旅行者に朗報!空港↔パリのタクシー料金が定額に

日本からシャルル・ド・ゴール空港に着いたあと、パリ市内への移動方法はいくつかあります。一番メジャーなのはオペラ座脇の停留所まで直通で行けるロワッシーバスや、凱旋門やモンパルナス駅まで行けるエールフランスのシャトルバスでしょうか。一番安いのはRERという郊外電車を使う方法ですが、少し治安の悪い地区を通ることもあり慣れない旅行者にはハードルが高いですね。



ただ、荷物が多かったり、グループ旅行だったりすると、やはりタクシーに乗りたいときもありますよね。タクシーの最大の難点は、料金。通常ならパリ市内からシャルル・ド・ゴール空港まで行くには通常50〜60€前後ですが、すべては時間帯や道路の混み具合次第。朝夕のラッシュで渋滞にひっかかると、料金も恐ろしいことになってしまいます。

そんななか、パリを訪れる旅行者に朗報が飛び込んできました。来年2016年の3月から、シャルル・ド・ゴール空港およびオルリー空港↔パリ市内のタクシー料金に定額制が導入されることになったのです!パリの北にあるシャルル・ド・ゴール空港、パリの南にあるオルリー空港の位置を考慮して、それぞれセーヌ川右岸(北)から(まで)乗る場合と左岸(南)から(まで)乗る場合の合わせて4種類の料金が設定されることになります。正式な料金はまだ決定していませんが、左岸↔シャルル・ド・ゴール空港が55€、右岸↔シャルル・ド・ゴール空港が50€になると予測されています。さらに、スーツケースの手数料などの追加料金はすべて廃止され、50€または55€ぴったりでパリ市内と空港を移動できることになります。
さらに、空港に向かう高速道路にはタクシーやバス専用レーンがこの4月から導入されており、スピードアップも期待できそうです。

きちんと認可を受けたパリのタクシーに乗りさえすれば、料金の心配をすることなくタクシーに乗れるというのは旅行者にとってグッドニュース!また来年、正式に定額料金制がスタートするころにもう一度詳しくお知らせしたいと思います。

No Comments Yet

Comments are closed