〈3月29日更新〉フランスにおける新型コロナウイルスの状況

新型コロナウイルスの問題について、フランス政府の発表に基づいて、フランス国内の状況を随時お伝えします。




2020年3月28日(土)15時時点でのフランスの感染者数

合計37575
うち死亡2314名

3月18日のパリの様子

医療従事者への感謝を込めて
夜8時、フランス全国でバルコニーから拍手👏

フランス政府・その他の対策
2020年3月27
日(金)更新

  • 外出制限は最短でも4月15日(水)まで延長
  • 外出制限に違反した場合の罰金:135€
    15日以内に2回目の違反をした場合:1500€

    1ヶ月に4回違反をした場合:3700€(+最高で禁錮6ヶ月)
  • マルシェ(市場)は禁止
    ただし市町村が住民の生活に不可欠と判断し、感染対策を徹底できるマルシェについては継続することも可能。
  • パリの公共交通機関の運行:
    メトロ:30〜50%運行、22時まで。
    RER:25%運行、22時まで。

    3月26日(木)から閉鎖する駅:
    1番線: Argentine, George V, Tuileries
    2番線: Anvers, Courcelles, Victor Hugo
    3番線: Bourse, Malesherbes
    4番線: Alésia, St-Placide, Simplon
    5番線: Bréguet Sabin, Campo Formio, Hoche, Jacques Bonsergent, Laumière et Quai de la Râpée
    7番線: Cadet, Pierre et Marie Curie, Porte de Choisy et Tolbiac
    7bis番線:Buttes Chaumont et Danube
    8番線: Félix Faure, Filles du Calvaire, Ledru Rollin, Liberté, Lourmel, Maisons-Alfort Stade et Michel Bizot
    9番線: Alma Marceau, Charonne, Exelmans, Jasmin et Maraîchers
    10番線: Cardinal Lemoine, Charles Michels, Chardon Lagache, Ségur et Vaneau
    11番線: Jourdain et Rambuteau
    12番線: Abbesses, Assemblée Nationale, Jules Joffrin, Marx Dormoy, Notre-Dame de Lorette, Rennes, Rue du Bac et Volontaires
    13番線: Brochant, Liège, Pernety et Saint-François Xavier
  • フランスの議会は「公衆衛生の非常事態」法案採択

2020年3月16日午後8時・マクロン大統領のテレビ演説
および午後10時のカスタネール内務大臣の会見

  • 3月17日(火)正午から、基本的には外出禁止とする外出は必需品の買い物または通院など必要最低限の場合およびテレワーク不可能な仕事の人のみ可能
    →外出する人は内務省ホームページからダウンロードできる用紙(ページ下部のPDF「Attestation de déplacement dérogatoire」)に氏名・生年月日・住所を記入し、外出理由を選択、外出開始時間を明記、署名して携帯する。
    許可される外出理由:在宅勤務が不可能な場合の通勤/生活必需品の買い物/通院治療/助けが必要な家族の支援や子供の送迎/自宅周辺での1人での運動やペットの散歩(1日1回・自宅周辺1km・1時間以内)
    印刷できない場合は同じ内容を紙に手書きしてもよい。「自分の名誉にかけて誓約する書類」であり、たとえば食料品の買い物のための外出であることを実際に「証明」する必要はなく、政府はその点において国民を信頼するとのこと。職業を証明するカードや雇用主が発行した証明がある場合はそれも提示する。違反した場合は罰金の対象となる。全国の主要道路に警察官を配置し、取り締まりを行う。
  • 3月17日(火)正午から30日間、シェンゲン圏(EU+アイスランド+ノルウェー+スイス)の国境を封鎖する。(シェンゲン圏外に住むフランス人は希望すれば帰国できる)
    →数日間はフランスからシェンゲン圏外へのフライトは維持される模様です。今フランスに滞在中の日本人旅行者の方はすぐに帰国便の航空会社に確認してください。
  • マスクや消毒ジェルなど開業医や看護師に必要な医療材は明日薬局に配布する。
  • 患者数が増えて病院の負担が高まっているアルザス地方では緊急医療施設を設置する。
  • 病院の負担を減らすため、軍を動員して重症患者を他の地方に移動させる。
  • 3月22日(日)に予定されていた統一地方選挙の決選投票は6月21日に延期。
  • 年金改革は延期とする。

「フランスは見えない敵との戦争状態にあります。公衆衛生の戦争です。これまで以上に連帯し、ひとりひとりが責任持って、パニックにならず、この危機を乗り超えましょう。」

「命を救いましょう。家にいましょう。Sauvez des vies. Restez chez vous.」

  • 3月15日(日)午前0時より、最低限生活に必要な食料品店・薬局・銀行・ガソリンスタンドなどを除くすべての店舗・施設を閉鎖する。
    →閉鎖される施設:劇場・会議場・ショッピングセンター・レストラン・カフェ・バー・ゲームやダンスのセンター・図書館・ギャラリー・美術館・屋内スポーツ場。
    →レストランからの食品の「持ち帰り」または「配達」は可能。
  • フランス全国で100人以上が集まるすべての集会を禁止
    →これに伴い、ほぼすべてのスポーツ・文化イベントが中止になっています。
  • 3月16日(月)から新たな指示が出るまで、フランス全国の保育園・幼稚園・小学校・中学校・高校・大学を休校とする。その理由は、子供は重症化しない・発症しないケースが多いものの、代わりに強力な感染源となりうるため。
  • パリ市は市内すべての公園・セーヌ河岸、アンヴァリッドの芝生、シャン・ド・マルスの芝生を閉鎖
  • 70歳以上・慢性疾患・呼吸器疾患のある人・身障者はできるだけ外出を控える。
  • 要介護高齢者滞在施設(Ehpad)や長期療養施設への訪問を禁止する。
  • 医療機関での治療は重症者を優先し、不急の治療や手術は延期する。
  • 5月31日まで消毒ジェルの価格の上限が次のように定められました→50mlは2€、100mlは3€、300mlは5€、1lは15€。
  • フランス国内のマスクの在庫・生産は国がすべて徴用し、医療関係者やコロナウイルス感染者に配布。マスクの購入には処方箋が必要になります。

感染を防ぐための対策

  • 1日2回体温を測定する。
  • 咳や呼吸困難など、呼吸器系の症状がないかチェックする。
  • 定期的に手を洗い、消毒用アルコールも使う。
  • 妊婦や慢性疾患のある人、高齢者など体の弱い人との接触を避ける。
  • 病院、産院、高齢者向け施設など体の弱い人のいる場所を避ける。
  • 不要不急の外出を避ける。
  • 仕事のある人や学生はできるかぎりテレワークに切り替える。
  • 発熱や咳、呼吸困難などの症状が見られた場合は、かかりつけ医や救急病院のところに行かずに、まずは電話でかかりつけ医か0800 130 000に相談する。15(救急)は生死に関わるケースのみに限定する。
  • フランス政府は症状のない人についてはマスクの着用は不要であり、その効果についても証明されていないとの見解を出しています。
  • イブプロフェンやコルチゾンなどの抗炎症薬は避ける
    →イブプロフェンやコルチゾンなどの抗炎症薬は新型コロナウイルスの感染症状を悪化させる恐れがある。発熱や頭痛にはパラセタモールを使うこと。フランスの薬局で買えるパラセタモールの薬の代表的なものは「Doliprane」「Efferalgan」など。
2 Comments
  1. 「5月31日まで消毒ジェルの価格の上限が次のように定められました→50mlは2€、100mlは3€、300mlは5€、1lは15€。
    フランス国内のマスクの在庫・生産は国がすべて徴用し、医療関係者やコロナウイルス感染者に配布。マスクの購入には処方箋が必要になります。」

    こういう対応は、良いですね。

    昨年、パリに行ったので、今年は行かないですが、早く沈静化して欲しいです。

    1. 乱さん、こんにちは!
      本当に、全世界でウイルス感染がなくなることを願っています。
      そしてまた、パリ、フランスに安心していらしていただける日が来ますように。

Leave a Reply

Your email address will not be published.