しています。このお店でお気に入りのバッグを見つけられたら最高!なのですが、すぐにパリには来られないという方には=日本語公式サイト=でオンラインショッピングも可能です。

ちなみにNetflixで配信中の『エミリー、パリへ行く』シーズン2では「ポレーヌ」のバッグがいろいろ登場しているそうですよ。たとえば波打つような革が花の彫刻のような個性的なバッグ「NUMÉRO HUIT MINI」。このバッグのフレッシュアーモンドカラーを、エミリーがフランス語学校のクラスで使うシーンがエピソード4で見られます。


INFORMATION

Polène - ポレーヌ

住所パリの地区マップ
69 rue de Richelieu 75002 (地区:オペラ )
TEL
01 43 31 87 39
最寄り駅メトロ路線図
Pyramides 7,14番線、Bourse 3番線
営業日
毎日11:00-19:30
定休日
無休
カード
VISA, MASTER, AMEX
https://jp.polene-paris.com
他店舗
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