日仏合作映画『FOUJITA』がパリでクランクイン!

今から楽しみでしょうがない日仏合作映画『FOUJITA』が先日パリでクランクインとなりました。監督の小栗康平さんのサイトに、その様子が詳しく書かれていますが、モンパルナスのブラッスリー「ラ・ロトンド」のセットでの撮影風景やプロデューサーのオサールとのスナップは見ているだけでテンションが上がりますね。



1910年に渡仏し、パリ狂乱の時代に寵児としてもてはやされた日本人画家・藤田嗣治。モディリアーニやピカソなど、エコール・ド・パリの画家たちと交流し、その当時、フランスで最も有名な日本人のひとりに数えられる人物でした(現在ももちろん有名ですが)。日本から厳しい批判を受けた戦中・戦後を経てパリに戻りフランスに帰化した彼は、晩年をランスで静かに過ごし、二度と日本に戻ることはありませんでした・・・

そんな波乱の人生を送った藤田を演じるのはオダギリジョー!最初にニュースで見たポートレートが激似でびっくり。これは期待できるでしょ〜。きっとピカソやモディリアーニのような著名人もたくさん登場するだろうから、どんな人がどんな風に演じるのかも楽しみ。

個人的に私が楽しみにしているもうひとつのポイントは、フランスのプロデューサーがクローディー・オサールだということ!81年の『ディーバ』、86年の『ベティーブルー』と『シャルロット・フォーエヴァー』、91年の『デリカテッセン』と彼女が手がけたヒット映画は数々あるけれど、なかでも一番のヒットを記録したのは2001年の『アメリ』。彼女が率いるフランスのチームと日本のチームがどんな化学反応を起こすのかワクワクしますね〜。

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