映画『パリタクシー』と一緒に巡るパリ!2023年4月7日公開


© 2022 – UNE HIRONDELLE PRODUCTIONS, PATHE FILMS, ARTÉMIS PRODUCTIONS, TF1 FILMS PRODUCTION

2023年4月7日(金)から、パリを満喫できると話題のフランス映画『パリタクシー』が、新宿ピカデリーや角川シネマ有楽町での公開を皮切りに、全国順次ロードショーされます!現在94歳の国民的大スター、リーヌ・ルノー(Line Renaud)と、人気コメディアンから実力派俳優・監督となったダニー・ブーン(Dany Boon)が共演する本作は、昨年フランス初登場No.1を飾り、プライベートでも仲の良い二人の掛け合いに多くの観客たちが笑い、そして泣きました。

パリの東から西へと、マダムを乗せて走る、しがない運転手の1日の物語。パリを大横断するタクシーの窓には、数々のパリの名所が映ります。ここ数年、パリやフランスに訪れることが叶わなかった方々が多いと思いますが、この映画には、懐かしいパリの風景がたくさん登場します。日本にいながらにして、パリの空気と、フランス人のエスプリに富んだ会話を思う存分楽しめます!


© 2022 – UNE HIRONDELLE PRODUCTIONS, PATHE FILMS, ARTÉMIS PRODUCTIONS, TF1 FILMS PRODUCTION

こちらの記事では、『パリタクシー』の聖地巡礼が楽しめるロケ地を紹介しています。一部、映画の内容に触れていますのでご注意ください。事前情報ゼロで映画を見たい方は、映画鑑賞後にこのページで答え合わせをしてみてくださいね。気にならない方はこのページでロケ地を予習してから映画を見ると、さらに楽しめますよ〜。

さらに、上映劇場で購入できる『パリタクシー』のパンフレットに、トリコロル・パリがスポットのセレクトと文章を手がけたパリのマップが掲載されいています!(このページの一番下に写真あります)以下のウェブ版マップとはまた違った内容ですので、ぜひ劇場でパンフレットをチェックしてみてください。

〜あらすじ〜
パリでタクシー運転手として働くシャルルは、人生最大の危機を迎えていた。金なし、休みなし、免停寸前。このままでは最愛の家族にも会わせる顔がない。そんな彼のもとに偶然、あるマダムをパリの東側に位置する郊外の町から、西側の町まで送るという依頼が舞い込む。マダムの名はマドレーヌ、年は92歳。終活に向かう彼女はシャルルに「ねぇ、寄り道してくれない?」とお願いをする。長い人生を過ごしたパリの街には秘密がいっぱい。寄り道をする度、並外れたマドレーヌの過去が明かされていく。そして単純だったはずのドライブは、いつしか2人の人生を大きく動かす驚愕の旅へと変貌していく。

〜予告編〜




『パリタクシー』ロケ地マップ

*一部、映画の内容に触れていますのでご注意ください*

〈ロケ地①〉BRY-SUR-MARNE ブリ=シュル=マルヌ →Google MAP

© 2022 – UNE HIRONDELLE PRODUCTIONS, PATHE FILMS, ARTÉMIS PRODUCTIONS, TF1 FILMS PRODUCTION

マドレーヌの自宅があるパリ東部に位置する郊外の町で、パリ中心部から12.6kmの距離。あまりの遠さに、最初、シャルルがこの仕事を渋った理由が分かりますね。古代より人々が暮らしていたマルヌ川沿いの地域で、かつては裕福なパリ市民の別荘地でもありました。開発が進んだ現在も閑静な住宅街の姿を保っています。

〈ロケ地②〉VINCENNES ヴァンセンヌ →Google MAP

マドレーヌが生まれ育ったパリ東部の町。かつてフランス王の狩場だった広大なヴァンセンヌの森には、ヴァンセンヌ城、動物園、競馬場、花公園、池などがあり、今も市民の憩いの場として親しまれています。

〈ロケ地③〉AVENUE PARMENTIER パルマンティエ大通り →Google MAP

© 2022 – UNE HIRONDELLE PRODUCTIONS, PATHE FILMS, ARTÉMIS PRODUCTIONS, TF1 FILMS PRODUCTION

マドレーヌの母が働く劇場があった大通り。18世紀に家畜の飼料用だったジャガイモを、食用として紹介した農学者パルマンティエが名前の由来。様々なお店やバー、劇場が並び、庶民的でにぎやかな界隈。

〈ロケ地④〉PONT D’ARCOLE アルコル橋 →Google MAP
〈ロケ地⑤〉CONCIERGERIE コンシェルジュリー →Google MAP
〈ロケ地⑥〉PALAIS DE JUSTICE パレ・ド・ジュスティス →Google MAP

© 2022 – UNE HIRONDELLE PRODUCTIONS, PATHE FILMS, ARTÉMIS PRODUCTIONS, TF1 FILMS PRODUCTION

マドレーヌとシャルルがタクシーを降りて、二人で仲良く一服するアルコル橋は、パリ右岸のパリ市庁舎とシテ島を結ぶパリ初の鉄橋。1944年のパリ開放時には自由フランス軍の戦車が通りました。

コンシェルジュリーはアルコル橋から見えるかつての牢獄。14世紀にフィリップ4世の王宮として建てられ、のちにマリー・アントワネットが投獄されたことでも知られています。見学には同じくゴシック様式でステンドグラスが有名な礼拝堂サント・シャペルとの共通チケットがおすすめです。

若きマドレーヌが裁かれた裁判所パレ・ド・ジュスティスは、現在もフランスの最高裁判所として利用されています。

〈ロケ地⑦〉TOUR EIFFEL エッフェル塔 →Google MAP