ゲルハルト・リヒター 展
Gerhard Richter
2025年10月17日(金)〜2026年3月2日(月)
現代アートの巨匠の一人、ゲルハルト・リヒターの大規模な展覧会がルイ・ヴィトン財団美術館で始まりました。
1932年に東ドイツのドレスデンで生まれたゲルハルト・リヒターは、ドレスデン美術アカデミーで古典的な教育を受けたのち、1961年に妻とともに西ドイツへ亡命しました。初期の作品は、新聞や雑誌から切り取られた写真、リヒターが東ドイツに残してきた家族の写真をもとにしています。これらの作品は、まだ乾いていない絵の表面の上を筆で滑らせることによって生み出される特徴的な「ぼかし」が見られます。長いキャリアの中で、肖像画、静物画、風景画、そして時代の重大な出来事や問題を扱う歴史画など、さまざまなジャンルの絵画を制作してきたこと、自然を直接観察したり、モデルを前にして描いたりすることがない、というのも彼の作品の大きな特徴です。
この展覧会では、1962年から2024年までに制作された275点におよぶ油彩画、鋼鉄およびガラスの彫刻、鉛筆やインクによる素描、水彩画、そして彩色写真が一堂に会します。
1962〜1970 写真をもとに描く
ルディ叔父さん 1965
1971〜1975 表現のあり方を見直す
Annunciation after Titian 1973
1976〜1986 抽象表現の探求
Lilac 1982
1987〜1995 陰鬱な思索
Gudrun 1987
1983〜2008 紙の上
1992年1月 1992
1992〜1999 思索のひととき
Reader 1994
2001〜2013 絵画表現の新たな展望
Cage 2006
Strip 2011
2014〜2017 絵画的な哀歌
ビルケナウ 2014
2017〜2025 制作を続ける
3.8.2023
INFORMATION
ゲルハルト・リヒター 展 / Gerhard Richter
場所ルイ・ヴィトン財団美術館
期間
2025年10月17日〜2026年3月2日
開館日
月、水、木 11:00-20:00、金 11:00-21:00、土、日 10:00-20:00
休館日
火、12/25、1/1
住所 →パリの地区マップ
8 Avenue du Mahatma Gandhi 75116
最寄り駅 →メトロ路線図
Les Sablons 1番線
料金
16€、25歳以下10€、17歳以下5€、2歳以下無料
パリ・ミュージアム・パス
不可
→https://www.fondationlouisvuitton.fr/en/evenements/exposition-gerhard-richter
