〈塩田千春：魂がふるえる 展〉グラン・パレ美術館

塩田千春
魂がふるえる

2020年から大規模なリニューアル工事が行われていたグラン・パレ。2025年6月に全館すべてのギャラリースペースがリニューアルオープンするのに先立ち、繊細で詩的な作品を創り出す日本人アーティスト、塩田千春の展覧会「魂がふるえる」が12月11日（水）から始まります。

1972年大阪府に生まれた塩田千春はベルリンを拠点にグローバルな活躍をするアーティスト。この「魂がふるえる」展は2019年に東京・森美術館で初開催されてから、アジア各国やオーストラリアを巡回し、ついにパリのグラン・パレにやってきました。25年以上にわたる芸術活動の集大成となる、フランスで過去最大規模となる展覧会で、グラン・パレ内の広々としたギャラリーを使った空間に、見る者が作品の中に引き込まれていくようなイマーシブなインスタレーションや、彫刻、写真、ドローイング、パフォーマンス映像、そして舞台美術の仕事に関するアーカイブ資料が展示されます。

言葉にならない感情によって震えている心の動きを、他者にも伝えたいという思いを込めて作り上げられたというこの展覧会。見終わって、なにか不思議な力をもらえた気がしました。

Where Are We Going ?

プチ・パレに面した入口Hから中に入ると、美しい階段の上の吹き抜けにて、2017年にパリのデパート、ボン・マルシェに展示されたこの作品が出迎えてくれます。
どこへ向かって 2017/2024

In The Hand

Uncertain Journey

不確かな旅 2016/2024

Becoming Painting

絵になること 1994

Out of My Body

外在化された身体 2019/2024

Connecting Small Memories

In Silence

静けさの中で 2009

Inside-Outside

内と外 2019

Reflection of Space and Time

時空の反射 2018

Accumulation – Searching for the Destination

集積ー目的地を求めて 2014

ここにあったこの文章にグッときました…

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INFORMATION

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塩田千春：魂がふるえる / Chiharu Shiota : The Soul Trembles