『ママン -世界中の母のきもち-』


「世界中のお母さん、あなたがあなたでありがとう」内田也哉子


世界中の母親の気持ちに寄り添う1冊として、世界各地で人気を集めたフランス語の絵本『Maman』。遂に、『ママン-世界中の母のきもち-』というタイトルで日本語翻訳版が2021年4月14日に発売されます!フランス語圏の国をはじめとする多くの読者に支持され、世界累計24万部を超えるベストセラーとなりました。世界中の母親が子を慈しむ気持ちや、繰り返される日々の中で奮闘する姿、母と子のかけがえのない一瞬を詩的につづった大人の絵本は、きっと日本に暮らす私たちの心にも強く響くことでしょう。

日本語の訳を手がけたのは内田也哉子さん。ひとつひとつ丁寧に選ばれたことばたちが、時に喜び、憧れ、迷い、苦しむ「母のきもち」を紡ぎます。ボローニャ国際児童図書展で注目の作家カンタン・グレバンさんの美しいイラスト、力強さと深い愛情を感じさせるエレーヌ・デルフォルジュさんの世界観を、内田也哉子さんの愛にあふれた翻訳でお楽しみいただけます。今回、トリコロル・パリは、この絵本の日本語版に制作協力として携わらせていただきました。大変光栄です!お母さんとして、お父さんとして、娘として、息子として・・・さまざまな立場で違った感じ方を楽しめる1冊です。ぜひ、お手に取ってご覧ください。

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『ママン -世界中の母のきもち-』
価格:2,400円+税
サイズ:A4判 297×210mm
ページ数:68ページ(フルカラー)
装丁:ハードカバー
発行元 :パイ インターナショナル
発売日:2021年4月14日
ISBN:978-4-7562-5444-3 C8798
作:エレーヌ・デルフォルジュ
絵:カンタン・グレバン
訳:内田也哉子
→ 出版社の紹介ページ

訳者あとがきより
初めから「お母さん」である女性は誰ひとりいません。血のつながりがあろうと、なかろうと、この世に生まれてきた子どもと何かを共有し心を通わせるところから母親は、はじめの一歩を踏み出します。きっと、子を育てる世の女性たちは、繰り返される日々の中で、転んだり、ぶつかったり、試行錯誤して、いつしか母になるのでしょう。

|著者|
カンタン・グレバン
1977年ブリュッセル生まれ。ブリュッセルのサン・リュック美術学院でイラストを学び、卒業後すぐにデビュー作となる絵本をミジャード社から出版。以来、子どものためのお話から古典の名作まで幅広くイラストを手がけ、ボローニャ国際児童書展で何度も入選。世界中で著書が翻訳出版されている。邦訳された著書に『ナイチンゲール』『おやゆびひめ』(ともに岩波書店)、『きづいてパンダさん』(潮出版社)などがある。

エレーヌ・デルフォルジュ
文学を専攻したのち、教師・ジャーナリスト・コラムニストとして活動。『ママン』が初の著作となる。同じくカンタン・グレバンとの共著に『Amoureux(恋人たち)』(未邦訳)がある。

内田也哉子
1976年東京生まれ。エッセイ執筆を中心に、翻訳、作詞、バンド活動(sighboat)、ナレーションなど、言葉と音の世界に携わる。幼少のころより日本、米国、スイス、フランスで学ぶ。三児の母。著者に『ペーパームービー』(朝日出版社)、『会見記』『BROOCH』(ともにリトルモア)、中野信子との共著に『なんで家族を続けるの?』(文春新書)、樹木希林との共著に『9月1日 母からのバトン』(ポプラ社)など。絵本の翻訳作品に『たいせつなこと』(フレーベル館)、『岸辺のふたり』(くもん出版)、『ピン! あなたの こころの つたえかた』(ポプラ社)、『こぐまとブランケット 愛されたおもちゃのものがたり』(早川書房)などがある。




『ママン -世界中の母のきもち-』
価格:2,400円+税
サイズ:A4判 297×210mm
ページ数:68ページ(フルカラー)
装丁:ハードカバー
発行元 :パイ インターナショナル
発売日:2021年4月14日
ISBN:978-4-7562-5444-3 C8798
作:エレーヌ・デルフォルジュ
絵:カンタン・グレバン
訳:内田也哉子
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