グラン・パレの夏 2025
Grand Palais d’été
2025年6月6日(金)〜9月7日(日)
グラン・パレの夏 2025
2020年から大規模なリニューアル工事が行われていたグラン・パレ。2025年6月、ついに全館すべてのギャラリースペースがリニューアルオープンしました!
今回新たな試みとして、6月6日から9月7日までの期間、夏だけの特別なプログラム「グラン・パレの夏」が開催されます。大きなガラス屋根の下の身廊と呼ばれるスペースを両翼と中央のスペースの3つに分け、展覧会やインスタレーション、ダンス、ショー、DJセット、パフォーマンス、などが行われます。
無料のプログラムもあるので、近くを通ったときにふらっと立ち寄ってアートに浸ることもできる、夏だけの贅沢なイベントです。
Our Boat Drum Earth
エルネスト・ネト
2025年は「フランスにおけるブラジル年」。入って右手(北側)のスペースには、ブラジルを代表する現代アーティスト、エルネスト・ネトの大きなインスタレーションが展示されています。色鮮やかな綿の布を裁断して作った糸のかぎ針編みや、土、砂、シナモン、樹皮、米などの自然の素材を使った、カラフルな森のような船。森の中には世界五大陸のパーカッションが組み込まれていて、期間中、実際にミュージシャンたちが演奏をすることもあるそうです。靴を脱いで、この森の中を歩く、イマーシブな体験もできます。
毎日 10:00-20:00(6/23は15:00-、7/14は休み)
無料
Horizontes
ブラジルの現代絵画
エルネスト・ネトの作品を見たら、美しい階段を上がって、ブラジルの現代アーティストたち(Agrad Camiz / Vinicius Gerheim / Antonio Obá / Marina Perez Simão)の絵画を堪能しましょう。上のバルコニーから見る、グラン・パレの身廊の美しさも圧巻です。
毎日 10:00-20:00(7/14は休み)
無料
EUPHORIA : ART IS IN THE AIR
ユーフォリア:アートは空中にある
南側の身廊の奥にある、合わせて5000㎡の展示室では、すでに世界で大成功を収めているBalloon Museumのチームが手がける展覧会(有料)が行われています。
バルーンなど、インフレータブル(膨らませられる)なものを使って、世界のコンテンポラリーアーティストたちが生み出した、おとぎ話のようだったり、シュールだったり、さまざまな空間が、迷路のように入り組んだ展示室に広がります。大人も子供も、現実を忘れて、ふわふわプカプカする不思議な世界でひとときを過ごしましょう…
開館:月-金 10:00-20:30、土日祝 9:00-20:30
料金:月-金 22€、12-25歳20€、4-11歳17€、3歳以下無料
土日祝 25€、12-25歳23€、4-11歳20€、3歳以下無料
→予約ページ
“Quasi-Objects” Philippe Parreno
“Swing” MOTOREFISICO
“Pulse Topology” Rafael Lozano-Hemmer
“Work No.3883: Half the air in a given space” Martin Creed
INFORMATION
グラン・パレの夏 / Grand Palais en été
場所Grand Palais
期間
2025年6月6日-9月7日
開館日
展示によって異なる
休館日
展示によって異なる
住所 →パリの地区マップ
Avenue Winston Churchill 75008
最寄り駅 →メトロ路線図
Champs-Élysées-Clemenceau 1、13番線
料金
展示によって異なる
パリ・ミュージアム・パス
不可
→https://www.grandpalais.fr/en