復活祭(イースター、フランス語ではPâques)は十字架にかけられたイエス・キリストが3日目に復活したことを記念する大事な祭日で、フランスでは、その翌日の月曜日も祝日になります。年によって日付が変わる移動祝祭日で、今年は4月17日(日)です。
3月に入ると、パン屋さんやパティスリー、スーパーの売場では豊穣と繁栄のシンボルである卵やヒヨコ、ニワトリ、ウサギのほか、魚、鐘など伝統的に復活祭を象徴するモチーフをかたどったカラフルなチョコレートが数多く売り出されます。
有名チョコラティエやパティシエにとっても腕の見せどころ。毎年、独創的なチョコレートがこの時期に登場します。
リッツ・パリ・ル・コントワール
フランソワ・ペレ
Ritz Paris le Comptoir
François Perret
イースターのマドレーヌ型チョコレート
LA MADELEINE DE PÂQUES EN CHOCOLAT
マドレーヌ型のブラック&ミルク&ホワイトチョコレートの中には、小さなマドレーヌ型のブラック&ミルクチョコレートや塩バターキャラメル入りチョコ、プラリネアーモンド入りチョコがたくさん入っています。
ルノートル
LENÔTRE
ホテル・ドゥ・クリヨン
Hôtel de Crillon
カカオ66%の鐘の形をしたチョコレートには、ヘーゼルナッツやアーモンド、ピスタチオ、レーズン、レモンのコンフィなどのドライフルーツがたっぷりしのばせてあり、さらに鐘をこわすと、チョコレートとプラリネの卵が見つかります。
ホテル・フーケッツ・パリ
アントニー・コクロー
Hôtel Fouquet’s Paris
Anthony Coquereau
チョコレート製の飛行船が、ホワイトチョコレート&バニラ風味のギモーヴの上を飛んでいます。飛行船の中には、ミルクチョコレート、ピンクプラリネ、ヘーゼルナッツとブラックチョコレートのクッキーが見つかります。