『やさしく読める ビジュアル伝記 ジャンヌ・ダルク』

フランスの歴史を語るうえで欠かせない、ジャンヌ・ダルク。フランスとイギリスの間で長く続いた百年戦争（1337−1453）で、フランスを勝利に導いた女性で、通りの名前に付けられたり、彫像があったり、何かとよく見かける名前ですが、そんなフランスのヒロインが、実際にどんな人生を歩んだのか、そして、その頃のフランスの歴史を、イラストと共にわかりやすく紹介する『やさしく読める ビジュアル伝記 ジャンヌ・ダルク』が4月21日に発売になります。小学生向けの絵本ではありますが、大人もきっと学べることがありそうです。お子さんと一緒にぜひ手にとってみてください。

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カラーイラストがいっぱい

カラーイラストが多いので、人物と人物が生きた時代についてよりわかりやすい。場面のイラストも多数収録。

ひとめでわかる「人物ガイド」

巻頭に図解ページつき。ジャンヌが活躍した場所や、登場人物が紹介されているので、読む前にイメージがわく。

歴史を学べる巻末特集

巻末には人生の歩みをおさらいできる年表と、当時の歴史背景について学べる解説ページつき。

ジャンヌ・ダルク生誕の地、オルレアン。奥に見えるのは、この町のシンボルのサント・クロワ大聖堂です。オルレアンでの戦いのとき、ジャンヌが礼拝に参加しに来たと言われ、ジャンヌの生涯を描いたステンドグラスもあります。正面から伸びる通りはジャンヌ・ダルク通りと名づけられています。

いたるところで見かけるジャンヌ・ダルクの彫像。パリではルーヴル美術館やチュイルリー公園にほど近い、ピラミッド広場に黄金に輝くジャンヌの彫像（19世紀）があります。