フランスを代表するシェフの1人、アラン・デュカスのアイスクリーム屋さん「ラ・グラス・アラン・デュカス」が2021年6月、パリに登場しました!場所は「ル・ショコラ・アラン・デュカス」と同じ、バスティーユのロケット通り沿い。
©Philippe Vaurès Santamaria
デュカスにその才能を認められたイタリア・ボローニャ出身のジェラート職人、マテオ・カソーネが手がけるそのアイスクリームは、他のお店では見つからないようなオリジナリティあふれるフレーバーばかりなのが面白いです。
チョコレートやバニラ、キャラメルなど見慣れたフレーバーもありますが、
・オリーブオイルのアイス
・グレープフルーツ&ベルモットのアイス
・ピスタチオ&レモン&フルール・ド・セルのシャーベット
・ザクロ&ミントのシャーベット
・カカオ豆の皮&レモンのグラニテ
などなど、食べてみないと味が想像しにくいようなフレーバーもたくさん。
©Philippe Vaurès Santamaria
たとえばこの写真のアイスは、フレッシュハーブのシャーベットとプロンビエールのアイス。プロンビエールとは、フルーツのコンフィ(砂糖漬け)入りの伝統的なアイスクリームのレシピなのだそう。
私もせっかくなのでちょっと風変わりなフレーバーを3種類選んでみました。
・発酵イチゴ入りのイチゴのシャーベット
・カカオ豆の皮&レモンのグラニテ
・プロンビエールのアイス
発酵イチゴは塩味(!)で、シャーベットのイチゴの甘みとの対比が面白い!カカオ豆の皮&レモンはお店の人に「けっこう好みが分かれる」と言われたとおり、なかなか強烈なお味。大好きとは言えないけれど(笑)一度は試してみてよかったと思える面白い味でした。プロンビエールはフルーツコンフィがたっぷり入った贅沢な、でも懐かしい感じがする味でした。
©Philippe Vaurès Santamaria
使われている食材が上質で新鮮なのはもちろんのこと、アイスクリームに使われるナッツ類の焙煎を含めてすべて店内で、毎日少量ずつの手作り。他の「ル・ショコラ・アラン・デュカス」のショップでもいくつかは買えますが、全種類があるのはこのバスティーユのお店のみ。なかなか高級なアイスクリームですが、ぜひ一度は味わってみてください!
INFORMATION
La Glace Alain Ducasse - ラ・グラス・アラン・デュカス
住所 →パリの地区マップ40 rue de la Roquette 75011 (地区:バスティーユ)
TEL
01 48 05 82 86
最寄り駅 →メトロ路線図
Bastille 1,5,8番線
営業日
月-木11:00-20:00、金-土11:00-23:00、日11:00-20:00
定休日
無休
カード
Visa, Master
予算
小(2種類まで)6.5€、中(3種類まで)8€、大10€
→https://laglace-alainducasse.com/
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