
気がついたらパリ・オリンピックが開催されてからあっという間に1年が経とうとしています。五輪期間中、パリの街のど真ん中、チュイルリー公園に設置された気球の形をした聖火台は、とても印象的でした。そして今年の夏も、6月22日(日)から9月14日(日)までこの聖火台が、チュイルリー公園に戻ってきます!「オリンピック」に関わる表記は一切なくなり、「Vasque Paris 2024」と名づけられた気球は、日中は地上に置かれて間近で見ることができ、夜になれば再び浮かび上がる姿を眺めることができます。
→パリ・オリンピック雑記 〜昼間の聖火台を見に行く〜
→パリ・オリンピック雑記 〜夜空に浮かぶ聖火台を見に行く〜
オリンピック期間中、この聖火台に近づくため20万件以上の予約があったそうですが、今回は予約不要で自由に無料でアクセスできます。
ヘリウムで膨らんだバルーンと、光の炎のリングは、午前10時から点灯し、庭園が閉園した後、昨年同様に毎晩飛び立ちます。パリ上空に数時間浮かんだ後、午前1時頃に降下し、点灯が消えます。強風など天気によっては飛ばないこともあるので、最新情報は<公式サイト(英語あり)>で確認しましょう。

見た目はオリンピックの時と同じですが、より丈夫な新しいバルーンとリングが設置されました。炎は、昨年同様、実際の炎ではなく、EDF(フランス電力)によって開発された100%電気で作られた、火を使わず、水蒸気、霧、そして光で構成される炎です。40台のLEDプロジェクター、32台のファン、そして高圧ノズルによって作られています。
チュイルリー公園・夏季の開園時間
〜7月31日:7:00〜22:00
8月中:7:00〜22:30
9月1日〜14日:7:00〜20:30
聖火台へのアクセスが可能な時間
10:00〜21:30