20周年を迎えたパンの祭典が開幕!

フォアグラ、エスカルゴ、ワインなど、フランスを象徴する食べ物のなかでも、実際にフランス人の食卓にのぼる回数が一番多いのはやはり「バゲット」ではないでしょうか。朝・昼・晩、ときにはおやつまで、フランスの食生活に欠かせない存在です。そんなパンを主役に毎年フランス全国で開催されるお祭り、Fête du Pain(パン祭り)が今年も5月8日〜17日まで開催されています。記念すべき20周年を迎えた今年は、パンやブランジュリー(パン屋さん)の仕事のことを子供たちにより身近に感じてほしい、という願いを込め、20年前の第1回と同様に「パンと子供」がテーマになっています。



パリではシテ島のノートル・ダム大聖堂前広場に面積1100㎡もの巨大なテントが設置され、たくさんの職人たちが実際にパン生地をこね、焼いてパンを作る様子を間近に見たり、試食したりすることができます。会場はパンの香ばしい香りに包まれ、もうたまりません…(笑)!

スーパーで買える工業的に作られたパンもたくさん出回っていますが、本物のパン職人たちが手作りするパンの味とは比べものになりません。フランスの伝統の技を後世に伝えていきたいという願いのこもったイベント。ノートル・ダム見学のついでにぜひ覗いてみてくださいね。(テントへの入場は無料)

La Fête du Pain
期間:5月8日〜17日
場所:ノートル・ダム大聖堂前の広場
時間:9:15〜18:00

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