パリ在住の日本人イラストレーターMarine(マリン)さんが毎月トリコロル・パリに届けてくれる、街角のおしゃれなパリジェンヌを描いた素敵なイラスト。パリに暮らす女の子たちがどんなコーディネートをしているのか、今のパリの空気を感じさせてくれます。パリジェンヌならではのおしゃれテクを普段の着こなしに取り入れてみたり、「パリのお天気と服装カレンダー」とともにパリ旅行の荷づくりの参考にしてくださいね!
2020年10月 パリのとあるお店にて
© marine illustration
すっかり秋めいてきたと思っていたら、朝晩の空気は冬の寒さを思わせるような冷たさに。日中、太陽が出ると暖かくなるとはいえ、外出の際はブルゾンやコート、ストールが必須です。パリをはじめフランス各地に新型コロナの第2波が訪れ、お出かけもままなりませんが、せめて好きな洋服を重ね着して晴れやかな気分で過ごしたいものです。
パリ在住日本人イラストレーターmarineさんから届いた10月のイラストは、この季節に大活躍してくれそうなコートを着こなすパリジェンヌ。ベーシックなステンカラーのコートは、あえて赤を選んで個性的かつ華やかな印象に。ベージュやブラックのトレンチコートを1枚持っていれば、2枚目は色や柄で遊べるコートがいいですね。インには柿の色のようなニュアンスのあるオレンジ色のカシュクールニット。今年はカシュクールの人気も復活しているようで、80〜90年代のパリジェンヌのファッションを思い起こさせます。ボトムは脚長効果のあるソフトフレアのデニムにスニーカーを合わせて、秋らしいコーディネート。70年代のパリの学生さんスタイルといった感じですが、旬の大きめヘアアクセサリーがさりげないポイントになっていて、古くささを感じません。
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