特別鑑賞券を5組10名様にプレゼント!
マリリン・モンローやカトリーヌ・ドヌーヴを抑えて、「今世紀最高の女優」(仏CSA調べ)に選ばれた名女優、ロミー・シュナイダー。没後40年を記念して、彼女が主演した7作品を一挙に上映する「没後40年 ロミー・シュナイダー映画祭」が開催されます。東京のBunkamura ル・シネマ(8月5日〜25日)を皮切りに、全国順次ロードショーを予定。今回は、配給会社マーメイドフィルムさんとのコラボ企画として、Twitterをフォロー&RTで、全国で使える特別鑑賞券を5組10名様にプレゼントいたします!応募方法はこのページの下までスクロールしてください。
オーストリア、ウィーンの名門俳優一家の家に生まれたロミー・シュナイダー。不遇の幼少時代を過ごすも頭脳明晰で独立心旺盛だった彼女は14歳で俳優になることを決意。多くの傑作・話題作に出演し世界最高峰の女優として名を馳せた一方、アラン・ドロンとの恋、破産、元夫と息子の死などスキャンダルやゴシップが付き纏う壮絶な人生を送りました。憂いを帯びながらも、射るような強い力を放つロミーの眼差しは、多くの人々をとりこにし、今もフランスで根強い人気を誇る俳優の一人です。上映作品は日本劇場初公開2作品を含む全7本。アラン・ドロンと共演した名作『太陽が知っている』やその他2作品も4Kデジタルリマスター版で鑑賞できる貴重な機会です。
上映作品
『太陽が知っている 4K デジタルリマスター版』(1969年)
監督:ジャック・ドレー
出演: アラン・ドロン、ロミー・シュナイダー、モーリス・ロネ、ジェーン・バーキン
©️1969 SNC (Groupe M6)
バカンスを過ごしていたジャン=ポールとマリアンヌだが、マリアンヌが招待したハリーと娘ペネロープがやってきてから雰囲気は一変した。ハリーはマリアンヌの元恋人で、ジャン=ポールはハリーに劣等感を抱えていたのだ…。4人の男女の思惑が官能的かつ不穏に交錯し合う、太陽が眩いサントロペの別荘を舞台にした心理サスペンス。『太陽がいっぱい』の主演俳優ふたりが再共演した。
『マックスとリリー』(1971年) ※日本劇場初公開
監督:クロード・ソーテ
出演:ミシェル・ピコリ、ロミー・シュナイダー、フランソワ・ペリエ、ベルナール・フレッソン
©️1971 STUDIOCANAL
裕福な家庭の出身の男マックスは、犯罪者たちを必ず逮捕するという執念を燃やす一匹狼の刑事。しかし銀行強盗をとり逃してしまい忌々しい気持ちでいたところ、旧友アベルにばったり出くわす。アベルはチンピラの仲間たちと車や廃品などを盗んで生計を立てていた。アベルが連れてきた美しい娼婦リリーとも出会い、マックスは彼らが強盗を謀るように画策するのだが…ミシェル・ピコリとロミー・シュナイダーの名演から目が離せない。
『夕なぎ』(1972年)
監督:クロード・ソーテ
出演:ロミー・シュナイダー、イヴ・モンタン、サミー・フレイ、イザベル・ユペール
©️DR
画家の夫と別れ、ひとり娘と家を出たロザリーは、今は自動車解体業者のセザールと同棲中。そんなある日、ロザリーはかつての恋人ダヴィッドと出会う。全く異なるタイプのふたりの男性に愛される女性ロザリーをロミーが知的な魅力と共にドライに演じる大人のラブストーリー。イヴ・サンローランの衣装も見どころの一つ。
『離愁 4K デジタルリマスター版』(1973年)
監督:ピエール・グラニエ=ドフェール
出演: ジャン=ルイ・トランティニャン、ロミー・シュナイダー、アンヌ・ヴィアゼムスキー
©️1972 STUDIOCANAL
1940年、ラジオの修理屋を営む平凡な男ジュリアンは、ドイツ軍の侵攻のため妻子とともに住み慣れた村を出なければならなかった。妊娠中の妻と子供は客室に乗せ、自分は家畜車で移動するジュリアン。ある駅にて、彼は列車に乗り込もうとする若い女性アンナと出会う。最初は言葉も交わさなかったふたりだが、次第に求め合うようになってゆき…終始シンプルな黒いワンピースにひっつめた髪といういでたちながら、画面に存在感を漲らせるロミーの感動的な表情とそのラストシーンは忘れ難い。
『華麗なる女銀行家 4K デジタルリマスター版』(1980年)
監督:フランシス・ジロー
出演:ロミー・シュナイダー、ジャン=ルイ・トランティニャン、ジャン=クロード・ブリアリ、マリー=フランス・ピジェ、ダニエル・オートゥイユ
©️1980 STUDIOCANAL-France 3 cinéma
フランスの金融界を揺るがせた実在の女性、マルト・アノーの生涯をベースに、第一次大戦後、貧しい帽子売りから金融界に進出、フランス初の女銀行家となった女性エンマ・エケールの姿を描く。ゴダール、ロメール、トリュフォーらの作品に多数出演した名優、ジャン=クロード・ブリアリや同じくヌーヴェル・ヴァーグの作品に欠かせないマリー=フランス・ピジェ、『離愁』でもロミーと共演したジャン=ルイ・トランティニャンと豪華な俳優陣が顔を揃え、モリコーネの音楽が映画を彩る。
『サン・スーシの女』(1982年)
監督: ジャック・ルーフィオ
出演:ロミー・シュナイダー、ミシェル・ピコリ、ヘルムート・グリーム、ドミニク・ラブリエ、ウェンデリン・ウェルナー
©️1982 —TF1 INTERNATIONAL – FRANCE 2 CINEMA – CCCFILMKUNST
人権擁護委員会の代表である主人公マックスはパラグアイ大使との会見席上、彼の本名を確認すると打ち殺してしまう。マックスは留置所に面会にきた妻にいきさつを語り始める…ナチスへの憎悪と、父を殺された自分を育ててくれた義母への愛情、辛苦の体験を現代と交錯させて描く。本作の撮影は、ロミーが息子ダヴィットを不慮の事故で亡くした3ヶ月後に始められ、また彼女の遺作になった。実の息子と同い年ぐらいのマックスを演じるウェンデリン・ウェルナーを見つめるロミーの悲痛ながらも美しい表情をカメラはとらえている。
『地獄』(2009年) ※日本劇場初公開
監督: セルジュ・ブロンベルグ、ルクサンドラ・メドレア
出演: ロミー・シュナイダー、セルジュ・レジアニ、ベレニス・ベジョ、ジャック・ガンブラン
©️2009 Lobster Films / France 2 Cinema
名匠クルーゾー監督によって1964 年に製作が開始されるも、監督が病に倒れて未完となってしまった幻の映画『地獄』。その残されたフィルムと関係者の証言などで構成されたドキュメンタリー。妻の浮気を疑う夫の妄想がめくるめく映像美で表現され、ロミーが一糸まとわぬ姿で線路に横たわるシーンなど断片的ではあるものの強烈なイメージが垣間見られる。独特なメイクを施し濃艶な表情を見せるロミーにただただ圧倒されるが、天真爛漫なオフショットも多く収録されている。
特別鑑賞券を5組10名様にプレゼント!
トリコロル・パリとマーメイドフィルムのコラボ企画。両方のツイッターアカウントをフォローして、トリコロル・パリの本企画該当投稿をリツイートするだけで気軽に参加できます。
|応募期間|
2022年7月22日(金)〜7月28日(木)23:59 締め切り
|応募方法|
◉ トリコロル・パリと【没後40年 ロミー・シュナイダー映画祭】公式の両方のツイッターアカウントをフォローする。
◉ トリコロル・パリのこのプレゼント企画に関する投稿をリツイートする。
|連絡方法|
5名様の当選者決定後、ツイッターのDMに【没後40年 ロミー・シュナイダー映画祭】公式アカウント(@romyfilms)から個々にその旨をご連絡いたします。折り返し、お名前とご住所を返信いただき次第、ペアの特別鑑賞券を郵送いたします。
|ご注意|
・プレゼントの鑑賞券は全国の上映劇場でご使用頂けます。
・現在、東京Bunkamura ル・シネマの開催期間(2022年8月5日〜25日)は決定しておりますが、全国での上映期間は決定次第、随時公式HPにて発表されます。
・映画祭開催中のお好きな映画・時間を1つお選びいただけます。公式HPから上映時間をご確認頂けます。
・2名様で同じ映画をご覧いただけます。
・特集上映終了後は無効になります。
・DMへの返信が特集上映中に頂けない場合は、当選が無効となりますのでご了承ください。
没後40年 ロミー・シュナイダー映画祭
期間:2022年8月5日(金)〜8月25日(木)(東京 Bunkamura ル・シネマ)
劇場:東京 Bunkamura ル・シネマ他、全国の劇場で順次公開
料金:当日一般 ¥1,800、大学生 ¥1,200(平日)/¥1,500(土日祝)、小中高生 ¥1,000、毎週水曜 ¥1,200均一
\Bunkamura ル・シネマでトークイベント開催!/
8月6日(土) 13:25『 夕なぎ』上映後─登壇者:秦早穂子さん(映画評論家)
8月11日(木・祝) 18:40『 華麗なる女銀行家』上映後─登壇者:芳野まいさん(フランス文学研究者)
8月13日(土) 15:40『 マックスとリリー』上映後─登壇者:坂本安美さん(アンスティチュ・フランセ日本 映画プログラム主任)
オフィシャルサイト:http://romyfilmfes.jp