レ・アールの工事進んでます。

フォーロム・デ・アール(Forum des Halles)をご存知でしょうか?1区、まさにパリのど真ん中にあり、ポンピドゥー・センターからも近いのに、訪れる観光客はあまり多くない(と思われる)ショッピングセンターです。
もともと12世紀から続く歴史ある生鮮食品の市場がありましたが、1971年にその市場がパリの南にあるランジス市に移転。その後、1979年に誕生したのが、フォーロム・デ・アールです。



郊外電車(RER)の駅があるせいなのか、パリ郊外に住む、いわゆる「不良たち」のたまり場的存在になっていたり、建築自体が古臭く、構造も複雑でわかりにくいなど、さまざまな問題点を抱えており、ついに2000年ごろからリニューアル計画が立ち上がりました。紆余曲折を経てようやく工事が始まったのが2010年。上の予想図のとおりにリニューアルが完成するのは2016年を予定しています。

で、なぜこの話を書いているかと言いますと、ちょうど今日、久しぶりにレ・アールの近くを通ったからです。工事の様子を少し高いところから覗けるスペースもあるので、興味のある方は見に行ってみてください。工事を見に行くときは、rue du Pont Neuf(地図)から行くとわかりやすいですよ。

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