セルジュ・ゲンズブールの家、年内公開へ

パリ7区の閑静な住宅街ヴェルヌイユ通り(rue de Verneuil)にある、ひときわ目立つ建物。これは、セルジュ・ゲンズブールが1969年から亡くなる1991年まで暮らした自宅です。これまで多くのファンが「参拝」し、彼らが壁に残していったメッセージの落書きがこの場所のシンボルとなっています。




この家の所有者である娘のシャルロット・ゲンズブールは数年前からこの大切な思い出の場所をミュージアムとして一般公開することを計画していました。さまざまな困難を経て、中庭に面したガラス屋根の修復や、エレベーターの設置、地下展示室の建設など、一般公開のために必要な工事の認可がようやく昨年12月に下り、2021年の9月〜年末ごろから「Maison Gainsbourg」の名称で一般公開されることが決まりました。セルジュが亡くなったのは1991年で、奇しくも没後30周年にあたる記念すべき年の開館となります。

*Maison Gainsbourg公式サイト*
*Maison GainsbourgのInstagram*

セルジュ・ゲンズブールが20年以上暮らしたこの家の中は、この家を受け継いだシャルロットの意向で、セルジュが亡くなった日からそのまま手つかずで残されています。一番の見どころはやはり、愛用のピアノや彫像、アールデコ風バーカウンターのあるリビング。黒塗りの壁やさまざまなオブジェ、芸術作品にあふれ、当時から美術館のような趣がありました。灰皿にはセルジュの吸い殻が残り、まるでついさっきまでセルジュがいたような錯覚に陥るほどだそう…セルジュファンなら一度は訪れてみたい「聖地」であり、後世に残したい、パリの大きな遺産のひとつです。

↓セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンの自宅インタビュー(1972年)

セルジュ・ゲンズブールの家
Maison Gainsbourg
住所:5 bis rue de Verneuil 75007
*Maison Gainsbourg公式サイト*
*Maison GainsbourgのInstagram*

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