「ガレット・デ・ロワ」を題材にした絵本『王さまのお菓子』

クリスマスが終わってからはお正月もそこそこに、暦通りに仕事始めになってしまうフランスですが、1月には嬉しいイベントが待っています。それが、トリコロルでもたびたび話題になる「ガレット・デ・ロワ」。ガレット・デ・ロワについての詳しくはこのページを見ていただくとして…フランスで愛されるこのお菓子「ガレット・デ・ロワ」と幸せをもたらすフェーヴを題材にした絵本『王さまのお菓子』が発売されました!フランス菓子・料理研究家の大森由紀子さんとエスプリ・ド・ビゴの藤森二郎さんが取材協力されており、物語とともにフランスの文化を感じられる1冊です。




作者の石井睦美さんの描く抒情豊かな文章と、絵担当のくらはしれいさんが描くクラシカルな絵の美しさに、大人も惹かれる素敵な絵本になっています。

このガレットをみんなでわいわい分け合って食べる楽しみ、フェーヴが当たるかどうかわかるまでのワクワク、王冠をかぶったときのドキドキを、大人も子供も一緒に分かち合える素敵なひととき。見つけたフェーヴにはみんな愛着があり、きれいに洗って大切にとっておきます。そんなフランスの1月の風景が、温かく描かれています。

『王さまのお菓子』

文:石井睦美
絵:くらはしれい
定価:1,650円(税込)
発売元:世界文化社
発売日:2021年12月15日

● Amazonでのご予約・ご購入はこちら ●

No Comments Yet

Comments are closed