第71回カンヌ国際映画祭が5月8日〜19日まで開催

© Maquette: Flore Maquin – Photo : Pierrot le fou © Georges Pierre

今年もこの季節がやってきました。毎年南仏カンヌにて開催される世界的な映画の祭典「カンヌ国際映画祭」が5月8日〜19日まで開催されます。今回で71回を数えます。コンペティション部門の審査委員長を務めるのは、オーストラリア出身の国際的女優ケイト・ブランシェットです。毎年話題になるポスターのビジュアルは、ここ数年続く映画のワンシーンを使ったシリーズで、今回はジャン=リュック・ゴダール監督1965年の作品『Pierrot le fou 気狂いピエロ』から。ヌーヴェル・ヴァーグを代表する作品の一つですね。ジャン=ポール・ベルモンドとアンナ・カリーナが美しい・・・



21作品が競い合うコンペティション部門には、日本からカンヌ常連組と言える是枝裕和監督の『万引き家族』と、濱口竜介監督の『寝ても覚めても』の2作品が出品されています。ちょうど今、フランスで濱口監督の『ハッピーアワー(仏語題:Senses)』が上映中で注目を集める日本人監督の一人です。ポスタービジュアルにもなっているゴダール監督の新作『Le livre d’image(原題)』や16年ぶり(ポランスキ監督の戦場のピアニスト以来)にコンペティション部門に選ばれたポーランド映画『ZIMNA WOJNA (COLD WAR)』など、他にも期待の作品が揃います。

|2018年カンヌ映画祭 コンペティション部門|
『3 FACES (3 VISAGES)』ジャファール・パナヒ監督
『AHLAT AGACI (LE POIRIER SAUVAGE)』ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督
『AYKA』セルゲイ・ドヴォルツェヴォイ監督
『BLACKKKLANSMAN』スパイク・リー監督
『BURNING』イ・チャンドン監督
『CAPHARNAÜM』ナディーン・ラバキー監督
『DOGMAN』マッテオ・ガローネ監督
『EN GUERRE』ステファヌ・ブリゼ監督
『JIANG HU ER NV (LES ETERNELS)』賈 樟柯監督
『LAZZARO FELICE (HEUREUX COMME LAZZARO)』アリーチェ・ロルヴァケル監督
『LE LIVRE D’IMAGE』ジャン=リュック・ゴダール監督




『LES FILLES DU SOLEIL』エヴァ・ユッソン監督
『LETO (L’ETE)』キリル・セレブレニコフ監督
『万引き家族 (Une affaire de famille)』是枝裕和監督
『寝ても覚めても (Asako)』濱口竜介監督
『PLAIRE, AIMER ET COURIR VITE』クリストフ・オノレ監督
『TODOS LO SABEN (EVERYBODY KNOWS)』アスガー・ファルハディ監督
『UN COUTEAU DANS LE COEUR』ヤン・ゴンザレス監督
『UNDER THE SILVER LAKE』デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督
『YOMEDDINE』A・B・ショウキー監督
『ZIMNA WOJNA (COLD WAR)』パヴェウ・パヴリコフスキ監督

第71回カンヌ国際映画祭
2018年5月8日〜19日

www.festival-cannes.com

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