今年の6月6日でノルマンディ上陸作戦が70周年を迎えます。ノルマンディ上陸作戦とは、第二次世界大戦中に連合軍がドーバー海峡を渡ってフランスのノルマンディに上陸した、史上最大規模の上陸作戦。この作戦をきっかけに、ナチス・ドイツに占領されていた西ヨーロッパが解放され、戦局のターニングポイントになりました。
70周年を記念して、パリ19区のラ・ヴィレット科学産業都市にあるラ・ジェオッド（半球形のドーム型スクリーンで上映されるオムニマックス方式の映画館）で「D-Day Normandie 1944」という3D映画が公開されることになりました。1944年6月6日の夜から始まった上陸作戦の描写だけでなく、長い時間をかけて行われた準備計画など、「どのような経緯でこの作戦が実行されるに至ったのか」がよくわかる興味深い内容になっているようです。
ノルマンディ上陸作戦といえば、私が思い出すのはやはりスピルバーグの「プライベート・ライアン」です…冒頭の上陸シーンは数分間が数時間にも思えるほどの恐ろしいリアルさで、映画館で見て10年以上経った今も忘れられません。
この「D-Day Normandie 1944」も、歴史好きとしてはぜひ見てみたいのですが、今回、ドーム型スクリーンでの3D映画ということで、いったいどんなリアルさになるのでしょうか！？
D-Day Normandie 1944（予告編）
LA GEODE
26 avenue Corentin Cariou 75019 Paris
4月2日（水）から公開