一人の天才バレエ少女が、数奇な運命に翻弄されながらも成長していく姿を描いた映画『ポリーナ、私を踊る』が10月28日(土)日本で公開になります!
主人公ポリーナを熱演したのは、この作品で映画デビューを果たしたアナスタシア・シェフツォワ。ダンサーとしての資質と独特の存在感が認められ抜擢されました。バレエカンパニーに所属する実力派ダンサーの彼女は、劇中ですべてのダンスに挑戦し、葛藤するポリーナの内面を見事に体現しています。
コンテンポラリーダンスカンパニーの振付家を演じるのは名女優ジュリエット・ビノシュ。元パリ・オペラ座エトワールのジェレミー・ベランガールはポリーナと息の合ったデュオで圧巻のダンスシーンを披露しています。
監督は幅広いジャンルの作品を手掛けているヴァレリー・ミュラーと、バレエダンサーでありコンテンポラリーダンスの振付家としても世界的に活躍するアンジュラン・プレルジョカージュが共同で担当。リアリティと躍動感を追求した美しい作品が誕生しました。数々の出会いと別れ、成功と挫折を味わいながらも踊り続けるポリーナの姿に、自分らしく生きることとは…と考えさせられる作品。たとえバレエのファンでなくても心揺さぶられるダンスシーンも必見です。
なお、この映画の原作はフランス漫画界期待の新星バスティアン・ヴィヴェスの作品で、数々の賞を受賞した傑作「ポリーナ」。
⬅画像をクリックするとAmazon.co.jpのページに飛びます。
==STORY==
ボリショイ・バレエ団のバレリーナを目指すロシア人の少女ポリーナ。貧しい家庭環境で育ちながらも、厳格な恩師のもとで幼少の頃から鍛えられ、将来有望なバレリーナとして期待されていた。ところが、憧れのボリショイ・バレエ団への入団を目前にしたある日、コンテンポラリーダンスと出会い、すべてを投げ打って、パートナーと南フランス(エクス・アン・プロヴァンス)のコンテンポラリーダンスカンパニーへ行くことを決意する。しかし、新天地で待ち受けていたのは夢と愛に葛藤する日々。そんななか、練習中に怪我を負い、描いていた未来が狂い始めていく。失意のポリーナが、新たにたどり着いた場所で見つけたものとは……。
=======
『ポリーナ、私を踊る』
監督:ヴァレリー・ミュラー&アンジュラン・プレルジョカージュ
出演:アナスタシア・シェフツォワ、ニールス・シュナイダー、ジェレミー・ベランガール、アレクセイ・グシュコフ、ジュリエット・ビノシュ
原題:Polina, danser sa vie/2016年/フランス映画/108分
公開:2017年10月28日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷 ほか全国ロードショー
→ オフィシャルサイト