シャンゼリゼ大通りとジョルジュ・サンク大通りの角、ルイ・ヴィトンと向かい合う場所に19世紀末から佇む老舗ブラッスリー、フーケッツ・パリ。この美しい建物に、5ツ星パラスの最高級ホテル、ホテル・バリエール・ル・フーケッツ・パリがオープンしたのは2006年のことでした。パリの最高級ホテルでは珍しく、純粋にフランス資本のバリエールグループが経営しているだけに、まさにフランスのラグジュアリーを体現するホテルです。
BÛCHE RÉMINISCENCE
ビュッシュ「かすかな思い出」
シェフが子供時代の思い出からインスピレーションを得たという、クリスマスリースのビュッシュ。ふわふわのビスキュイに、カリカリしたナッツの食感、そして貴重なペルー産バニラのクリーム、ローストした蕎麦のキャラメル、ブリオッシュ、そしてパン・ペルデュ風味のムース…すべてがハーモニーを生み、大人も子どもも喜ぶ味わい。1個110ユーロ、ホテルでのみ味わえます。
GALETTE DES ROIS
ガレット・デ・ロワ
そして、新年を迎え、1月6日のエピファニーをお祝いするのに欠かせないフランス伝統のお菓子ガレット・デ・ロワ。ヘーゼルナッツのクリームに、ジャンドゥーヤのガナッシュを合わせた特別なガレット、何よりも、薔薇のようなデザインがとっても美しいですね。1個65ユーロ。これまたホテルでのみ味わえるそうです。