〈2023年7月1日更新〉フランスにおける新型コロナウイルスの状況

新型コロナウイルスの問題について、フランス政府の発表に基づいて、フランス国内の状況を随時お伝えします。




フランスのコロナ関連最新データ

フランス政府サイト参照)

新規感染者数・直近7日間平均 933
7日間で25.66%減
(2023年6月27日更新)

新規入院者数・直近7日間平均 56 名
7日間で23.29%減
(2023年6月30日更新)

→感染者数の推移をグラフで見る

新型コロナウイルス関連情報
2022年5月11日(水)更新

2022年5月16日(月)から

  • 公共交通機関でのマスク着用義務が解除されます。
  • 残るコロナ関連の規制:
    ・陽性になった後の隔離
    ・医療機関でのマスク着用義務と衛生パス提示義務
    ・医療従事者のワクチン接種義務

2022年3月14日(月)から適用される変更

  • 3月14日(月)より、医療機関を除く大半の施設(長距離列車、レストラン、カフェ、映画館など)への入場にワクチンパスが不要となります。医療機関のみ衛生パス(ワクチン証明または陰性証明)が必要です。
  • 3月14日(月)より、公共交通機関と医療機関を除くすべての場所の屋内でのマスク着用義務が解除されます。

2022年2月28日(月)からマスク着用ルール変更

2月28日(月)より、ワクチンパス必須の場所では屋内でのマスク着用義務がなくなります。
・レストラン
・バー
・映画館
・図書館
・コンサート会場
・スポーツジム
ただし以下の場所では引き続きマスク必須です。
・公共交通機関(飛行機・電車・バス)
・オフィス(オープンスペース、会議室)
・病院、高齢者施設
・商業施設
・公共機関

2022年2月11日(金)保健相の発表

2月28日(月)より、ワクチンパス必須の場所では屋内でのマスク着用義務がなくなります。
・レストラン
・バー
・映画館
・図書館
・コンサート会場
・スポーツジム
ただし、電車、バス、飛行機などの公共交通機関内では引き続きマスク着用は義務。

2022年1月20日(木)首相・保健相の会見

  • 1月24日(月)から衛生パスがワクチンパスに移行。
    24時間以内の陰性証明ではパスを取得できず、ワクチン接種を完了した者のみがレストラン、映画館、スポーツ施設、美術館、劇場、コンサート、フェスティバルその他に入場できる。ただし12〜15歳の子供はこれまでどおり衛生パスを適用する。
    2月15日までに1回目接種を行った人には、その後28日以内に2回目接種を受けること、24時間以内の陰性証明を提示することを条件に、特別にワクチンパスが発行される。
  • 2月2日(水)から:
    ○屋外でのマスク着用義務を終了。
    ○屋内・屋外ともに集会の人数の上限ををなくす。
    ○カフェやバーでの立食を解禁。
    ○テレワークの義務をなくす。
  • 2月16日(水)から:
    ○ディスコの営業再開。
    ○立見のコンサート解禁。
    ○スタジアム、映画館、公共交通機関での飲食を解禁。
    ○カフェやバーでの立食を解禁。
  • 学校の冬休み後から、幼稚園・小学校でのマスク着用などいくつかの規制が緩和される可能性がある。なお、冬休み最終日は地方により2月21日、2月28日、3月7日のいずれか。
  • 1月24日(月)より、12〜17歳の子供のブースター接種が全面的に可能になる。

2022年1月3日(月)以降の新たな対策

  • デルタ株、オミクロン株に関わらず陽性者と接触者の隔離期間が次のように変更されました。
    <ワクチン接種済+陽性>
    陽性判定から7日間隔離
    ただし5日目以降PCRまたは抗原検査で陰性判定の場合は隔離解除できる
    <ワクチン未接種+陽性>
    陽性判定から10日間隔離
    ただし7日目以降PCRまたは抗原検査で陰性判定の場合は隔離解除できる
    <ワクチン接種済+濃厚接触>
    直ちに検査、陰性の場合は隔離の必要なし
    ただし2日目、4日目に自己検査キットで検査
    <ワクチン未接種+濃厚接触>
    直ちに検査、結果に関わらず7日間隔離
    最後に陽性者と接触した日から7日後に2回めの検査
  • 公共交通機関(電車・飛行機・タクシーその他)、スポーツ施設、図書館、屋内市場、宗教施設、駅、空港などでのマスク着用を6歳以上から義務とする(これまでは11歳以上)
  • 幼稚園・小学校で陽性者が出た場合、そのクラスの生徒全員がまずすぐにPCRまたは抗原検査をし、陰性なら登校を再開できる。ただし、その2日後と4日後に検査(自己検査キットを使い、結果は自己申告でOK)して陰性を証明しなければならない。7日間に3人の陽性者が出た場合、学級を閉鎖する。
  • 屋外での集会は最大5000人まで、屋内は2000人までとする。立見のみのコンサートを禁止する。
  • カフェやバーでの立食を禁止する。
  • 映画館、劇場、スポーツ施設、公共交通機関(長距離含む)などでの飲食を禁止する。
  • ディスコは引き続き3週間閉鎖。
  • 18歳以上のすべての人を対象に、2回目接種から4ヶ月以内にブースター接種をしていない場合、2月15日から衛生パスが無効となる。

2021年12月29日(水)

12月31日(金)より、パリ市内およびシャルル・ド・ゴール空港、オルリー空港周辺では屋外もマスク着用を義務付ける。ただし、ブローニュの森・ヴァンセンヌの森の中、自転車、二輪車、自家用車に乗っている人や、ジョギングなどのスポーツ中の人もマスク着用は義務ではない。

2021年12月27日(月)カステックス首相・ヴェラン保健相の会見

  • 引き続き第5波が続いており、デルタとオミクロンが重なっているので注意が必要である。フランスでは10万人あたりの感染者数が700を超え、これまでで最大となった。入院患者数も増えている。
  • 感染や重症化を防ぐための最大の対策はワクチン接種である。重症患者の多くがワクチン未接種または1回目のみ接種の人である。明日(12月28日)から1回目または2回目接種から3ヶ月で2回目または3回目接種が可能になる。
  • 法律が可決されれば来年1月15日から有効な衛生パスはワクチン接種証明のみとなる。偽物パス使用者の処罰はより厳格化する。
  • 現在はワクチン接種証明のほか24時間以内の陰性証明で取得できる衛生パスだが、来年1月以降は新しく法律を作り、有効な衛生パスはワクチン接種証明のみとなる予定。
  • 12月31日を含め、夜間外出禁止の再開は現時点では行わないが、大人数で集まらない、物理的距離をとる、手洗い、咳エチケットなどの対策はこれまでどおり徹底してほしい。
  • 学校のクリスマス休暇は予定どおり1月2日まで、1月3日から授業を再開する。
  • 屋外での集会は最大5000人まで、屋内は2000人までとする。
  • 立見のみのコンサートを禁止する。
  • カフェやバーでの立食を禁止する。
  • 1月3日(月)から最低3週間、映画館、劇場、スポーツ施設、公共交通機関(長距離含む)などでの飲食を禁止する。
  • 企業における最低週3日のテレワークを義務化する。

2021年12月17日(金)カステックス首相の会見

  • クリスマスや年末に向けて、大人数で集まるのをできるだけ避けてほしい。家族での集まりの前には検査をしてほしい。
  • 屋外での大人数の集まりや公道での飲酒は禁ずる。
  • 12月31日の花火や野外コンサートは禁止。
  • 現在はワクチン接種証明のほか24時間以内の陰性証明で取得できる衛生パスだが、来年1月以降は新しく法律を作り、有効な衛生パスはワクチン接種証明のみとなる予定。
  • 来年1月3日より、ブースター接種は2回目接種の4ヶ月後から可能になる(現在は5ヶ月)。
  • オミクロンはヨーロッパでかなり速く広がっており、2022年初めには主な感染がオミクロンによるものになる見込み。ただしオミクロンがデルタよりもより危険であるとは言えないようで、ワクチン接種によって重症化を防ぐことが有効である。

2021年12月6日(月)カステックス首相・ヴェラン保健大臣の会見

  • 幼稚園・小学校の感染対策レベルを3に上げ、小学校では屋内だけでなく屋外(校庭)でもマスク着用が義務となる。また、体育の授業はマスクを着用しながらできる運動に限る。
  • 12月10日(金)から4週間ディスコを閉鎖する。
  • 65歳以上のブースター接種はどのワクチンセンターでも予約なしで可能。
  • 5〜11歳のワクチン接種は12月末から始まる予定。
  • ワクチン未接種の人がこれから1回目の接種をする場合はどのワクチンセンターでも予約なしで可能。
  • できるかぎりテレワークを増やしてほしい(週2〜3日目安)

2021年11月25日(木)ヴェラン保健大臣その他の会見

  • 第5波が世界を襲っているが、新規感染者の67%がヨーロッパである。
  • ドイツやオーストリア、オランダなど感染状況が急激に悪化している国と比較するとフランスは比較的抑えられ、病院の状況はまだ逼迫していないが、新規感染者、入院患者、週の10万人あたりの新規感染者などすべての数値が急増しているのは確かである。
  • このようにフランスで第5波の影響が抑えられているのは12歳以上の88%がワクチン接種を完了していることが大きい。ここまで接種率が高くなければ、現時点でロックダウンなどのより厳しい対策をとらざるを得なかった可能性が高い。ワクチン未接種者の入院者数は接種者の8倍というデータが出ている。12歳以上で未接種の国民にも改めて接種を呼びかけたい。
  • もちろんワクチンだけではなく、マスク着用、空気の入れ替え、ソーシャルディスタンスの確保、手洗いの徹底など、すべての感染対策が大切であり、もう一度気を引き締める必要がある。
  • 一定の時間が経過するとワクチンの効果が下がるため、18歳以上は11月27日から、2回目接種から5ヶ月以降に3回目のワクチンを接種してほしい。ファイザー、モデルナ共に、全国のワクチンセンターはもちろん、個人の医師、薬局、助産婦など多くの医療関係者に接種してもらうことができるので今から予約を始めてほしい。当初は予約が殺到することが予想されるが、必要量以上の在庫を確保しているので安心してほしい。
  • 衛生パスが有効であるためには、
    ●65歳以上や重症化リスクの高い人:2021年12月15日から3回目接種証明が必須
    ●18歳以上で、2回目接種から7ヶ月以上が経過した人:2022年1月15日から3回目接種証明が必須
    ●11月29日以降、ワクチン未接種者の衛生パスには24時間以内のPCRまたは抗体検査の陰性証明が必須
  • 衛生パス適用の有無に関わらず、すべての屋内公共施設でのマスク着用を義務とする。屋外のマスク着用も必要に応じて決定する。全国のクリスマスマーケットでは衛生パスを必須とする。
  • 5〜11歳のワクチン接種については検討中。早くても2022年以降になる。

<学校について>

  • できる限り休校を避けて教育の権利を守ることが変わらない目標である。
  • 12〜17歳のワクチン接種率は75%、教職員は88%で、ヨーロッパで最も高い国の1つ。また、クラスに陽性者が出てもワクチン接種済の生徒は登校を続けられるため、中学・高校の学級閉鎖のケースはほとんど出ていない。
  • 一方、幼稚園・小学校はクラスに1人でも陽性者が出ると学級閉鎖にする方針のため、現時点で全国で8500のクラスが閉鎖になっている。生徒や保護者へのさまざまな負担を考慮して、陽性者が出た場合の対応を来週半ば以降、次のように変更する:
    クラスで陽性者が出る→陽性の生徒は自宅待機・遠隔学習→クラスの他生徒全員が検査を受け、陰性の生徒のみ登校を許可。
    なお、未成年のPCRまたは抗原検査は今までどおり無料。
  •  

2021年11月19日(金)

  • 感染状況を考慮して、11月15日(月)より再び全国の小学校でのマスク着用が義務となりました。

2021年11月9日(火)マクロン大統領の会見

  • WHOはヨーロッパで第5波が始まったと報告した。フランスは隣国よりは感染を抑えているものの、ここ1週間で10万人あたりの感染者数がぐんと増えており、警戒が必要である。
  • フランスでは5100万人がワクチンの2回目接種を完了しており、世界でも高い接種率である。しかし、ワクチン接種が可能な12歳以上で未接種の人がまだ600万人いる。ワクチン接種前と接種後では、入院の確率が11分の1となる。自由に普通の生活を送るために、これらの人々にはワクチン接種を強くお願いする。
  • ワクチン接種後6ヶ月以降は抗体量が低下することがわかっているので、65歳以上の人や、重症化リスクの高い人は今すぐ3回目接種をしてほしい。インフルエンザのワクチンと同時に接種することも可能である。12月15日からは、65歳以上の人および重症化リスクの高い人の衛生パスポートには3回目接種が義務となる。
  • 12月からは50〜65歳の3回目接種を進める。
  • 第5波を乗り切るにはワクチンだけでは十分ではなく、手洗いや咳エチケットなど日々の感染対策、屋内・学校でのマスク着用など必要な対策を継続する。

2021年11月7日(日)

感染状況が改善された(週の新規感染者数が10万人あたり50人未満となった)県では小学校でのマスク着用義務が解除されていましたが、11月8日から再びマスク着用が義務となる県が増えました。
小学校でのマスク着用が義務なのは以下の地図の黄色(Niveau 2)の県とMayotteを除く海外県のすべてです。

PCR検査・抗原検査の有料化

2021年10月15日より、ワクチン未接種で医師の処方箋を持たない成人のPCR検査および抗原検査は有料になりました。
・目安の金額:抗原検査22€/PCR検査44€
・引き続き無料で検査を受けられる人:
未成年、ワクチン接種証明を持つ成人、医師や助産婦による検査の処方箋を持つ人、アレルギー等が原因でワクチン接種できない人、濃厚接触者と指定された人、オレンジ/レッドゾーンの国から帰国して隔離期間を終えるために検査が必要な人など

2021年9月30日(木)アタル報道官の会見

2021年10月4日より、週の新規感染者数が10万人あたり50人未満となった以下の47の県(地図内の青色の県)では小学校でのマスク着用義務が解除されます。また、美術館や映画館、劇場などの集客施設の収容人数の上限もなくなります。 (地図 © Le Parisien

2021年9月27日(月)現在・フランス入国関連情報

<EU加盟国からのフランス入国>
次のいずれかを提示すれば検査や隔離なしで入国が可能(11歳以下は不要)
・ワクチン接種証明(2回目接種から7日後/1回接種型ワクチンは28日後/コロナウイルス感染歴のある人は1回目接種から7日後から有効)*
または
・72時間以内に実施したPCRまたは48時間以内に実施した抗原検査の陰性証明
*ワクチン接種証明の有効性に関する条件は以下もすべて同じ。
対象ワクチン:Pfizer/BioNTech, Moderna, AstraZeneca, Johnson & Johnson (Janssen)

<その他の国からのフランス入国>

  • グリーンゾーンの国
    日本、アイスランド、リヒテンシュタイン、モナコ、ノルウェー、スイス、アルバニア、アンドラ、バチカン、サンマリノ、オーストラリア、バーレーン、ブルネイ、カナダ、チリ、コモロ諸島、香港、ヨルダン、コソボ、レバノン、ニュージーランド、北マケドニア、サウジアラビア、セルビア、シンガポール、韓国、台湾、ウクライナ、ウルグアイ、バヌアツ
    →ワクチン接種証明または72時間以内に実施したPCRまたは抗原検査の陰性証明があれば検査や隔離なしで入国可能(11歳以下は不要)
  • オレンジゾーンの国
    グリーン&レッド以外のすべての国
    →ワクチン接種証明(2回目接種から7日後/1回接種型ワクチンは28日後/コロナウイルス感染歴のある人は1回目接種から7日後から有効)*
    または
    →ワクチン未接種の人は緊急な要件でのみ入国を許可。72時間以内のPCRまたは48時間以内の抗原検査陰性証明を持参+フランス到着時に再検査される可能性あり+7日間の自主隔離。
  • レッドゾーンの国
    アフガニスタン、アルジェリア、アルゼンチン、バングラデシュ、ブラジル、コロンビア、コスタリカ、キューバ、コンゴ、グルジア、インドネシア、イラン、モルディブ、モロッコ、モザンビーク、ナミビア、ネパール、パキスタン、ロシア、セイシェル、南アフリカ、スリナム、チュニジア、トルコ
    →緊急な要件でのみ入国を許可。全員48時間以内のPCRまたは抗原検査陰性証明を持参+フランス到着時に再検査。(11歳以下は不要)ワクチン接種済みの人は7日間、ワクチン未接種なら10日間の自主隔離。

*グリーン/オレンジ/レッドの区別は変わる可能性があります。最新情報はフランス外務省のページ(英語)を参照してください。

2021年9月22日(水)アタル報道官の会見

  • ワクチン接種キャンペーンにより、感染状況は改善を続けており、新規感染者数はこの1週間で30%減少し、入院者数は11%減少した。ただし本土の8つの県では未だ週の新規感染者数が10万人あたり100人を超えており、引き続き警戒は必要である。とりわけ海外県の状況は本土よりもまだ悪い。
  • 現時点では衛生パスポートは引き続き継続する。
  • 週の新規感染者数が10万人あたり50人未満となった県では
    *10月4日(月)から小学校でのマスク着用義務を解除

    10月4日(月)から美術館や映画館などの集客施設の収容人数の上限をなくす
    ちなみに現在、42の県がすでに50人未満で、それに近づいている県は26県ある。

2021年9月8日(水)

  • 週の新規感染者数が10万人あたり200人未満となった県(パリ市内も含む)では、売場面積2万㎡以上の商業施設の入店時に衛生パスポート(ワクチン接種完了証明/72時間以内の陰性証明/罹患済み証明のいずれか)が不要になりました。ただし飲食スペースでは引き続き提示が義務付けられています。
  • 18歳以上が飲食店、美術館その他の集客施設を利用する際に義務付けられている衛生パスは、9月30日から12歳2ヶ月以上の子供/若者にも義務付けられます。

2021年8月9日(月)から衛生パスポート(Pass sanitaire)適用対象拡大

  • 衛生パスポート(紙またはQRコード):ワクチン接種完了証明/72時間以内の陰性証明/罹患済み証明のいずれかのこと。18歳以上の者は以下の施設を利用する際に提示する。12〜17歳については9月30日から義務化
  • 7月21日からすでに導入:
    *美術館、映画館、遊園地、フェスティバル、スタジアム、スポーツジム、プール
  • 8月9日から追加導入
    レストラン、バー(テラス席も含む)
    飛行機、TGV、長距離バス(市バス、トラム、メトロ、TER、RERは対象外)
    *セミナー、見本市
    *病院、高齢者施設、老人ホーム(ただし緊急時には免除)
    *商店は対象外だが、県庁の判断で、売場面積2万㎡以上のショッピングセンターやデパートでも導入される可能性がある。

2021年7月13日(火)ヴェラン保健大臣の発表

  • 昨日の大統領の発表のとおり、8月から、カフェ、レストラン、ショッピングセンター、病院、高齢者施設、飛行機、電車、長距離バスの利用に「衛生パス」が義務化されるが、8月からの対象者は18歳以上のみ12〜17歳については8月30日から対象とする。
  • 今後フランスではワクチンの2回目接種から7日経過すればワクチン接種が完了したとみなし、「衛生パス」が有効となる。(現在は14日後から有効)

2021年7月13日(火)カステックス首相の発表

  • 7月13日(火)1日で79万以上のワクチン接種が実施され、新記録となった。

2021年7月12日(月)マクロン大統領の会見

  • 現在、フランスの感染状況はある程度落ち着いているが、世界各国が3倍の感染力を持つデルタ変異株の脅威にさらされており、フランスも例外ではない。最も有効な対抗策はワクチン接種で、ワクチンによって感染を12分の1、重症化を95%抑えることができる。
  • 医療関係者、高齢者施設職員など、重症化リスクの高い人との接触が多い職業の人はワクチン接種を義務化する。9月15日から実際に取り締まりを開始するので、なるべく早く接種してほしい。
  • 7月21日から、50人以上が集まる娯楽・文化施設(映画館や美術館、遊園地など)の12歳以上の入場にはワクチン接種済または48時間以内の陰性証明「衛生パス Pass sanitaire」を義務化する。→7月13日追記:12〜17歳については「衛生パス」の義務化は8月30日からに変更されました。
  • 8月からは、カフェ、レストラン、ショッピングセンター、病院、高齢者施設、飛行機、電車、長距離バスの12歳以上の利用にも「衛生パス」を義務化する。→7月13日追記:12〜17歳については「衛生パス」の義務化は8月30日からに変更されました。
  • 9月からは中学生・高校生・大学生のワクチン接種キャンペーンを行う。
  • 9月以降、必要に応じて3回目接種を開始する。
  • 秋から、医師から指示を受けていないPCR/抗原検査を有料化する。(現在はどちらも無料)

2021年7月3日(土)現在・フランス入国関連情報

<EU加盟国からのフランス入国>
次のいずれかを提示すれば検査や隔離なしで入国が可能(10歳以下は不要)
・ワクチン接種証明(2回目接種から2週間後/1回接種型ワクチンは4週間後/コロナウイルス感染歴のある人は1回目接種から2週間後から有効)*
または
・72時間以内に実施したPCRまたは抗原検査の陰性証明
*ワクチン接種証明の有効性に関する条件は以下もすべて同じ。
対象ワクチン:Pfizer/BioNTech, Moderna, AstraZeneca, Johnson & Johnson (Janssen)

<その他の国からのフランス入国>

  • グリーンゾーンの国
    日本、アイスランド、リヒテンシュタイン、モナコ、ノルウェー、スイス、アルバニア、アンドラ、バチカン、サンマリノ、オーストラリア、ボスニア、カナダ、香港、イスラエル、コソヴォ、レバノン、モンテネグロ、ニュージーランド、北マケドニア、サウジアラビア、セルビア、シンガポール、韓国、台湾、アメリカ、バヌアツ
    →ワクチン接種証明または72時間以内に実施したPCRまたは抗原検査の陰性証明があれば検査や隔離なしで入国可能(10歳以下は不要)
  • オレンジゾーンの国
    グリーン&レッド以外のすべての国
    →ワクチン接種済みの人は72時間以内のPCRまた48時間以内の抗原検査陰性証明を持参(10歳以下は不要)
    →ワクチン未接種の人は緊急な要件でのみ入国を許可。72時間以内のPCRまたは48時間以内の抗原検査陰性証明を持参+フランス到着時に再検査される可能性あり+7日間の自主隔離。
  • レッドゾーンの国
    アフガニスタン、アルゼンチン、バーレーン、バングラデシュ、ボリビア、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカ、インド、モルディブ、ネパール、パキスタン、パラグアイ、南アフリカ、スリランカ、スリナム、ウルグアイ、ナミビア、ロシア、セイシェル
    →緊急な要件でのみ入国を許可。全員48時間以内のPCRまたは抗原検査陰性証明を持参+フランス到着時に再検査。(10歳以下は不要)ワクチン接種済みの人は7日間、ワクチン未接種なら10日間の自主隔離。

*グリーン/オレンジ/レッドの区別は変わる可能性があります。最新情報はフランス外務省のページ(英語)を参照してください。

2021年7月3日(土)現在・フランス入国関連情報

<EU加盟国からのフランス入国>
次のいずれかを提示すれば検査や隔離なしで入国が可能(10歳以下は不要)
・ワクチン接種証明(2回目接種から2週間後/1回接種型ワクチンは4週間後/コロナウイルス感染歴のある人は1回目接種から2週間後から有効)*
または
・72時間以内に実施したPCRまたは抗原検査の陰性証明
*ワクチン接種証明の有効性に関する条件は以下もすべて同じ。
対象ワクチン:Pfizer/BioNTech, Moderna, AstraZeneca, Johnson & Johnson (Janssen)

<その他の国からのフランス入国>

  • グリーンゾーンの国
    日本、アイスランド、リヒテンシュタイン、モナコ、ノルウェー、スイス、アルバニア、アンドラ、バチカン、サンマリノ、オーストラリア、ボスニア、カナダ、香港、イスラエル、コソヴォ、レバノン、モンテネグロ、ニュージーランド、北マケドニア、サウジアラビア、セルビア、シンガポール、韓国、台湾、アメリカ、バヌアツ
    →ワクチン接種証明または72時間以内に実施したPCRまたは抗原検査の陰性証明があれば検査や隔離なしで入国可能(10歳以下は不要)
  • オレンジゾーンの国
    グリーン&レッド以外のすべての国
    →ワクチン接種済みの人は72時間以内のPCRまた48時間以内の抗原検査陰性証明を持参(10歳以下は不要)
    →ワクチン未接種の人は緊急な要件でのみ入国を許可。72時間以内のPCRまたは48時間以内の抗原検査陰性証明を持参+フランス到着時に再検査される可能性あり+7日間の自主隔離。
  • レッドゾーンの国
    アフガニスタン、アルゼンチン、バーレーン、バングラデシュ、ボリビア、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカ、インド、モルディブ、ネパール、パキスタン、パラグアイ、南アフリカ、スリランカ、スリナム、ウルグアイ、ナミビア、ロシア、セイシェル
    →緊急な要件でのみ入国を許可。全員48時間以内のPCRまたは抗原検査陰性証明を持参+フランス到着時に再検査。(10歳以下は不要)ワクチン接種済みの人は7日間、ワクチン未接種なら10日間の自主隔離。

*グリーン/オレンジ/レッドの区別は変わる可能性があります。最新情報はフランス外務省のページ(英語)を参照してください。

2021年6月16日(水)カステックス首相の会見

  • 6月17日(木)から屋外でのマスク着用義務を解除する。(大人数の集まり、混雑した場所、行列、マルシェなど、一部の場合を除く)
  • 6月20日(日)から夜11時からの夜間外出禁止を解除

2021年5月20日(木)

5月31日(月)より、18歳以上なら誰でもワクチン接種を受けられます。(6月15日の予定から前倒し)

2021年5月11日(火)飲食店・文化施設・商店再開の条件

●5月19日(水)から
飲食店(テラス席):1テーブルに6人まで
映画館・劇場・コンサート会場:最大収容人数の35%まで、かつ最大800人まで
商店・美術館:顧客1組につき8㎡のスペースを確保
スタジアム・屋外競技場:最大収容人数の35%まで、かつ最大1000人まで
●6月9日(水)から
飲食店(店内):最大収容人数の50%まで、1テーブルに6人まで
映画館・劇場・コンサート会場:最大収容人数の65%まで、かつ最大5000人まで
商店・美術館:顧客1組につき4㎡のスペースを確保
プール・体育館:最大収容人数の50%まで
スタジアム・屋外競技場:最大収容人数の65%まで、かつ最大5000人まで
●6月30日(水)から
ほぼすべての施設:感染対策をとりつつ通常営業

2021年5月6日(木)ワクチン接種スケジュール

これまでの優先接種対象:55歳以上の全員/基礎疾患・肥満などリスクが高い18〜54歳

5月6日(木)〜

*重い疾患のある16歳以上が優先接種対象に

5月10日(月)〜

*50歳以上の全員が優先接種対象に

5月12日(水)〜

*ワクチンセンターに余分のワクチンがあり、翌日の予約枠が空いていれば年齢制限なく接種可能。前日のみ「Doctolib」上で予約可。

6月15日(火)〜

18歳以上の全員が接種対象に

2021年4月29日(木)マクロン大統領が発表した制限解除のスケジュール

5月3日(月)

*地方内移動の10km制限を解除(外出証明も不要)
*地方間移動を解禁
*夜間外出禁止(夜7時〜朝6時)/テレワークは継続
*中学の対面授業を再開
*高校の対面&遠隔の併用授業を再開

5月19日(水)

*夜間外出禁止の時間帯を夜9時〜朝6時に変更
*生活必需品以外の店舗の営業再開
*飲食店のテラス席を再開(1つのテーブルに最大6名)
*美術館、観光スポット、着席の映画館、劇場を再開(屋内800人まで、屋外1000名まで)
*屋内外のスポーツ観戦を再開(屋内800人まで、屋外1000名まで)
*屋内外でスポーツを再開(条件つき)
*10人以上の集会禁止

6月初め

*6月初めに「Tous Anti Covid」アプリ内で「Pass sanitaire(衛生パス)」を運用開始。検査結果やワクチン接種を証明するもので、これを提示すれば旅行や大規模イベントへの参加が可能になります。

6月9日(水)

*夜間外出禁止の時間帯を夜11時〜朝6時に変更
*飲食店の店内営業を再開(1つのテーブルに最大6名)
*文化・スポーツ施設に5000名まで観客収容可能
*フェアや見本市を再開(5000名まで・「衛生パス」所持者)
*スポーツジムを再開
*屋外での接触のあるスポーツ/屋内での接触のないスポーツを再開
*外国人旅行者の受け入れ再開(条件つき)

6月30日(水)

*夜間外出禁止を解除
*その地方の感染状況次第では集客施設の入場制限を解除
*屋内外で1000人以上の集会やイベントへの参加が可能(「衛生パス」所持者)
*さまざまなイベントの最大人数はその地方の感染状況次第で決定
*ディスコは休業継続
*物理的距離をとる、手洗い、咳エチケットなどの対策はこれまでどおり徹底する。

注:6月30日までのすべての営業・活動の再開には「政府が指定する感染対策を講じた上で」という条件がつきます。

2021年4月22日(木)カステックス首相及び各大臣の会見

  • 新規感染者数は最近1週間で17%ほど減り、感染状況は改善の傾向にある。第三波のピークは超えたが、昨年秋の外出制限時と比較しても、感染者数の減り方は2倍遅い。その原因は、英国型変異種(82.8%)の感染力がとても強いためで、引き続き警戒が必要である。
  • 世界のさまざまな地域でもウイルスが活発に活動しており、とりわけ新たに登場した変異種に注意が必要である。フランス国内のブラジルやインドの変異種が占める割合は現時点では4.2%に留まっており、これ以上の拡大を抑えるため、4月24日(土)よりブラジル、アルゼンチン、チリ、南アフリカ、インドからの入国時の検疫をより厳しくする。これらの国からの入国は基本的にEUに居住する人のみ許可され、36時間以内のPCR検査陰性証明が必要。フランスの空港に到着後、抗原検査を実施し、その結果に関わらず、10日間の隔離を義務付ける。隔離場所(自宅・ホテルなど)は事前申告を義務付け、隔離期間は定期的に監視を行う。
  • 移動距離の制限は5月3日から解除される予定
  • 夜7時〜朝6時の夜間外出制限は継続。
  • 現在休業している施設は5月半ばから段階的に再開する予定だが詳細は未定
  • 幼稚園・小学校は4月26日(月)から予定通り対面授業を再開
  • 中学は4月26日(月)から遠隔授業を、5月3日(月)から対面授業を再開
    ただし感染状況の悪い15県では4eme(中3)、3eme(中4)は対面と遠隔の併用とする。
  • 高校は4月26日(月)から遠隔授業を、5月3日(月)から対面と遠隔の併用授業を再開
  • 幼稚園〜高校まで、陽性の生徒が1人でも出ればその学級を閉鎖する。
  • ワクチンの第1回接種を完了した人の数は今週末までに1400万人(大人の4分の1)を超える見込み。75歳以上は70%、医療関係者の70%が接種を完了。50歳以上は5月半ばから接種開始の予定。

2021年3月31日(水)マクロン大統領の会見

  • 新型コロナウイルスとの闘いが始まってから1年以上が経過し、フランスの感染者数は計450万人を超えた。出口が見えるまでもう少し我慢と努力が必要である。
  • 経済、教育、社会などさまざまな面でのバランスを考慮しつつ、さまざまな措置でウイルスに対抗してきた。ワクチン接種を急いでいるが、感染力の強い変異種の出現により、再びウイルスの拡大が広がっている。現在集中治療室の入院患者の44%が60歳以下であることからも変異種の脅威は明らかである。
  • 3月半ばからウイルスが急速に拡大している19県でより厳しい外出制限を実施し、その効果は出始めているが、十分ではなく、このままではウイルスを制御できなくなる。したがって、現在19県で実施されている外出制限の対象をフランス全国(海外県を除く)に広げる

*4月3日(日)午前0時から5月2日(日)までフランス全国(海外県を除く)で全日・毎日の外出制限を実施

  • 夜7時〜朝6時の夜間外出禁止は継続
  • 生活必需品を除くすべての店舗・施設を閉鎖する。
  • テレワークを徹底。
  • 4月5日(月)からやむを得ない理由がない限り地方間の移動禁止、ただし復活祭の週末(4月3〜4日)は移動可だが、クリスマス同様に大人数で集まらないなどくれぐれも注意してほしい。
  • 自宅から10km圏内の外出は外出証明不要で時間無制限。10km圏外に移動する際は外出証明必須。

    <学校について>

  • 子供は学ぶ権利があり、教育の重要性は強く認識している。フランスは昨年9月から現在まで一斉休校していないヨーロッパでも珍しい国であるが、ウイルスの状況を考慮し、以下の措置をとる。(大学は引き続き遠隔授業と週1回の登校を継続)

    *4月6日(火)〜9日(金)
    幼稚園・小学校・中学校・高校で遠隔授業
    *4月10日(土)〜4月25日(日)
    全国の学校で一律の春休み
    *4月26日(月)〜
    幼稚園・小学校再開、中学・高校は遠隔授業
    *5月3日(月)〜
    中学・高校も再開

  • 国は各種の補償・援助を継続する。
  • 現時点で850万人がワクチンの第1回接種を完了、300万人が第2回接種を完了し、主に高齢者にその効果が見え始めている。
  • 引き続きワクチンの購入を増やすと共に、ヨーロッパ内でのワクチン製造を進める。
  • 70歳以上は3月31日から、60歳以上は4月16日から、50歳以上は5月15日から、50歳未満は6月半ばから、順次ワクチン接種を可能にし、夏の終わりまでに18歳以上のすべての希望者の接種を終了する予定。
  • 現在休業している施設は5月半ばから夏の初めにかけて段階的に再開することを目標とする。具体的な日程はまた追って知らせる。

2021年3月26日(金)教育省の発表

  • ウイルスが活発に拡散している全19県の小学校・中学校・高校では、学級閉鎖の条件をより厳しくし、陽性の生徒が1人でも出ればその学級を閉鎖する。
  • 4月末までに教員・学校スタッフのワクチン接種を急ぐ。

2021年3月25日(木)ヴェラン保健大臣の発表

  • ウイルスの拡散が加速し、状況が悪化している次の3県も、3月27日(土)午前0時から全日の外出制限を実施する。生活必需品以外の店舗の閉鎖、学校の継続など制限の内容は既に実施されている16県と同じ。

《3月27日(土)午前0時より、最低4週間の外出制限が実施される県》
オーブ県(県庁トロワ)
ニエーヴル県(県庁ヌヴェール)
ローヌ県(県庁リヨン)

《既に全日の外出制限が実施されている県》
イル・ド・フランスの8県(パリを含む)
オー・ド・フランスの5県
ノール県(県庁リール)/エーヌ県(県庁ラン)/オワーズ県(県庁ボーヴェ)/パ=ド=カレ県(県庁アラス)/ソム県(県庁アミアン)
アルプ・マリティーム県(県庁ニース)
セーヌ・マリティーム県(県庁ルーアン)
ウール県(県庁エヴルー)

2021年3月21日(日)外出証明のデジタル版

  • 仏語デジタル版(スマホで生成)
    フランス全国で夜間外出禁止時間帯に外出する場合と、日中の外出制限が実施される16県でやむを得ず日中に自宅から10km圏外に外出する場合に必要。アプリ「Tous Anti Covid」でも生成可。
    自宅から10km圏内であれば、外出目的に関わらず、外出証明の携帯は不要。代わりに住所証明(電気やガスの請求書など)と身分証明を携帯すること。

2021年3月20日(土)外出証明について

  • 日中の外出制限が実施される16県では、自宅から10km圏内であれば、外出目的に関わらず、外出証明の携帯は不要。代わりに住所証明(電気やガスの請求書など)と身分証明を携帯すること。
  • 同16県で、朝6時から夜7時までに、自宅から10km以上30km以内の場所にやむを得ない理由(生活必需品の購入、公的機関の召喚その他)で移動する場合は「日中の外出証明」が必要。
    仏語PDF版(印刷して記入)
  • 同16県で、朝6時から夜7時までに、引越しや治療その他のやむを得ない理由がある場合は30km以上の移動も許可されるが、同じく上記の「日中の外出証明」が必要。
    仏語PDF版(印刷して記入)
  • フランス全国で夜間外出禁止時間帯に外出する場合は「夜間の外出証明」が必要。
    仏語PDF版(印刷して記入)

*デジタル版、アプリ「Tous Anti Covid」ともに3月20日22時の時点では利用不可。オンラインになり次第、更新します。最新情報は内務省のこのページを参照してください。

↓日中も外出制限が実施される全16県

2021年3月18日(木)カステックス首相の発表

  • ウイルスの拡散が再び加速し、状況は悪化している。
  • 引き続き地域によって感染状況が大きく異なる。
  • 特にイル・ド・フランス地方とオー・ド・フランス地方の状況の悪化が著しい。
  • イル・ド・フランス地方は10万人あたりの感染者数446人で、許容範囲の400人を超えた。同地方の集中治療室には1200人が入院している。11月の第2波のピーク時を超えている。オー・ド・フランス地方は10万人あたりの感染者数は381人だが、400人を超えるのは時間の問題である。
  • このように状況が著しく悪化している全16県については、より厳しい制限を実施する必要がある。

《3月20日(土)午前0時より、最低4週間の外出制限が実施される県》
>イル・ド・フランスの8県(パリを含む)
>オー・ド・フランスの5県
>アルプ・マリティーム県
>セーヌ・マリティーム県
>ウール県

  • 上記16県では、3月20日(土)午前0時より、全日・毎日の外出制限を最低4週間実施する。
  • 生活必需品(本・音楽含む)を除くすべての店舗・施設を閉鎖する。
  • 保育園、幼稚園、小学校、中学校は完全に継続。高校・大学は現在と同じルールのもと継続。体育授業や学校外でのアクティビティは屋外のみ許可。
  • 宗教施設は現在のルールのもと継続。
  • 散歩やスポーツのための外出は自宅から10km圏内で、時間は無制限
  • 地方間の移動はやむを得ない理由がない限り禁止
  • 上記16県を含むフランス全国で、夜間外出禁止は継続するが、開始時間を現在の18時から19時からに変更する。

2021年3月11日(木)ヴェラン保健相の発表

  • フランスの感染状況は引き続き厳しく、病院の状況は第二波のピーク時と同レベルに近づいてきた。
  • 感染状況は地方によって大きく異なる。現在、要注意の地方はオー・ド・フランス、イル・ド・フランス、プロヴァンス・アルプ・コートダジュールの3地方
  • 英国変異種は67%、南ア&ブラジルは6%。
  • パ・ド・カレ県およびダンケルクにおける週末の外出制限は少なくとも3月末まで継続。
  • アルプ・マリティーム県の週末の外出制限は少なくとも次の週末(3月13〜14日)まで継続。

2021年3月4日(木)カステックス首相の発表

  • 先週木曜から1週間で、引き続き新規感染者は増えているが、増え方は落ちてきている。
  • フランスの英国型変異種の割合は61%、南ア+ブラジル型変異種は6.5%。
  • 80歳以上の高齢者の新規感染は2週間で17%減少。ワクチンの効果と見られる。
  • 病院の状況は引き続き逼迫している。
  • 感染状況は地域によって大きな違いがあるため、今後も地域別に対応していく。
  • 先週木曜の会見で発表した警戒中の20県のうち、18県は引き続き人口10万人あたりの感染者数が多い。さらに、オート=アルプ県、エーヌ県、オーブ県の3県が警戒中の県に加えられた。
  • 人口10万人あたりの感染者数が400を超えているパ・ド・カレ県全県で、アルプ=マリティーム県の海沿いエリアやダンケルクと同様に、3月5日(金)午後6時から、週末の外出制限を実施する。また同県では、3月6日(土)午前0時から売場面積5000㎡以上の商業施設(食品店・薬局を除く)を閉鎖。
  • その他の警戒中の県では週末の外出制限は実施しないが、売場面積1万㎡以上の商業施設(食品店・薬局を除く)を閉鎖する。(現在は2万㎡まで営業可)該当する県では、県知事の判断により、週末に人出が多く接触が増える場所の立ち入り禁止を実施する。
  • 昨年のクリスマス時同様に、できるだけ人と人との接触を減らす努力をしてほしい。感染者の多い地域から他の地域への移動もできる限り避けてほしい。
  • 引き続きワクチン接種を進める。今日時点で350万人のワクチン接種が完了。うち180万人が第2回接種を完了した。

2021年2月25日(木)カステックス首相の発表

  • 昨日(2月24日)には昨年の11月以来初めて新規感染者数が3万人を超え、全国の感染状況はここ数日悪化している。英国型変異種の割合は50%近くになっている。
  • 現在、感染状況がとりわけ悪く注視しているのは次の20県。今後の状況次第では、アルプ=マリティーム県の海沿いエリアやダンケルクと同様に制限を強化し、3月5日(金)夜6時から週末のみの外出制限を実施する可能性がある。来週中に決定する。
    パリを含むイル・ド・フランス地方の全8県
    – オ=ド=フランス地方(ノール県・オワーズ県・パ=ド=カレ県・ソム県)
    – プロヴァンス=アルプ=コート=ダジュール県(アルプ=マリティーム県・ブーシュ=デュ=ローヌ県・ヴァール県)
    – ドローム県
    – ウール=エ=ロワール県
    – ムルト=エ=モゼル県
    – モゼル県
    – ローヌ県

2021年2月24日(水)ヴェラン保健相の発表

  • フランス北部ノール県の大西洋岸の都市ダンケルクとその都市圏(人口25万人)では、感染者数が急増していることを受けて、週末の全日外出制限を実施することが発表されました。(アルプ=マリティム県と同様の措置)実施時間帯は金曜夜6時から月曜朝6時まで。
  • ルールは3月の第1回外出制限とほぼ同じで、不要不急の外出以外はできない。やむを得ず外出する際は外出証明の携帯が必須。散歩のための外出は1時間・半径5km以内とする。
  • 売場面積5000㎡以上の商業施設(食品店・薬局を除く)を閉鎖。売場面積400㎡以上の店舗は顧客1組につき確保するスペースを10㎡から15㎡に変更する。

2021年2月22日(月)アルプ・マリティーム県の発表

  • 人口10万人あたりの感染者数が現在フランス国内で最も多い、南仏アルプ=マリティーム県(県庁ニース)は、県内9割の人口が集中する海沿いの都市エリアにおいて、週末の全日外出制限を実施することを発表した。
    現時点で全日外出制限が実施されるのは次の週末2回:
    →2月26日(金)18時から2月29日(月)朝6時まで
    →3月5日(金)18時から3月8日(月)朝6時まで
  • ルールは3月の第1回外出制限とほぼ同じで、不要不急の外出以外はできない。やむを得ず外出する際は外出証明の携帯が必須。散歩のための外出は1時間・半径5km以内とする。
  • アルプ=マリティーム県ではさらに、2月23日(火)より15日間、売場面積5000㎡以上の商業施設(食品店・薬局を除く)を閉鎖する。売場面積400㎡以上の店舗は顧客1組につき確保するスペースを10㎡から15㎡に変更する。
  • 陸路でのイタリアからの入国者についても、PCR検査実施など、空港同様の対策を行う。

週末の全日外出制限が実施される市:
Antibes, Aspremont, Auribeau-sur-Siagne, Le Bar-sur-loup, Beaulieu-sur-mer, Berre-les-Alpes, Biot, Blausasc, Cabris, Cagnes-sur-mer, Cannes, Le Cannet, Cantaron, Carros, Castagniers, Chateauneuf-Grasse, Châteauneuf-Villevieille, La Colle-sur-loup, Colomars, Contes, Drap, Falicon, Gattières, La Gaude, Gourdon, Grasse, Mandelieu-la-Napoule, Mouans-Sartoux, Mougins, Nice, Opio, Pégomas, Peillon, Peille, Peymenade, Roquefort-les-pins, La Roquette-sur-Siagne, Le Rouret, Saint-André-de-la-Roche, Saint-Jean-Cap-Ferrat, Saint-Jeannet, Saint-Laurent-du-Var, Saint-Paul de Vence, Spéracédès, Théoule-sur-mer, Le Tignet, Tourrette-Levens, Tourrettes-sur-loup, La Trinité, Valbonne, Vallauris, Vence, Villefranche-sur-mer, Villeneuve-Loubet
Beausoleil, Cap d’Ail, Castellar, Eze, Gorbio, La Turbie, Menton, Roquebrune-Cap-Martin et Sainte-Agnès.

2021年2月18日(木)ヴェラン保健相の会見

  • 第二波は未だに収束していないが、夜間外出禁止の効果は見られる。今後数週間がウイルスとの闘いの鍵になる。変異種が増え続けている現在、規制を緩めることはできない。
  • 現在全国平均では36%が英国型変異種(先週の時点では20〜25%)で、5%が南アフリカ型またはブラジル型である。
  • 北フランスのダンケルクでは英国型変異種が72%を占めている。海外県のマイヨットでは南アフリカ型が69%を占める。
  • 変異種は感染可能期間がより長い可能性があるため、2月22日(月)から、陽性者の隔離期間を現在の7日から10日延長する。濃厚接触者の隔離期間は7日のままで変更なし。
  • 要介護高齢者滞在施設(Ehpad)に滞在する75歳以上の高齢者の75%以上がワクチンの第一回接種を済ませた。65〜74歳の接種は3月末〜4月半ばに開始予定。

2021年2月7日(日)学校でのマスクの規定変更

  • 2月8日(月)から、フランスの小学校・中学校・高校で生徒が着用するマスクは、3ミクロン以上のウイルスを90%以上カットするサージカルマスクか、カテゴリー1の布マスクが必須となる。それ以下のカテゴリーの既製のマスクや手作りマスクは学校では使えない。

2021年2月4日(木)カステックス首相及び各大臣の会見

  • 現在、1日の平均新規感染者数は2万人、平均入院者数は1600人、平均死亡者数は320人と高い水準で、医療機関の状況は厳しいままである。しかし、ヨーロッパ他国と比較すると数値は比較的安定している。
  • 感染力の強い変異種は広がっており、1月8日の時点で3.3%だったのが2月4日現在では14%に増加している。
  • 厳しい外出制限(ロックダウン)は感染の抑制には有効だが、社会的、経済的、精神的に大きな犠牲を伴う。現在の感染状況では、このようなロックダウンを行う状況にはまだないが、今後急激に状況が悪化した場合は迷わず3回目のロックダウンを選択することになる。
  • 現在実施中の措置はすべて継続する。(18時〜の夜間外出禁止、集客施設の休業、EU域外との出入国の禁止など)
  • 感染状況が急激に悪化している海外県マイヨットは2月5日(金)18時から最低3週間の外出禁止を実施する。
  • もうすぐ始まる学校の冬休み(2週間)の地方間移動は禁止しないが、昨年のクリスマス〜年末同様に最大の注意を払ってほしい。
  • PCR検査は無料で気軽に受けられ結果も速くわかるので少しでも異変を感じたら受けることを続けてほしい。2月下旬には子供にも受けさせやすい唾液検査も登場する予定で、学校での検査を本格化する。
  • 1月の1ヶ月間に目標を上回る150万人のワクチン接種を完了した。来週中には要介護高齢者滞在施設(Ehpad)の希望する高齢者全員の第一回接種が完了する。

2021年1月30日(土)

  • 1月31日(日)からパリ市内で休業する売場面積2万㎡を超えるショッピングセンターやデパート
    – ギャラリー・ラファイエット オスマン店
    – プランタン オスマン店
    – ボン・マルシェ
    – フォーラム・デ・アール
    – BHV マレ店
    – ボーグルネル(通りに面した店舗のみ営業可)
  • 営業を継続できる店舗で、売場面積400㎡以上の店舗は顧客1組につき10㎡のスペースを、それ以下の店舗はこれまで通り、8㎡のスペースを確保する。

2021年1月29日(金)カステックス首相の会見

  • さまざまなデータを検討した結果、直ちに厳しい外出制限は実施しない。夜間外出禁止の効果は出ているが、不十分であるため、次のとおり、新たな措置をとる。
  • 1月31日(日)午前0時より、EU圏外からの入国・EU圏外への出国を原則禁止とする。EU圏内からの入国にはPCR検査の陰性証明が必須。
  • 1月31日(日)より、売場面積2万㎡を超えるショッピングセンター(食品以外)を閉鎖する。
  •  企業には改めてテレワークの増強を要請する。
  •  夜間外出禁止の違反や、飲食店の違法営業、闇パーティーなどの違反行為はさらに徹底して取り締まる。
  • 手洗いや咳エチケットなど日々の感染対策、マスク着用を継続し、少しでも異変を感じたら検査を受ける、陽性の場合は自主隔離するなどの対策を引き続き徹底してほしい。
  • 国はワクチン接種を引き続き進める。現在、150万人の接種が完了した。
  • 厳格な外出制限を回避するためにはこれから数日がとても重要である。これまでどおり、国民全員で努力を続けよう。

2021年1月22日(金)

  • ヴェラン保健大臣は1月21日、「サージカルマスク」または「カテゴリー1の布マスク」の使用を推奨し、手作りマスクは防御効果が低いため使用を避けるよう要請しました。
  • ワクチン接種について:
    – 1月末までに130〜140万人の接種を完了
    – 75歳以上の接種は3月末までに完了
    – 8月末までに全国民の接種を完了
  • 1月24日(日)午前0時から、EU圏内からの入国者にも72時間以内のPCR検査陰性証明を義務付ける。(EU圏外からの入国者にはすでに適用済み)

2021年1月14日(木)カステックス首相及び各大臣の会見

  • フランスでは10月末からの外出制限、そして制限の緩和を段階的に行っていること、12月中旬からの夜間外出禁止等の対策により、ヨーロッパの他国よりも第二波の衝撃を抑えられている。家族の集まりが増えるクリスマスから年末時期に危惧していた感染の大きな拡大も国民の努力で避けられた。
  • とはいえ、状況は引き続き予断を許さない。1日の新規感染者数は平均16000人程度と高いまま、病院の負担も高いままを維持している。またより感染力の強い変異種の出現も心配である。
  • 1月18日(月)から、EU圏外からフランスに入国する人には3日以内に行ったPCR検査の陰性証明の提示と、7日間の自己隔離、そしてその後のPCR再検査を義務付ける。
  • 1月16日(土)から、夜間外出禁止の開始時間をフランス全国で18時に早める。従って夜間外出禁止の時間帯は夜6時から朝6時まで。実施期間は少なくとも2週間。
  • ただし感染状況がさらに悪化した場合は3回目の外出制限の可能性も否定できない。
  •  夜間外出が許可される理由はこれまでと同じ。 
    1. 在宅勤務が不可能な場合の通勤、延期できない出張、研修や試験のための外出
    2. 通院治療、薬品の購入
    3. 助けが必要な家族の支援
    4. 身体が不自由な人とその介助人の移動
    5. 司法機関、行政機関からの召喚
    6. 行政機関からの要請で公益になる活動に参加するため
    7. 鉄道・飛行機での長距離移動のための移動
    8. 自宅から1km圏内で短時間のペットの散歩

    *外出証明
    仏語デジタル版(スマホで生成)
    PDF版(印刷して記入)(仏語)】
    英語Word版(印刷して記入)
    →アプリ「Tous Anti Covid」からも証明書を生成するページにアクセス可能。

    すでに1月2日から18時からの外出禁止が実施された15県では、新規感染者数が1/2〜1/3に減っており効果が実証されている。

  • 子供の教育の権利を守るため、学校は休校しない選択をした。その代わりの対策として、給食時の感染対策強化、屋内での体育授業中止、学校内での検査増加を行う。高校については対面・遠隔授業を併用する。
  • 1月18日(月)から全国で700以上のワクチン接種センターが設置される。現在30万人がワクチン接種を済ませており、2月末までに250万人が接種する見込み。

2021年1月9日(土)

  • 夜間外出禁止の時間帯が新たにいくつかの県で夜18時〜朝6時までに変更されました。
    Hautes-Alpes(県庁ギャップ)
    Alpes-Maritimes(県庁ニース)
    Ardennes(県庁シャルルヴィル・メジエール)
    Doubs(県庁ブザンソン)
    Jura(県庁ロンス・ル・ソニエ)
    Marne(県庁ランス)
    Haute-Marne(県庁ショモン)
    Meurthe-et-Moselle(県庁ナンシー)
    Meuse(県庁バー・ル・デュック)
    Haute-Saône(県庁ヴェズル)
    Vosges(県庁エピナル)
    Territoire de Belfort(県庁ベルフォール)
    Moselle(県庁メス)
    Nièvre(県庁ヌヴェール)
    Saône-et-Loire(県庁マコン)
    新たに追加:
    Côte-d’Or(県庁ディジョン)
    Haut-Rhin(県庁コルマール)
    Bas-Rhin(県庁ストラスブール)
    Cher(県庁ブルージュ)
    Allier(県庁ムーラン)
    Vaucluse(県庁アヴィニョン)
    Alpes-de-Haute-Provence(県庁ディーニュ・レ・バン)
    Bouches-du-Rhône(県庁マルセイユ)

2021年1月7日(木)カステックス首相及びヴェラン保健大臣の会見

  • フランスの感染状況は隣国と比べると多少落ち着いてはいるが、それでも新規感染者数は毎日平均15000人で、目標の5000人をはるかに越えたままである。ICUの病床の半分はCovid-19の患者で埋まっている。
  • イギリスと南アで出現した変異種は、40〜70%感染力が強く、子供にも感染しやすいが、症状は同程度と見られる。PCR検査結果で変異種の疑いがある場合など、監視を続ける。フランスでは現在19人の変異種感染が確認されている。イギリスとの国境は12月20日から一部の場合を除いて閉鎖。
  • 第二波はまだ続いており、対策を緩めることはできない。必要があればより厳しい対策をとる必要も出てくるだろう。
  • 以上の状況から、現在閉鎖しているさまざまな文化施設(映画館、美術館、劇場)、スキー場は1月末まで閉鎖を継続する。2月から再開できるか否かは1月20日に決定する。
  • レストラン、バー、スポーツジムは少なくとも2月半ばまで再開できない。
  • 夜8時からの夜間外出禁止は少なくとも1月20日まで継続する。(主に東部の15県は夜6時から、さらに追加で10県が夜間外出禁止時間を拡大する可能性がある)
  • 症状あり・なしに関わらず、検査は無料で誰でも受けられる。
  • 1月10日から、症状がある場合または濃厚接触者は即時に病欠扱いとでき、社会保障機構からの補償金を受け取れる。
  • この5日間で45000人がワクチン接種を受けた。今後、持病のある高齢者、高齢者施設など優先すべき人から本格的に進める。
  • 2回目接種のタイミングを3週間後から6週間後に遅らせることでワクチンの数を確保する。3月には100万のワクチンが届く予定。
  • 1月18日からは75歳以上の希望者は誰でもワクチン接種が可能。

ワクチン接種対象者カレンダー
〈2020年12月27日〜〉
要介護高齢者滞在施設(Ehpad)に滞在する65歳以上の高齢者及び職員
〈2021年1月4&5日〜〉
50歳以上の医療従事者、消防署員、在宅介護人
〈2021年1月8日〜〉
介護施設に滞在する65歳以上の身体障害者及び職員
〈2021年1月18日〜〉
75歳以上の高齢者
〈2021年2月・3月中〉
65歳以上、40歳以上の医療従事者
〈2021年春〉
50歳以上、エッセンシャルワーカー
〈2021年春の終わりごろ〉
希望する者全員

2021年1月1日(金)

  • 1月2日(土)から夜間外出禁止の時間帯が夜18時〜朝6時までに変更されるのは、次の15県(地図で濃い茶色の県)

    Hautes-Alpes(県庁ギャップ)
    Alpes-Maritimes(県庁ニース)
    Ardennes(県庁シャルルヴィル・メジエール)
    Doubs(県庁ブザンソン)
    Jura(県庁ロンス・ル・ソニエ)
    Marne(県庁ランス)
    Haute-Marne(県庁ショモン)
    Meurthe-et-Moselle(県庁ナンシー)
    Meuse(県庁バー・ル・デュック)
    Haute-Saône(県庁ヴェズル)
    Vosges(県庁エピナル)
    Territoire de Belfort(県庁ベルフォール)
    Moselle(県庁メス)
    Nièvre(県庁ヌヴェール)
    Saône-et-Loire(県庁マコン)
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  1. 「5月31日まで消毒ジェルの価格の上限が次のように定められました→50mlは2€、100mlは3€、300mlは5€、1lは15€。
    フランス国内のマスクの在庫・生産は国がすべて徴用し、医療関係者やコロナウイルス感染者に配布。マスクの購入には処方箋が必要になります。」

    こういう対応は、良いですね。

    昨年、パリに行ったので、今年は行かないですが、早く沈静化して欲しいです。

    1. 乱さん、こんにちは!
      本当に、全世界でウイルス感染がなくなることを願っています。
      そしてまた、パリ、フランスに安心していらしていただける日が来ますように。

  2. いつも拝見しています。
    コロナ新規感染者数をグラフにしていただけると、感染状況がわかりいいなあと思います。
    お忙しいとは存じますが、ご検討宜しくお願いいたします。

    1. あめりさん
      いつもトリコロル・パリをご覧いただきありがとうございます。
      グラフに関しては、GoogleでCovid19と検索していただくと、世界各国のグラフが表示されますので、そちらをご参考にしていただければと思います。
      https://news.google.com/covid19/map?hl=fr&gl=FR&ceid=FR%3Afr&mid=%2Fm%2F0f8l9c

      ちなみに、トリコロルで紹介している情報はフランス政府のものに基づいています。
      これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

      トリコロル・パリ

  3. かなり貴重な情報を提示して頂いて助かります。

    来週からフランス旅行を検討していたのですが

    その際、現地でサッカー観戦は可能でしょうか?

    ご存知の範囲でお教え頂ければ幸いです。

    宜しくお願い致します。

    1. こんにちは。あまり詳しくはないのですが、現在、サッカーを含めたすべてのイベントは、観客だけでなく選手やスタッフ等もすべて含めて5000人までに制限されており、試合にもよるとは思いますが、チケットを入手するのは通常よりも難しい状況ではないかと思います。

  4. すみません、読み飛ばしているかもしれませんが、カテゴリー1の布マスクとはどのようなモノですか?
    フランスの人は割と布マスクをしている人が多いように見えたので、知りたいなと思いました。

    1. こんにちは。フランスの「カテゴリー1の布マスク」とは、3ミクロン以上の粒子を90%以上防げるマスクの規格だそうです。洗って何度か使える布マスクの中では防御効果が最も高いレベルのもののようです。現在フランスのスーパーや薬局で売っているこの種類の布マスクには「Categorie 1」と明示されているのでわかります。

      1. ありがとうございます。
        まだまだ厳しい状況ですが、トリコロルパリの皆様、ご家族様、お元気でお過ごしになりますように。