〈マルナオ パリ〉日本の卓越した職人技が込められた箸

1939年、新潟県三条市に創業した「マルナオ 」は、黒檀やスネークウッドをはじめとする貴重な硬木を用いて、職人たちがひとつずつ丁寧に手作りする箸やカトラリーで知られる老舗メーカー。創業当時は墨坪をはじめ、糸巻、千枚通しといった伝統的な大工道具が主要な製品でしたが、三代目社長・福田隆弘さんの発案により、2003年からは上質な箸を手作りするメーカーとして日本だけでなく、海外にもその名をとどろかせています。

3代にわたり80年もの歴史を誇る「マルナオ 」が、2019年11月に初めての海外直営店となる「MARUNAO PARIS」をパリ7区にオープンしました。場所は、パリ左岸の老舗デパート「ボン・マルシェ Le Bon Marché」から歩いて10分ほどのところにあるRue Rousselet(ルスレ通り)33番地。注目のレストランやシリル・リニャックのパティスリー、エリック・カイザー、先ほどオープンしたばかりのリヨン発人気ショコラティエ、ベルナシオン(関連記事→入手困難なショコラティエがついにパリ店オープン)などが点在するグルメな界隈です。




ミニマルな日本のZENスタイルと洗練されたフランスらしさを体現した店内には、ブランドの顔とも言えるお箸はもちろん、箸置き、スプーン、フォーク、カップといった、フランスの食生活に寄り添うカトラリーや食器が整然と並びます。

黒檀や紫檀など、各国から箸作りに最適な素材を厳選し、木材の乾燥から切削、選定、組立て、成形、研磨まで、職人たちがすべて新潟の工房で丁寧に作り上げた箸やカトラリーの美しさは、まるで芸術作品のような佇まいで、普段使い慣れているお箸の素晴らしさを再発見できます。杢目や色合い、素材の特徴、箸先の細さ(3ミリ、2.5ミリ、1.5ミリ)によって、上箸、特上箸、極上箸という3つのランクに分けられています。バイオリンやステッキなどに用いられる密度の高いスネークウッドという素材でできた珍しい箸もあります。

マルナオの箸の特徴の一つでもある飾りは、繊細な象嵌技術により 木材と人工大理石などの異素材を組み合わせたもの。本来、絵柄などをプリントする箸とは違い、使い続けても模様が消えることはありません。

壁一面に飾られた様々な箸を手に取って、持った感触や使い心地、重さやバランスをひとつずつ自分で確かめられるのが、このお店の良いところ。毎日使うものだけに丁寧に吟味して、自分のお気に入りの箸を見つけたいものです。箸先を口に入れた時の口当たりによって、料理の味やおいしさの感じ方も異なるそうです。




箸のほかにも、木製のスプーン、ナイフ、フォーク、カップなど、優しい口当たりのカトラリーも人気です。また、ペンや定規、ペーパーナイフなどの文具、すべて天然木材を使用した品々も揃います。

著名なフランス人スターシェフからも支持される「マルナオ」の箸やカトラリーは、食通でテーブルウエアへのこだわりも強いパリジャン、フランス人たちをもきっと魅了することでしょう。日本人が世界に誇れる素晴らしい贈り物として(もちろん自分へのプレゼントとしても!)、上質な箸やカトラリーを選ぶのも粋ですね。職人の技と心意気が込められた逸品が揃う「MARUNAO PARIS」へぜひ一度足を運んでみてください。


INFORMATION

Marunao Paris - マルナオ

住所パリの地区マップ
33 rue Rousselet 75007 Paris (地区:エッフェル塔/アンヴァリッド )
TEL
01 71 50 50 51
最寄り駅メトロ路線図
Vaneau 10番線、Duroc 13番線
営業日
火〜土 11:00〜19:00
定休日
日・月
カード
Visa、Master、Amex
http://www.marunao.com
他店舗
〈本店〉新潟県三条市矢田1662-1 / 〈東京・青山〉東京都渋谷区神宮前5-47-13
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