海外旅行に行くとき事前に調べることのひとつが、「チップを置く文化か否か」ですよね。日本では一般的でないぶん、余計気になります。チップといって思い起こすのは、やはりアメリカ。15〜20%をプラスするのが普通と言われているようです。
一方、フランスではたとえば飲食店の料金にはすでにサービス料が含まれていますし、基本的にチップは義務ではありません。周囲のフランス人を見ていても、おつりの小銭を少し残すとか、本当にサービスが良かったというときにだけ置くという人が大半。なので、ある意味、旅行者も気楽です。
そして、それを裏付けるような調査結果を発見しました。イギリスのインディペンデント紙が、バルセロナやラスベガス、パリ、プーケット、イビザなど世界の観光都市で行った調査によれば、チップをケチる国民第1位はなんとフランス人!(笑)その次がイギリス人、そしてイタリア人が続くそうです。
一方で、チップを一番はずむ国民はドイツ人とアメリカ人だそうです。
先日ドイツに行きましたが、フランスよりもずっとチップが習慣づけられているようでした。アメリカももちろんそうですよね。アメリカのサービス業の人にとっては、チップも大事な収入源と言いますし…やはり国によって習慣は違うもの。
個人的には、義務のごとくチップを置くというのはなんだか納得がいかず、やはり良いサービスに対してのアクションであるのがベストだなと思うのですが…