
美術館&モニュメント





パリで一番高いモンマルトルの丘にそびえるサクレ・クール寺院は、大きなドームが特徴的な白亜の教会堂。「Sacré Coeur=聖なる心」を意味し、ロマネスク様式とビザンティン様式で建設された荘厳なバジリカ大聖堂です。187…


ルイ・ヴィトンを筆頭に、数多くの高級ブランドを保有するLVMH グループのCEO、ベルナール・アルノーは、フランス一の、そして世界でも5本の指に入る大富豪。彼が個人的に収集したコレクションと、ルイ・ヴィトン財団所蔵作品な…


マドレーヌ広場からコンコルド広場にのびるロワイヤル通りには、「王家の通り」というその名にふさわしく高級宝飾店が軒を連ねます。この通りの25番地に、これまた「王家」の名のついた小さなパッサージュの入口があります。18世紀に…

大規模な改修工事を経て2014年10月25日に再オープンするピカソ美術館。「サレ館」と呼ばれる17世紀に建てられた美しい建物に、5000点ものピカソの名作(絵画、デッサン、版画、彫刻など)が集められた、一人のアーティスト…

建築家シャルル・ガルニエの設計で1875年に落成したオペラ座(歌劇場)、オペラ・ガルニエ。ネオ・バロック様式の華やかな建築で、まさにパリを代表するモニュメントのひとつです。このオペラ座を頂点に、ルーヴル美術館に向かって延…

ナポレオン3世がパリの街を大改造していた時代の1855年に建設されたサン・ミッシェル広場は、その5年後に設置された大きなサン・ミッシェルの噴水とともに、まさにカルチエ・ラタンのシンボル的存在です。パリジャンの左岸の待ち合…

オペラ・ガルニエとコンコルド広場の間、まさにパリの中心に立つマドレーヌ寺院。フランス革命以前に建設が始まったものの、歴史に翻弄され、目的を変えながらも19世紀に完成しました。コリント式の柱が52本立つその姿は古代ギリシャ…

フランス語の「シャンソン chanson」は英語の「song」同様、「歌」というニュートラルな意味の単語ですが、日本での「シャンソン」は特別な意味のある言葉ですね。一般的に、1960年くらい以前に流行したフランスの歌謡曲…

在りし日のセルジュ・ゲンズブールがジェーン・バーキンと暮らし、3人の娘たち(ケイト・バリー、シャルロット・ゲンズブール、ルー・ドワイヨン)が育った家が、今もパリ市内に残っています。現在の所有者は、娘のシャルロット。 19…

サンジェルマン・デプレ教会から少し南に下がった場所、美しい噴水のある大きな広場に、サン・シュルピス教会がそびえています。 17世紀に建設が始まり、完成したのは19世紀。左右の大きな塔が特徴的な教会です。内部には18世紀の…

セーヌ川に浮かぶシテ島に、中世の昔からパリの移り変わりを見守ってきたノートルダム大聖堂があります。1163年に工事が始まり、1345年に完成したこのローマ・カトリック教会の聖地は、21世紀の今も世界中から訪れる人が絶えま…

チュイルリー公園、オペラ・ガルニエ、マドレーヌ広場、コンコルド広場というパリの名所に囲まれた場所にあるヴァンドーム広場は、1686年建設されました。時代の流れにしたがって広場の名前は移り変わり、ヴァンドーム広場という名前…

パリで一番大きな広場、コンコルド広場。1772年の完成当時は中央にルイ15世の騎馬像が置かれ、名前も「ルイ15世広場」と呼ばれていました。その後、フランス革命が始まると、その名は「革命広場」に改められました。ギロチンの設…