今回で30回目を迎える「Journées Européens du Patrimoine ヨーロッパ文化遺産の日」。普段は見ることのできない官庁や歴史的建造物が、特別に一般公開される2日間。毎年9月の第3週末に開催され、今年は9月14日(土)・15日(日)に行われることが決定しました。
30年という節目の年を迎え、オフィシャルサイトでは1984年の第1回から今年の第30回まで、30枚のポスターを紹介しているのですが、これがとってもかわいいのでぜひご覧いただきたい。イラストだったり写真のコラージュだったり、その時々の雰囲気が伝わってきますね。
1991年までは「Portes ouvertes=開いたドア」の日という名称だったのが分かります。「Porte Ouverte」はオープンキャンパスや見学会といった一般公開という意味のある単語。みんなにドアを開く、という気軽な感じが良いですね。そして2000年から「Européens=ヨーロッパの」という単語が加えられ、このイベントがフランスだけでなく、ヨーロッパ各地でも開催されはじめました。
エリゼ宮など、人気のモニュメントは長蛇の列ができますが、この時期にパリ、フランス旅行される方はぜひ参加してみてください。
オフィシャルサイトのいちばん下に、都市やテーマ別に検索できる項目があります(フランス語)。
Photo : http://www.journeesdupatrimoine.culture.fr
第30回ヨーロッパ文化遺産の日 2013
2013年9月14日(土)・15日(日)
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