フランスで「ルパン」ブーム再燃で本がバカ売れ!

今年1月に公開されるや否や、フランスはもちろん、アメリカを始め海外でも視聴者数No.1を獲得したNetflixのオリジナルドラマ「LUPIN ルパン」。今までも「エージェント物語」や「ガールフレンズ・オブ・パリ」といったフランス発のドラマシリーズはありましたが、ここまで国際的な成功を収めたのは「LUPIN ルパン」が初めて。フランス人作家モーリス・ルブランが生んだ怪盗アルセーヌ・ルパンの知名度の高さはもちろんですが、やっぱり、今やフランスを代表する俳優となったオマール・シーが主演していることも、成功の大きなカギではないでしょうか。(関連記事→オマール・シーの代表作といえばこれ!『最強のふたり』の裏話」を読む)




このドラマシリーズの大ヒットを受けて、本国フランスでは「ルパン」ブームが巻き起こっています。もちろん、1907年にルブランの手によって誕生して以来、ルパンは常に知られたキャラクターでしたが、ここ数十年は特に若い世代のフランス人が熱狂するほどの存在ではありませんでした。なので、ルパンの名前は知っていても本をちゃんと読んでいる人が案外少なく、ドラマを見て興味を引かれた人がここに来て急増しているというわけです。

アシェット社からは、あのドラマに登場する本と同じカバー装丁の新訂版『怪盗紳士』が発売され、パリジャン紙が伝えるところによると、1月中旬の時点で1万部以上が瞬く間に売れたとのこと。ちなみに、劇中では茶色の革製のカバーに金箔押しの表紙ですが、こちらの本は、紙の表紙に同じデザインをほどこしたものです。→アシェット社の本の紹介ページはこちら。

実際に、私の周りでもドラマの話や、ルパンの物語の話、モーリス・ルブランのルパン以外の作品(トラウマレベルで怖い『三十棺桶島』など)について話す人も増えていて、ブームを体感しています。現在のところ、シーズン1の第1部(5話)のみ配信中で、第2部の5話は今年の夏に公開される予定。気の早いファンの間ではシーズン2を切望する声も上がっているので、ぜひぜひ、お願いしたいものです。

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