昨年の10月末、ブローニュの森にオープンしたルイ・ヴィトン財団美術館にとうとう行ってきました!子供向けの遊園地などがあるアクリマタシオン公園があるほかは、周りは木々のみというなかに突如として美術館の建物が現れるというニクい演出。ガラスの帆を張った船のようなこの建物が目に飛び込んでくると、なにか感動的な気持ちになってしまいました。
誤解を恐れずに書けば、この美術館で一番重要な美術品は、世界的な建築家、フランク・ゲーリーの作であるこの建築そのもの、という気がします。建築に少しでも興味のある方であれば、これを見るためだけに来ても後悔はないと思います。
入口にキラキラと輝くLVのロゴ…これだけで気分が上がるのはなぜでしょう…(笑)
これが噂の、凱旋門〜美術館間を走るシャトルバス。1€で乗れます。
地下ではデンマークのアーティスト、Olafur Eliassonの企画展「Contact」が開催中でした。なかなか写真に撮りづらいものが多くお見せできませんが、インタラクティブで楽しい内容でした。
地上階では建築家フランク・ゲーリーと、この美術館の建築がいかにして作られたかをたくさんの模型や映像とともに紹介する企画展「Frank Gehry」。
そしてさまざまな現代アーティストたちの作品が。
テラスからはラ・デファンスの高層ビルやエッフェル塔が見えるほか、何よりも、この建築の構造の一部を間近で観察することができます。