パリを中心とするイル・ド・フランス地方の大気汚染レベルが高まり、先週の金曜から日曜にかけて公共交通機関が無料になったというニュースを先日お伝えしましたが、その続報です。公共交通機関無料の措置は3月17日(月)も継続が決定。
さらに、17日(月)の午前5時30分からまる一日、パリ市内、セーヌ・サンドニ県、オードセーヌ県、ヴァル・ドゥ・マルヌ県でついに交通規制が行われることが決まりました。
17日(月)に通行が可能なのは、
● 四輪、二輪いずれもナンバープレート末尾の番号が奇数の車
● すべての電気自動車、ハイブリッド車、LPG車
● 3人以上が乗車している車
● タクシー、自動車教習所の練習車
さらに必要に応じて、18日(火)まで交通規制が継続される可能性もあります。
パリでこのような交通規制が実施されたのは1997年以来。当時、パリの交通量は20%減少しましたが、市民の不満も多く、その後一度も再開されることがなかったそうです。
雨の多かった冬が終わり、ようやく青空の広がる爽やかな春がやってきた!と思ったのに、屋外で100%満喫する気分になれないなんて本当に残念です…
ナンバーブレートの語尾の数字、奇数は75とか93のような右下のコードは適用していますか?
75や93などの県番号は無視して、車それぞれについている番号の末尾で判断するようです。