〈6月3日更新〉フランスにおける新型コロナウイルスの状況

新型コロナウイルスの問題について、フランス政府の発表に基づいて、フランス国内の状況を随時お伝えします。




2020年6月2日(火)14時時点でのフランスの感染者数

合計 151 325 名(766減)
うち
入院中 14 028 名(260減)
退院 68 812 名(372増)
死亡 28 940 名(107増)

新型コロナウイルス関連情報
2020年5月28
日(木)更新

2020年5月28日午後4時・フィリップ首相・各大臣の会見

  • ロックダウン解除の3段階は次のとおり:
    第1段階:5月11日〜6月1日
    第2段階:6月2日〜6月21日
    第3段階:6月22日〜
  • 引き続き慎重に行動せねばならないことに変わりはないが、感染状況は国全体で改善しており、5月末の状況は、5月11日の時点で期待していたよりもより良い。
  • ウイルス拡散状況や病院の集中治療室の残床数により、全国の県を赤と緑に色分けしていたが、5月28日の時点で、ヴァル・ドワーズ県(イル・ド・フランス地方)とマイヨット県(海外県)以外のすべての県の状況が緑になった。
  • とはいえ、まだウイルスは拡散を続けており、クラスターも発生している。重症患者数はピーク時の7000人以上から2000人以下に減っており、病院の状況は改善しているが、それでもまだ多いことに変わりはない。
  • 「イル・ド・フランス地方」「ギュイアンヌ(海外県)」「マイヨット(海外県)」については引き続き、より強い警戒が必要なオレンジゾーンとし、ロックダウン解除の条件をより厳しくする。
    それ以外の県および地方はすべて緑ゾーン。

  • 物理的距離をとる、手洗い、咳エチケットなどの対策はこれまでどおり徹底する。
  • できる限りテレワークを優先する。
  • 高齢者や慢性疾患などでリスクの高い人は引き続き注意する。
  • 第2段階では「1週間の人口10万人あたりの感染者数」「感染検査の陽性率」「ウイルスの増殖率」「集中治療室の使用率」で状況の改善度を判断する。
  • 体制は整っているので、少しでも症状のある人は主治医に相談し、検査を受けてほしい。80%以上のPCR検査が、36時間以内に結果が判明する。
  • 濃厚接触通知アプリ「StopCovid」は6月2日から任意で利用可能なのでぜひ利用してほしい。このアプリは利用者の移動経路を追跡するものではなく、濃厚接触者情報以外のいかなる情報も政府が取得することはない。

ロックダウンの段階的解除・6月2日〜/6月22日〜

【全国】

  • 6月2日〜自宅から100km以内の移動制限解除。
  • フランスは6月15日からEU圏内の国との国境を再開し、隔離期間も設定しない予定だが、相手国の政策に合わせる(EU内の相手国がフランスとの国境を閉鎖したり隔離期間を設ける場合はフランスも当該国に同様の措置をとる)。
  • EU圏外の国との国境については、EU圏内への入国を許可する相手国や隔離期間の設置の有無などについて、EUで共通の方針を6月15日以降に決定する。
  • 今週末から全国の公園(オレンジゾーン含む)再開。
  • 6月2日〜海岸(ビーチ)、湖の再開。
  • 6月2日〜美術館、モニュメントの再開(マスク着用義務)。
  • 6月2日〜幼稚園・小学校全学年再開。
  • 6月22日〜全国一斉に映画館の再開。
  • 公共の場での10人以上の集会は禁止。
  • 接触を伴い集団で行うスポーツは引き続き禁止。
  • ディスコ、カジノ、スタジアム、競馬場など大人数が集まる場所は引き続き禁止。

【オレンジゾーン(パリを含むイル・ド・フランスと海外県2県)】

  • 6月2日〜レストラン・カフェ・バーなどの飲食店はテラス席のみ再開。テーブルの間隔は1m以上あける。従業員はマスク着用義務。
  • 6月2日からも引き続き、イル・ド・フランス内で朝晩のラッシュアワー(6:30〜9:30、16:00〜19:00)に公共交通機関を利用する場合、誓約書が必要。マスク着用も義務。
  • 6月2日〜中学は1年生(6ème)・2年生(5ème)から再開。
  • 6月2日〜職業高校(最終学年・CAPの生徒を優先)から再開。一般高校・技術系高校は生徒が個別に登校し面接を受けたり、少人数のグループでの授業のみ。
  • 6月22日〜プール・スポーツジム・劇場・遊園地(最大5000人まで・物理的距離がとれるアクティビティのみ)再開。
  • 6月22日〜キャンプ場・バカンス村再開。

【緑ゾーン】

  • 6月2日〜レストラン・カフェ・バーなどの飲食店再開。1つのテーブルにつき10人まで。テーブル間隔は1m以上あける。従業員はマスク着用義務。顧客も店内を移動する際はマスク着用義務。
  • 6月2日〜美術館・モニュメント・海岸(ビーチ)・プール・スポーツジム・劇場・遊園地(最大5000人まで・物理的距離がとれるアクティビティのみ)再開。
  • 6月2日〜キャンプ場・バカンス村再開。
  • 6月2日〜中学全学年再開。
  • 6月2日〜高校を段階的に再開。

デパート・ショッピングセンター営業情報

5月29日更新

  • プランタン、ボン・マルシェ、BHV、ギャラリー・ラファイエット・シャンゼリゼ、ボーグルネルは営業再開
  • ギャラリー・ラファイエットは5月30日(土)から営業再開。
  • フォーラム・デ・アールは休業中。

フランス入国・出国関連情報

  • 現在、フランスに入国できるのはフランス国籍を持つ人またはフランスの滞在許可証を持つ外国人のみ。それ以外の国からは6月15日までは確実に入国できない。また、5月20日より、EU圏外からフランス国内に入国した人には、14日間の自主隔離を要請する。
  • EU各国との国境はフランス側からは閉鎖せず、国境検査のみ行う。感染状況が再び悪化しない限り、6月15日以降にはEU圏内での移動制限がより緩和される予定である。
  • 今年の夏のバカンス時期(7〜8月)は、引き続き、EU圏外との国境は閉鎖されたままである。したがって、フランスに住む人の夏休みの旅行はEU圏内のみで可能である。

外国からフランスに入国する場合

現在、外国からフランスに入国できるのは次の場合のみで、「Attestation pour un voyage international depuis l’étranger vers la France」証明が必要です。(リンクをクリックするとダウンロードできます)

  • フランスまたはEU圏内に在住し、フランスまたはヨーロッパの長期滞在許可を持つ者
  • 自国に戻るためにフランスを経由する者(ただし空港外に出ない)
  • Covid-19対策のため移動する医療関係者
  • 商品の輸送
  • 貨物・旅客機の乗員
  • フランスに拠点のある外交・国際機関で働く者
  • フランスの隣国との国境を超えて通勤する者

衛生緊急事態宣言

フランスの衛生緊急事態宣言は2020年7月10日(金)まで延長になりました。

イル・ド・フランス内での公共交通機関の利用

2020年5月11日(月)から、イル・ド・フランス内で朝晩のラッシュアワー(6:30〜9:30、16:00〜19:00)に公共交通機関を利用する場合、誓約書が必要。
なお、理由(1)と(2)については緊急事態宣言が有効な期間は同じ誓約書を使えます。(毎日書き換える必要なし)

(1)会社員が通勤する場合、雇用主が発行する誓約書(attestation employeur pour les salariés)が必要。(→誓約書の例

それ以外、以下の6つの理由であれば利用できるが、誓約書に記入し、証明する書類と共に携帯すること。(→ダウンロード
(2)通学、受験、または通学の付添い
(3)遠隔や自宅の近くでは受けられない治療や診療
(4)助けが必要な家族の支援や子供の送迎
(5)警察や行政機関から呼び出された場合
(6)裁判所から呼び出された場合
(7)一般の利益に適合する目的のために行政機関から呼び出された場合

2020年5月7日午後4時・フィリップ首相の会見

【首相から外出制限の解除について】

  • 予定していたとおり5月11日から外出制限の段階的な解除を開始する。
  • 5月末に、この外出制限の解除がうまくいったかどうかの判断ができるだろう。その時点のウイルスの拡散状況次第では、再び後戻りを余儀なくされることもあり得る。
  • 少しだけ自由が戻ってくるが、引き続き、ウイルスに感染したりさせたりしないようくれぐれも注意を払って行動してほしい。

【連帯・保健大臣から】

  • ウイルス拡散状況や病院の集中治療室の残床数により、全国の県を赤と緑に色分けした。5月7日現在、オ・ド・フランス、イル・ド・フランス、ブルゴーニュ・フランシュ・コンテ、グラン・テスト地方、海外県のマイヨット(合計33の県)は比較的状況が改善されていないので赤で、それ以外の地方は緑。赤の地方も5月11日から外出制限は段階的に解除を始めるが、条件が厳しくなる。特にパリを中心とするイル・ド・フランスはウイルスがまだ活発に拡散しており要注意
  • 週70万件以上の検査を行う準備は整った。5月11日の週には医療関係者のため1億枚のマスクが用意されている。

【教育大臣から】

  • 幼稚園・小学校は5月11日から段階的に再開を始める。80〜85%の学校が再開し、100万人の生徒が登校する。小学校は1クラス最大15人、幼稚園は10人まで。医療関係者の子供、年長、CP(1年生)、CM2(5年生)、ハンディキャップのある子供、さまざまな事情で遠隔授業を受けられず教育を受ける権利を行使できない子供(全体の4%程度)が優先。
  • 中学校は緑ゾーンのみで5月18日から再開

【交通担当大臣から】

  •  5月11日から利用者が増加しても物理的距離がとれるよう、都市圏での公共交通機関の運行量をできるだけ増やす。
  • 特にイル・ド・フランスのメトロ、バス、RERなどは5月11日から通常の75%の運行とし、5月末には通常どおりの運行を目指す。
  • 公共交通機関を利用する際、11歳以上はマスク着用を必須とする。
  • できる限りテレワークや時差通勤を優先してほしい。
  • イル・ド・フランス内では、朝晩のラッシュ時間のみ、やむを得ない理由(通勤、治療のためなど)であることを証明できる利用者のみが利用できる。違反した場合は罰金(135€〜)の対象となる。
  • 地方間の移動を抑えるため、TGVやIntercitéの本数は意図的に少なめとする。5月11日には通常の20〜30%、5月末でも40%程度。
  • TGVやIntercitéは予約必須。物理的距離をとるため、予約可能な座席は50%のみ。

【内務大臣から】

  • 5月11日からこれまでのような外出証明なしで外出が可能になるが、ウイルスの拡散を抑えるためこれまでどおり注意してほしい。
  • 自宅から直線距離で100km以内であれば外出証明なしで移動が可能。同じ県内なら100kmを超えても移動は可能。どちらの場合も、自宅住所を証明するものは携帯すること。県を超えて100km以上移動する場合は移動証明が必要。(新しい形式の外出証明は引き続き書面またはオンラインで利用可能)
  • 国境は引き続き閉鎖するが、仕事や学業などのやむを得ない理由がある場合EUの隣国間での移動は許可される。
  • 移動制限の違反については引き続き取り締まり、これまで同様の罰金が課される。
  • 図書館や小規模な美術館は再開。
  • 公園は緑ゾーンでは再開、赤ゾーンでは引き続き閉鎖。
  • 映画館、劇場、スポーツジムなどは引き続き閉鎖。
  • 集会は10人以内まで。5000人以上のイベントは7月まで禁止。
  • 湖やビーチへのアクセスは県庁の判断で再開の可否を決める。

【経済大臣から】

  • 5月11日から全国で40万の店舗が再開する。
  • レストラン、カフェ、バーなどは引き続き閉鎖。再開については5月末に再検討する。
  • 4万㎡以上の大規模なショッピングセンターは県庁の判断で再開が可能だが、イル・ド・フランス地方内の店舗は引き続き閉鎖。
  • 企業を援助する連帯基金は5月末まで継続。
  • 3〜5月の事業主の社会保障負担を取り消す。
  • 一般向けマスクはスーパーや薬局、ネットストアなどで購入が可能になる。マスクの消費税は軽減税率の5.5%を適用。

2020年4月28日午後3時・フィリップ首相の国会演説

【外出制限の解除について】

  • 現在のような外出制限は、戦時中ですらも経験しなかったほど、フランスにとって未曾有の事態である。ウイルス対策には効果的だが、社会、経済、教育への悪影響も大きく、このままずっと外出制限を続けることはできない。5月11日を目処に、少しずつ慎重に外出制限の解除を進める必要があるが、現時点では確実に有効なワクチンも治療薬もないので、ウイルスと共存していくほかない。
  • 4月中旬以降、入院者数や重症患者数はゆっくりだが確実に減少している。外出制限の成果で、62000人の死者を防ぎ、105000の病床を確保することができた。
  • 5月11日の時点での1日の新規感染者数は3000人程度と予測されている。実際の数字がこれを大きく上回った場合は、外出制限解除を延期せざるを得なくなるので、国民はこれから5月11日までも気を緩めず行動してほしい。
  • 地域によって感染状況にばらつきがある。感染率の高さ、医療機関の状況その他さまざまなデータに基づき、5月7日に各県(département)ごとに感染状況を緑、赤など色分けして発表する。外出制限解除の条件や方法はこの色分けごとに異なる。
  • ウイルスと共存せざるを得ないため、外出制限を解除しても「感染しない・させない」ことが重要。したがって、物理的距離をとる、手洗い、咳エチケットなどの対策はこれまでどおり徹底する。さらに、布マスク等の一般向けマスクの着用を広く勧め公共交通機関などいくつかの状況ではマスク着用を義務とする。輸入だけでなく、マスクの国内生産も急増させており、配布または販売で国民全体に行き渡るよう進めていく。
  • 感染者およびその濃厚接触者の全員を検査して必要な措置をとれるよう、1週間の検査数は70万件を目標とし、その費用は社会保障が100%カバーする。濃厚接触者を把握するアプリについてはさらなる議論が必要なので後日国会で検討する。
  • 感染者には説明・合意のもと隔離をお願いする。その場合、自宅での隔離(家族も含む)か、ホテル等の宿泊施設での隔離かを選択できる。

【学校の再開について】

  • 保育園は5月11日から再開。物理的距離のとれる1グループにつき最大10名まで。保育士はマスク着用。子供はマスク禁止。
  • 幼稚園・小学校は5月11日から段階的に再開するが、希望者のみとする。1クラス最大15名まで。教職員はマスク着用。幼稚園児はマスク禁止。小学生のマスク着用は勧めないが、学校で咳をし始めるなど必要な場合に備えて学校にはマスクを常備。
  • 中学校は1年生(6ème)2年生(5ème)から段階的に5月18日から再開。生徒・教職員ともにマスク着用。
  • 高校、大学の再開については5月末に決定する。
  • 学校を再開する際の具体的な方法については各市町村や校長・教員らに委ねる。

【会社・仕事について】

  • 人と人との接触を減らすため、在宅勤務が可能な職種は5月11日以降も少なくとも3週間は続けてほしい。
  • 出社が必要な場合も、時差通勤などで接触を減らす。
  • 社内で必要な物理的距離がとれない場合はマスクを着用する。

【店舗・各種施設について】

  • カフェ、バー、レストラン以外の店舗は5月11日から再開するが、店内の人数制限や物理的距離をとる、従業員のマスク着用などのウイルス対策は必須。面積4万㎡以上のショッピングセンターなどの大きな施設は再開を認めないことがある。
  • カフェ、バー、レストランの再開については5月末に決定する。
  • 図書館、小規模な美術館、教会等の宗教施設、墓地は再開。
  • 公園は感染が拡大していない県のみ再開。
  • 映画館、劇場、大規模な美術館は引き続き閉鎖。
  • ビーチ(海岸)は6月1日まで閉鎖。
  • 大規模な文化・スポーツイベント、プロスポーツの試合は8月末まで禁止。

【日々の外出について】

  • 5月11日以降は外出証明書なしで自由に外出できる。
  • 屋外での運動も1kmや1時間の制限なしに可能。ただし屋外で個人スポーツのみ、物理的距離をとることに注意する。
  • 自宅からの距離が100kmを超える場所への移動には、不可避な理由が必要。

【公共交通機関について】

  • 5月11日以降は交通機関の本数を増やしていく。5月11日の時点でRATP(パリ交通公団)は70%の運行を予定。ただしできるだけ混雑を避けるため、在宅勤務や時差通勤を勧める。公共交通機関ではマスク着用を義務とし、メトロやバスのなかで物理的距離をとれるよう対処する。
  • タクシーに飛沫防止用のパネル等が設置されていない場合、運転手のマスク着用を義務とする。
  • 地方間の移動はやむを得ない理由以外はできるだけ避ける。
  • 夏のバカンス時期の地方間・県間移動の可否その他については5月末の時点で決定する。

2020年4月13日午後8時・マクロン大統領のテレビ演説

  • 医療関係者をはじめ、この困難の中でも生活を可能にしてくれるさまざまな職業の人々、そして外出制限を守る国民に感謝する。
  • 最前線は未だに厳しい状況にはあるが、少しずつ希望の光は見えてきた。とはいえまだ気を緩めることはできない。
  • 外出制限を少なくとも5月11日(月)まで延長する。
  • 高齢者や慢性疾患などでリスクの高い人は5月11日以降も自宅待機とする。
  • 保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校は5月11日から段階的に再開する。大学などの高等教育機関は夏まで休校とする。
  • バーやカフェ、レストラン、美術館など大人数が集まる場所は5月11日以降も次の指示があるまで閉鎖を続ける。
  • フェスティバルその他の大きなイベントは7月中旬まで禁止。
  • 5月11日以降、すべての国民が着用できるようマスクを配布する。公共交通機関を利用する際などいくつかの状況ではマスク着用が義務となる可能性がある。
  • 5月11日以降は感染症状のある人全員が検査を受けられる体制になるよう、現在準備を進めている。
  • ヨーロッパ圏外との国境は引き続き閉鎖
  • 失業補償その他の援助は継続・強化。
  • 観光業や宿泊業など大きな打撃を受ける業界には特別に援助する。
  • 子供のいる低所得の家庭や、家族と離れて暮らし支援が必要な学生も援助する。
  • 濃厚接触者を把握するアプリの導入(ただし任意で匿名)は検討中。
  • ワクチンや治療薬の開発に最大限の努力を続けている。

3月18日のパリの様子

医療従事者への感謝を込めて
夜8時、フランス全国でバルコニーから拍手👏

フランス政府・その他の対策

  • パリ市およびSeine-et-Marne、Yvelies、Haute-de Seine、Val-de-Marne、Val-d’Oiseの各県では10〜19時の自宅周辺での運動を禁止。4月8日(水)から。
  • 「外出証明」電子化
    →この内務省のページからPDFの「外出証明」を生成し、それをスマホに保存する。警察官に「外出証明」を見せるときにはそのPDF上にあるQRコードをスマホの画面で見せればOK。
  • 外出制限に違反した場合の罰金:135€
    15日以内に2回目の違反をした場合:200€

    1ヶ月に4回違反をした場合:3700€(+最高で禁錮6ヶ月)
  • マルシェ(市場)は禁止
    ただし市町村が住民の生活に不可欠と判断し、感染対策を徹底できるマルシェについては継続することも可能。
  • パリの公共交通機関の運行:
    メトロ:30〜50%運行、22時まで。
    RER:25%運行、22時まで。

    3月26日(木)から閉鎖する駅:
    1番線: Argentine, George V, Tuileries
    2番線: Anvers, Courcelles, Victor Hugo
    3番線: Bourse, Malesherbes
    4番線: Alésia, St-Placide, Simplon
    5番線: Bréguet Sabin, Campo Formio, Hoche, Jacques Bonsergent, Laumière et Quai de la Râpée
    7番線: Cadet, Pierre et Marie Curie, Porte de Choisy et Tolbiac
    7bis番線:Buttes Chaumont et Danube
    8番線: Félix Faure, Filles du Calvaire, Ledru Rollin, Liberté, Lourmel, Maisons-Alfort Stade et Michel Bizot
    9番線: Alma Marceau, Charonne, Exelmans, Jasmin et Maraîchers
    10番線: Cardinal Lemoine, Charles Michels, Chardon Lagache, Ségur et Vaneau
    11番線: Jourdain et Rambuteau
    12番線: Abbesses, Assemblée Nationale, Jules Joffrin, Marx Dormoy, Notre-Dame de Lorette, Rennes, Rue du Bac et Volontaires
    13番線: Brochant, Liège, Pernety et Saint-François Xavier
  • フランスの議会は「公衆衛生の非常事態」法案採択

2020年3月16日午後8時・マクロン大統領のテレビ演説
および午後10時のカスタネール内務大臣の会見

  • 3月17日(火)正午から、基本的には外出禁止とする外出は必需品の買い物または通院など必要最低限の場合およびテレワーク不可能な仕事の人のみ可能
    →外出する人は内務省ホームページからダウンロードできる用紙(ページ下部のPDF「Attestation de déplacement dérogatoire」)に氏名・生年月日・住所を記入し、外出理由を選択、外出開始時間を明記、署名して携帯する。
    許可される外出理由:在宅勤務が不可能な場合の通勤/生活必需品の買い物/通院治療/助けが必要な家族の支援や子供の送迎/自宅周辺での1人での運動やペットの散歩(1日1回・自宅周辺1km・1時間以内)
    印刷できない場合は同じ内容を紙に手書きしてもよい。「自分の名誉にかけて誓約する書類」であり、たとえば食料品の買い物のための外出であることを実際に「証明」する必要はなく、政府はその点において国民を信頼するとのこと。職業を証明するカードや雇用主が発行した証明がある場合はそれも提示する。違反した場合は罰金の対象となる。全国の主要道路に警察官を配置し、取り締まりを行う。
  • 3月17日(火)正午から30日間、シェンゲン圏(EU+アイスランド+ノルウェー+スイス)の国境を封鎖する。(シェンゲン圏外に住むフランス人は希望すれば帰国できる)
    →数日間はフランスからシェンゲン圏外へのフライトは維持される模様です。今フランスに滞在中の日本人旅行者の方はすぐに帰国便の航空会社に確認してください。
  • マスクや消毒ジェルなど開業医や看護師に必要な医療材は明日薬局に配布する。
  • 患者数が増えて病院の負担が高まっているアルザス地方では緊急医療施設を設置する。
  • 病院の負担を減らすため、軍を動員して重症患者を他の地方に移動させる。
  • 3月22日(日)に予定されていた統一地方選挙の決選投票は6月21日に延期。
  • 年金改革は延期とする。

「フランスは見えない敵との戦争状態にあります。公衆衛生の戦争です。これまで以上に連帯し、ひとりひとりが責任持って、パニックにならず、この危機を乗り超えましょう。」

「命を救いましょう。家にいましょう。Sauvez des vies. Restez chez vous.」

  • 3月15日(日)午前0時より、最低限生活に必要な食料品店・薬局・銀行・ガソリンスタンドなどを除くすべての店舗・施設を閉鎖する。
    →閉鎖される施設:劇場・会議場・ショッピングセンター・レストラン・カフェ・バー・ゲームやダンスのセンター・図書館・ギャラリー・美術館・屋内スポーツ場。
    →レストランからの食品の「持ち帰り」または「配達」は可能。
  • フランス全国で100人以上が集まるすべての集会を禁止
    →これに伴い、ほぼすべてのスポーツ・文化イベントが中止になっています。
  • 3月16日(月)から新たな指示が出るまで、フランス全国の保育園・幼稚園・小学校・中学校・高校・大学を休校とする。その理由は、子供は重症化しない・発症しないケースが多いものの、代わりに強力な感染源となりうるため。
  • パリ市は市内すべての公園・セーヌ河岸、アンヴァリッドの芝生、シャン・ド・マルスの芝生を閉鎖
  • 70歳以上・慢性疾患・呼吸器疾患のある人・身障者はできるだけ外出を控える。
  • 要介護高齢者滞在施設(Ehpad)や長期療養施設への訪問を禁止する。
  • 医療機関での治療は重症者を優先し、不急の治療や手術は延期する。
  • 5月31日まで消毒ジェルの価格の上限が次のように定められました→50mlは2€、100mlは3€、300mlは5€、1lは15€。
  • フランス国内のマスクの在庫・生産は国がすべて徴用し、医療関係者やコロナウイルス感染者に配布。マスクの購入には処方箋が必要になります。

感染を防ぐための対策

  • 1日2回体温を測定する。
  • 咳や呼吸困難など、呼吸器系の症状がないかチェックする。
  • 定期的に手を洗い、消毒用アルコールも使う。
  • 妊婦や慢性疾患のある人、高齢者など体の弱い人との接触を避ける。
  • 病院、産院、高齢者向け施設など体の弱い人のいる場所を避ける。
  • 不要不急の外出を避ける。
  • 仕事のある人や学生はできるかぎりテレワークに切り替える。
  • 発熱や咳、呼吸困難などの症状が見られた場合は、かかりつけ医や救急病院のところに行かずに、まずは電話でかかりつけ医か0800 130 000に相談する。15(救急)は生死に関わるケースのみに限定する。
  • イブプロフェンやコルチゾンなどの抗炎症薬は避ける
    →イブプロフェンやコルチゾンなどの抗炎症薬は新型コロナウイルスの感染症状を悪化させる恐れがある。発熱や頭痛にはパラセタモールを使うこと。フランスの薬局で買えるパラセタモールの薬の代表的なものは「Doliprane」「Efferalgan」など。
2 Comments
  1. 「5月31日まで消毒ジェルの価格の上限が次のように定められました→50mlは2€、100mlは3€、300mlは5€、1lは15€。
    フランス国内のマスクの在庫・生産は国がすべて徴用し、医療関係者やコロナウイルス感染者に配布。マスクの購入には処方箋が必要になります。」

    こういう対応は、良いですね。

    昨年、パリに行ったので、今年は行かないですが、早く沈静化して欲しいです。

    1. 乱さん、こんにちは!
      本当に、全世界でウイルス感染がなくなることを願っています。
      そしてまた、パリ、フランスに安心していらしていただける日が来ますように。

Leave a Reply

Your email address will not be published.