エッフェル塔にほど近いセーヌ川沿いにあるパリ日本文化会館で、2月25日から3月1日まで「パリ×京都 京友禅の未来」というイベントが開催されます。
京友禅協同組合連合会が2013年春に服飾意匠図案コンクールとしてフランスで新しいイメージの「きもの」のデッサンを募集。79点の応募から、入賞した9作品をもとに、京都の職人が数ヶ月をかけて友禅のきもの9点を作り上げました。
今回のイベントでは、応募時のデッサン画、友禅の職人がアトリエで使う染織の道具、そして実際に仕上がったきもの(テキスタイル)が展示されており、友禅の職人がデッサンのモチーフをどのように解釈し、どのような道具を使って仕上げたか、イメージしながら鑑賞するとますます楽しめそう。私たち日本人でも普段なかなか目にすることのない友禅の世界を再発見できる絶好の機会となっています。
フランス人の感性から生まれたデザインのきものは、日本の伝統柄とはまた異なる魅力があって、きものを着たい気持ちが盛り上がりそうです。
パリ×京都 京友禅の未来
Paris-Kyoto, L’avenir de la teinture
2月25日(火)~3月1日(土) ※2月26日(水)は休み
時間:月、火、木~土 12:00~19:00(木は~20:00)
住所:パリ日本文化会館(101 bis, quai Branly 75015 Paris)
メトロ:Bir Hakeim 6番線、徒歩0分
www.kyoyuzen.jp/pourkimono/