パリ・プラージュと並んでパリの夏を彩るイベント「シネマ・オ・クレール・ドゥ・リュヌ パリ月光シネマ」が第15回を迎える今年も7月末〜8月にかけて開催されます。パリの街角が巨大なスクリーンに変身して、野外で新旧の名作を楽しめる野外映画上映会。入場は無料、予約の必要はありません!「フランス語で意味がわからないからなあ…」と思われるかもしれませんが、まだまだ日が長いこの時期、暮れなずむパリの街でたくさんのパリジャン・パリジェンヌたちに混じって映画を観る体験は忘れられない思い出になりそう…野外のため出入りも自由なので、ほんの数十分でも観に行ってみる価値はアリですよ〜。
地元パリジャンじゃないとちょっと行きづらそうな会場もありますが、案外、自分の宿泊するホテルに近かったりするかもしれないので地図で確認してみてください。ちなみに今年のラインナップの目玉は、8月8日(土)にアンヴァリッドで上映される「LA MÔME(エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜)」でしょう。旅行者でも行きやすい地区ですよね。パリの夜空の下、マリオン・コティヤールの熱演を楽しみましょう。
なお、パリの夏の夜は冷えることもあるので、ストールや長袖の羽織ものなどを用意していくと安心です。
プログラム いずれも夜9時30分上映開始。
→プログラム(仏語)のPDFはこちらからダウンロードできます。
7月24日(金)「DRÔLE DE FRIMOUSSE(パリの恋人)」
監督:Stanley Donen (1957)
場所:18区 サクレ・クール寺院前
7月25日(土)「BANCS PUBLICS Versailles Rive Droite(公共ベンチ-ヴェルサイユ右岸)」
監督:Bruno Podalydès (2009)
場所:4区 ヴォージュ広場
7月26日(日)「LES ADIEUX A LA REINE(マリー・アントワネットに別れをつげて)」
監督:Benoît Jacquot (2011)
場所:14区 モンスーリ公園
7月30日(木)「TOUCHEZ PAS AU GRISBI(現金に手を出すな)」
監督:Jacques Becker (1953)
場所:12区 ルイイ公園
7月31日(金)「SEULS TWO(ふたりっきり)」
監督:Eric et Ramzy (2007)
場所:19区 フェット広場
8月1日(土)「LE PETIT NICOLAS(プチ・ニコラ)」
監督:Laurent Tirard (2009)
場所:15区 アンドレ・シトロエン公園
8月2日(日)「FRANTIC(フランティック)」
監督:Roman Polanski (1988)
場所:10区 レピュブリック広場
8月6日(木)「NINOTCHKA(ニノチカ)」
監督:Ernst Lubitsch (1939)
場所:20区 レオン・フラピエ広場
8月7日(金)「LA GRANDE VADROUILLE(大進撃)」
監督:Gérard Oury (1966)
場所:13区 ショワジー公園
8月8日(土)「LA MÔME(エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜)」
監督:Olivier Dahan (2007)
場所:7区 エスプラナード・デ・ザンヴァリッド
8月9日(日)「QUOI DE NEUF, PUSSYCAT ?(何かいいことないか子猫チャン)」
監督:Clive Donner (1965)
場所:1区 ネルソン・マンデラ公園
Cinéma au clair de lune 2015
期間:2012年8月24日~8月9日の木・金・土・日
場所:パリ各地
時間:21:30~
料金:無料、予約なし