ギュスターヴ・ファイエ
コレクター – クリエイター
近代美術のアイコン 展
Gustave Fayet
Collectionneur – Créateur
Icônes de l’Art Moderne
2026年10月9日(金)〜2027年3月8日(月)


現在、その名を知る人はあまり多くないギュスターヴ・ファイエ(1865–1925)という人物が、ルイ・ヴィトン財団美術館の新しい企画展のテーマです。ファイエは、20世紀初頭のフランスを代表する、最も重要な美術収集家の一人で、近代美術の歴史を形づくることに貢献しました。
ゴッホの作品をいち早く購入し、1900年頃にはポール・ゴーギャンとオディロン・ルドンの作品を最も多く収集するコレクターとなりました。印象派からフォーヴィスムまで、約750点にも及ぶ、唯一無二のコレクションを築き上げました。
熱心な収集家であると同時に、自身も多才なクリエイターでもあり、画家、水彩画家、陶芸家、さらには装飾芸術にも取り組み、ファッションや挿絵本にも活動の場を広げました。が、死後、彼のコレクションは散逸し、彼自身の作品もまた忘れ去られていきました。
それからおよそ一世紀を経て、今回初めて、彼のコレクションと作品、この2つが一堂に会します。ゴッホやゴーギャンの傑作のなかには、彼の没後、一度もフランスで公開されていないものもあり、必見です。
ファイエのコレクション









「ゴッホはなんて素晴らしい画家だったのでしょう」
1901年11月1日のファイエからゴーギャンへの手紙より
1890年7月、ゴッホがオーヴェル・シュル・オワーズで自ら命を絶ちました。その後、先見の明を持つコレクターたちがその作品を買い求めるようになり、ギュスターヴ・ファイエもその一人でした。今回、そのうちの一部が初めて一堂に集められました。なかには、実に1世紀ぶりにフランスへ戻ってくる作品もあります。




ゴーギャンへの情熱
約200点に及ぶ作品を所蔵していたギュスターヴ・ファイエは、20世紀初頭、世界でも有数のゴーギャンのコレクターでした。ファイエは後に、ゴーギャンを「とても素晴らしく、同時に奇妙な人物」と評し、一度は実際に出会ったこともありましたが、二人が親しく知り合うことはありませんでした。その一方で、ゴーギャンの晩年にあたる1900年から1903年にかけては書簡のやり取りが続きました。







創作者としてのファイエ
ギュスターヴ・ファイエは、画家、素描家、陶芸家としてたくさんの作品を残しました。さらに1910年代以降は、挿絵や壁紙、カーペットのデザインなど、芸術と事業を結びつけた起業家としての才能も発揮しました。





INFORMATION
ギュスターヴ・ファイエ、コレクター – クリエイター
近代美術のアイコン 展
Gustave Fayet, Collectionneur – Créateur
Icônes de l’Art Moderne
場所:ルイ・ヴィトン財団美術館
期間:2026年10月9日〜2027年3月8日
開館日:月、水、木 11:00-20:00、金 11:00-21:00、土、日 10:00-20:00
休館日:火、12/25、1/1
住所:8 Avenue du Mahatma Gandhi 75116 →パリの地区マップ
最寄駅:Les Sablons 1番線 →メトロ路線図
料金:18€、25歳以下10€、17歳以下5€、2歳以下無料
パリ・ミュージアム・パス:不可
→fondationlouisvuitton.fr




