毎年夏至の日に開催されるFête de la Musique(音楽の祭日、音楽の祭典)が、今年も6月21日(日)にパリをはじめ、フランス各地で開催されます。一年で一番日が長く、夜10時ごろまで明るいこの日の夕方から夜にかけて、街中に音楽が鳴り響きます。どのプログラムもすべて無料で聴くことができる、というのがこのイベントの大きなポリシーのひとつ。プロのミュージシャンからアマチュアバンドまでレベルは様々ですが、音楽を愛する気持ちに満ちた楽しいイベントです。
誕生から34回を数える今年のテーマは「Vivre ensemble la musique !」直訳すると「音楽を一緒に生きよう」ですが、一緒に音楽を楽しもう、体験しよう!という気持ちが込められています。プログラムをしっかり確認して行ってもいいし、聞こえてくる音にまかせてぶらぶらと散歩してもいいし、21日にフランスにいらっしゃる方はぜひこのお祭りを目一杯楽しんでくださいね。
公式サイト:http://fetedelamusique.culturecommunication.gouv.fr(右上から英語を選択できます)
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2013年パリのFête de la Musiqueの様子はこちらのページから。
フランスで始まったこの音楽の祭典、現在では世界各国でも開催されています。日本では14回を数え、今年は関西の各都市で開催されます。
日本の音楽の祭日 公式サイト:http://www.mediatv.ne.jp/ongakunosaijitsu/
全世界のプログラムはこちらのページで国名を入力して検索できます。
なお、21日の夕方から22日の朝までパリのメトロとバスが乗り放題になる特別チケットが毎年販売されるのですが、今現在、詳細が発表されていませんので、分かり次第、またトリコロル・パリのサイトでお知らせしますね。