La Boutique du Conseil Constitutionnel

パレ・ロワイヤルの一角に、「La boutique du Conseil constitutionnel(憲法院のブティック)」というちょっぴり”お堅い”名前のブティックが誕生しました。

憲法院(憲法評議会)とは、さまざまな法律の合憲性を審査したり、選挙が公正に行われているかを監視する機関のこと。とても大切な役割を果たしているのに、意外と知られていないこの機関をより広く知ってもらう目的で生まれたのがこのブティックです。




「憲法院のお店って、何があるんだろう?」って疑問に思いますよね?第五共和政と憲法院のシンボルをモチーフにしたグッズ、と聞くと、ますますイメージが湧きづらいですよね。安心してください!つまりは、憲法院のロゴで使われているトリコロールカラー(青と赤が国旗よりもより深みのあるシックな色使い)を基調に、「自由・平等・博愛」「共和国」などのキーワードを散りばめたステキな雑貨やステーショナリー、パリ関連の書籍などが揃っています。(→オンラインショップ)トリコロル・パリも大好きなマコン・エ・レスコアのRépublique(共和国)や雄鶏ブローチもあります。フランス好きな人への、ありきたりじゃないお土産アイデア探しにぴったりの場所です。

特に、このブティックのオープンを記念して、アーティストのパスカル・ブラン=ダールさんが新たにデザインした100%メイド・イン・フランスのアイテムに注目!ノート、鉛筆、傘、靴下、水筒などに、「憲法院」にちなんだキーワードがユーモアたっぷりにあしらわれています。憲法・法律用語は難しいものもありますが、誰に見られても決して恥ずかしくない言葉ばかりだし(笑)とにかく色が良くてオシャレなのでいいんです!


靴下「Liberté d’aller et venir」=「往来の自由」まさに靴下にぴったりなフレーズ。そしてコロナ禍ではますます心に沁みるこの言葉…よく見ると、タグには「1789年・人間と市民の権利の宣言 ・第2条」とあります。


折りたたみ傘「Principe de précaution」=「予防原則」念のためにカバンに入れておきたいのが折りたたみ傘ですよね…


左:A5サイズのノート
すべての法律が従うべき、憲法とそれに付随する規定をまとめて「Bloc de constitutionnalité」と呼びます。ノートパッドという意味のBlocとかけて。
中央:ノート
「QPC=question prioritaire de constitutionnalité」とは「合憲性優先問題」のこと。
右:ノート
「question prioritaire」=「(合憲性)優先問題」のこと。
下:赤い鉛筆
「liberté d’expression」=「表現の自由」。これが鉛筆に書いてあるのがまたいいですよね。
下:青い鉛筆
「Conseil des sages」=「賢人の評議会」憲法院の構成員のことをこう呼びます。

🇫🇷このリボンとシールはフランス好きにはたまらない!

ひと味違うお土産探しに、ぜひ次回のパリ旅行に立ち寄ってくださいね。当分パリに来られないという方も、「ブティック・ドゥ・ミュゼ」オンラインショップで購入すれば日本への発送も可能です!


INFORMATION

La Boutique du Conseil Constitutionnel - 憲法評議会のブティック

住所パリの地区マップ
24 Galerie de Chartres 75001 (地区:オペラ )
TEL
01 40 13 48 50
最寄り駅メトロ路線図
Palais Royal Musée du Louvre 1,7番線
営業日
火-日 11:00-19:00
定休日

カード
Visa, Master
https://www.boutiquesdemusees.fr/fr/boutique/musees/conseil-constitutionnel/
他店舗
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