パリは世界で何番目にお金がかかる街?

先日仕事でパリに数日間滞在していた知り合いが、「マクドナルドに入ったら、セットが1000円もしたの!」と驚いていましたが、パリに暮らす人はもちろん、短期間でもパリを旅行した人なら「なんて物価が高いんだ・・・」と感じることが多々あるでしょう。最近は、円安・ユーロ高の影響もあって、ますますパリの物価高を肌で感じずにはいられません。



英週刊紙「エコノミスト」が独自に調査し、3月4日に発表した記事によると、「パリは世界で2番目に物価の高い街」であることが分かりました。世界各国140の都市を対象に、さまざまな物品やサービス160点の値段を調べ平均額を割り出したところ、第1位がシンガポール、2位がパリ、3位がノルウェーのオスロ、4位がスイスのチューリッヒ、5位がオーストラリアのシドニーという結果が出ました。

挙げられている例は以下の通り。
・パン1kg:約6.14€→バゲット250gに換算すると1本あたり1.5€
・テーブルワイン1本:約8.3€)
・タバコ1箱:約6.5€
・ガソリン1ℓ:約1.82€

さすがにパリのどんな高級な界隈に行っても、1.5€もするバゲットを売るパン屋さんは稀だと思いますが、平均値にするとパンの値段はこれぐらいの高さになってしまうのでしょうか。シンプルなサンドイッチが5€以上したり、カフェのエスプレッソが2€したり、特に日々の食に関しては高いなぁ、とつぶやく機会が多いかもしれません。

ちなみに、最も物価の安い5都市は、ボンベイ(インド)、カラチ(パキスタン)、ニューデリー(インド)、ダマスカス(シリア)、カトマンドゥ(ネパール)だそうです。

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