🎄クリスマス🎄まであと少し!ということで、フランスで親しまれているクリスマスソングをご紹介します。「ジングルベル」をはじめ世界中で定番になっているクリスマスソングのフランス語版はたくさんありますが、純粋なフランス生まれのクリスマスソングでずっと歌い継がれているものが少ないのは意外でした。
🎄フランス生まれのクリスマスソング🎄
Petit Papa Noël
プチ・パパ・ノエル
「パパ・ノエル」はサンタクロースの親しみのこもった呼び方。1944年に生まれ、1946年にティノ・ロッシという歌手が歌って大人気を博し、数少ない、フランス生まれの定番クリスマスソングになりました。特にサビの「プーチーパーパーノーエール」のところはみんな必ず歌えるくらいです。宗教色をあまり感じさせない内容も多くの人に受け入れられた理由なんだとか。
🎄定番クリスマスソングのフランス語版🎄
Vive le vent
風よ、万歳(ジングルベル)
19世紀半ばのアメリカで生まれた「ジングルベル」は世界中で最も知られたクリスマスソングと言っても過言ではないでしょう。この曲が「Vive le vent(風よ、万歳!)」というタイトルでフランス語訳されたのは1948年のこと。ダリダやミレイユ・マチューなどさまざまな歌手が歌い、フランスでもまさにクリスマスを代表する歌の一つになっています。
1987〜1997年放送されたフランスの子供番組の司会として大人気だったドロテと、アンリ・サルヴァドールが歌っているバージョンをどうぞ。
Douce nuit, Sainte nuit
静かな夜、聖なる夜(きよしこの夜)
こちらもクリスマスの大定番。オーストリアで1816年に誕生しました。フランス語訳がいつできたのかははっきりわかりませんが、タイトルは「Douce nuit, Sainte nuit(静かな夜、聖なる夜)」で、さまざまな歌手がフランス語版で歌っています。
ここではダリダのバージョンをお届け。甘く優しい歌声がとっても素敵です。
Noël Blanc
ホワイトクリスマス
1940年代のはじめにアメリカで生まれたこの曲も、フランス語訳されてさまざまな歌手に歌われました。めちゃめちゃ若い1988年のセリーヌ・ディオンのバージョンをどうぞ〜。