〈映画〉ファーザー 2021年5月14日公開

© NEW ZEALAND TRUST CORPORATION AS TRUSTEE FOR ELAROF CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION TRADEMARK FATHER LIMITED F COMME FILM CINÉ-@ ORANGE STUDIO 2020

第93回アカデミー賞®️で、アンソニー・ホプキンス主演男優賞“史上最高齢”ノミネートを含む6部門（作品賞、主演男優賞、助演女優賞、脚色賞、編集賞、美術賞）のノミネートを果たした話題作『ファーザー』が、5月14日（金）からついに日本で公開されます！！現在83歳のアンソニー・ホプキンスの名演はもちろんのこと、『女王陛下のお気に入り』でオスカー女優となったオリヴィア・コールマンの、「父を介護する娘」の繊細な演技にも心を打たれます。トリコロル・パリ読者に特に注目してほしいのが、監督を務めるフランス人劇作家、フロリアン・ゼレール（Florian Zeller）。本作の原作となったオリジナル戯曲『Le Père』の生みの親で今のフランス演劇界を代表する人物。同名の舞台は傑作演劇として日本を含む世界30カ国以上で上演されました。今回英語での映画化にあたり、『危険な関係』をはじめとする数々の名作映画の脚本を手がけたクリストファー・ハンプトンと共に脚本を執筆しています。長編初監督にして、現実と幻想の境界が曖昧になっていく父の視点で描かれる、これまでになく画期的な表現を実現させた若き才能です！アカデミー賞の脚色賞にもノミネートされていますので、日本時間4月26日（月）の授賞式が今から楽しみです。

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〜あらすじ〜
ロンドンで独り暮らしを送る81歳のアンソニーは記憶が薄れ始めていたが、娘のアンが手配する介護人を拒否していた。そんな中、アンから新しい恋人とパリで暮らすと告げられショックを受ける。だが、それが事実なら、アンソニーの自宅に突然現れ、アンと結婚して10年以上になると語る、この見知らぬ男は誰だ？なぜ彼はここが自分とアンの家だと主張するのか？ひょっとして財産を奪う気か？そして、アンソニーのもう一人の娘、最愛のルーシーはどこに消えたのか？現実と幻想の境界が崩れていく中、最後にアンソニーがたどり着いた〈真実〉とは──？徐々に現実と幻想の境が曖昧になっていく父と、父の変化に戸惑い悩む娘アン。父アンソニーの記憶と現実を追体験する迷宮のような世界観が観客をかつてない映画体験へと誘っていく傑作。

映画『ファーザー』予告編

映画『ファーザー』フロリアン・ゼレール監督インタビュー

『ファーザー』第93回アカデミー賞ノミネート結果
●作品賞：『ファーザー』
●主演男優賞（アンソニー・ホプキンス）
＊アンソニー・ホプキンスはアカデミー賞主演男優賞史上最高齢でのノミネート！
●助演女優賞（オリヴィア・コールマン）
＊オリヴィア・コールマンは助演女優賞初のノミネート
●脚色賞（クリストファー・ハンプトン、フロリアン・ゼレール）
●編集賞(ヨルゴス・ランプリノス)
●美術賞(ピーター・フランシス)

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映画『ファーザー』

公開日：2021年5月14日（金）〜
劇場：TOHOシネマズシャンテ他ロードショーほか全国ロードショー
監督：フロリアン・ゼレール
脚本：クリストファー・ハンプトン、フロリアン・ゼレール
原作：フロリアン・ゼレール『Le Père』
出演：アンソニー・ホプキンス、オリヴィア・コールマン、マーク・ゲイティス、イモージェン・プーツ、ルーファス・シーウェル、オリヴィア・ウィリアムズ
原題：The Father
配給：ショウゲート
オフィシャルサイト：https://thefather.jp
2020／イギリス・フランス／英語／97分／カラー／スコープ／5.1ch
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