先日の大統領選で当選したエマニュエル・マクロンが、5月14日(日)、フランスの新大統領に就任しました。
就任1日目はさっそく大忙しのスケジュール。まず午前10時に到着した大統領官邸・エリゼ宮ではフランソワ・オランド大統領に迎えられ、引き継ぎ式が行われました。1時間におよぶ2人きりの会談のあと、マクロン新大統領はエリゼ宮を離れるオランド前大統領を見送りました。エリゼ宮で就任演説を行ったあと、シャンゼリゼ大通りをオープンカーでパレード。到着した凱旋門の下にある「無名戦士の墓」に献花しました。夕方にはアンヌ・イダルゴ市長と800人の招待客が待つパリ市庁舎を訪れました。
39歳でフランス史上最年少の大統領であること、初めて二大政党以外から誕生した大統領であること、など話題豊富で世界中からの注目を集めるマクロン新大統領。なかでも25歳年上のブリジット夫人の存在が気になっている人も多いと思います。が、もともと政治家のプライベートにはあまり関心を示さないお国柄。フランス国民の最大の関心は「この5年間、いかにしてフランスと、国民の生活を上向きにしてくれるか」というのが正直なところかと・・・。6月にはさっそく、重要な国民議会選挙が待ち受けていて、若い新大統領の前途は多難なようです・・・!
[エリゼ宮〜シャンゼリゼ]
[パリ市庁舎]