Image Image Image Image Image Image Image Image Image Image

トリコロル・パリ : パリとフランスの旅行・観光情報 | October 21, 2018

Scroll to top

Top

スポーツ

No Comments

日本ならとっくにクビ!?でも憎めないフィギュアスケート解説者

日本ならとっくにクビ!?でも憎めないフィギュアスケート解説者

ロシアのソチオリンピック、日本の皆さんも時差に負けず楽しんでいますか?フランスはソチとの時差が-3時間なので、午前中から夜の8時ごろまでというなかなか都合のよい放送時間となっています。

先週はフィギュアスケート男子シングルで羽生結弦選手が金メダル!この調子で女子もがんばれ!と今週も応援しています。昨日のSPの結果で、浅田真央選手をはじめ、日本選手は厳しい戦いとなっていますが、とにかく今日のフリーは、のびのびと自分たちらしい演技をしてほしいものです。



さて、日本でフィギュアスケートの解説者といえば、伊藤みどりさん、八木沼純子さん、本田武史さん、そして荒川静香さんなどでしょうか。ここフランスでは、アニック・デュモンさん(コーチ・振付師)と、フィリップ・キャンデロロさん(プロスケーター)の2人組が長年、フランス公共放送(2、3チャンネル)のフィギュアスケート解説を行っています。

フィリップ・キャンデロロはリレハンメルと長野オリンピックの2大会連続で男子シングルの銅メダリスト。フランスで最も有名なスケーターです。NHK杯の常連で優勝経験もあり、日本のフィギュアスケートファンの間でもよく知られているスケーターなのですが、TV解説者となってからは、その解説がかなり「性差別的」であることで毎回批判を浴びています。

たとえば今大会でも、「このカナダの美しいクレオパトラにちょっかいを出したいと思っているアナコンダ(巨大ヘビ)を知ってますよ」とか「このスケーターに、『興奮しているのは君だけではない』と言ってあげたい。笑顔がとても美しい人なので(僕も興奮している)」とか「このスケーターはモニカ・ベルッチに似てますね、でも胸は小さめだけど…」とか、冗談めかして性的ニュアンスを隠さない発言をするので、当然、SNSなどで反発するコメントが殺到しているそうです。



当の本人はまったく悪びれず、「異性愛者だということを主張できない世の中になってきたけど僕にはどうしようもない。」「誰でも言えるようなことを言うためにTVに出てるわけではない。」「フィギュアスケートの解説者として必要な経験と知識を備えているのだから、反省する気はない。」と、批判などどこ吹く風。私自身も、「もっとほかの言い方はないのか」とは思いつつ、結局のところ彼が女性の美しさを讃えていること、スケートに関する解説は選手をリスペクトしてまじめにやってること(当たり前!)もあり、そこまで目くじらを立てる気がしなかったり…ちょっと感覚がマヒしております。

実際、フランスの国営放送が彼の発言に注意を促した、というような話も聞きませんし、このあたりが、フランスという国の懐の深さ(良いのか悪いのかはわかりませんが…)なのかもしれませんね。日本で同じ立場の人が同じ発言をしたら、どうなることか…

さて今晩のフィギュアスケート女子フリーも、キャンデロロの”失言”をチェックしつつ、観戦したいと思います。

→ キャンデロロ伝説のエキシビション動画はこちら

※日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)