パリで発信!和歌山の魅力∞ ~南紀熊野ジオパークを世界へ~ 隈研吾氏 登壇

「南紀熊野ジオパーク」は、プレートの沈み込みに伴って生み出された3種類の大地、それらが作る独特の景観、温暖湿潤な気候がもたらす多種多様な動植物、そしてそこから生まれた熊野信仰や筏流しなど、数多くの優れた自然や文化を体感できる日本屈指の景勝スポットで、2014年に日本ジオパークに認定されました。

ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部である、「那智の滝」や、約850mにわたり幅約15mの橋脚のような岩塔(橋杭)が直線状に並ぶ「橋杭岩」をはじめ、数多くの名所が和歌山県南部に位置する9つの市町村と奈良県吉野郡十津川村のエリアに点在しています。

パリ日本文化会館で2024年5月18日(土)に開催されるこちらのイベントでは、そんな南紀熊野ジオパークの魅力をフランスを起点に世界に向けて発信することを目的に、建築家の隈研吾氏の講演のほか、動画放映や様々な分野のゲストを招いてのパネルディスカッションといった興味深いプログラムが予定されています。日仏同時通訳付きですので、フランス人のご家族やお友達も誘ってぜひ参加してみてください。参加費無料・事前予約必須(4/18予約スタート)です。

パリで発信!和歌山の魅力∞
~南紀熊野ジオパークを世界へ~

日時:2024年5月18日(土) 14時~16時
会場:パリ日本文化会館 小ホール →Googleマップ
料金:無料
申込方法:事前予約制。4月18日から予約開始。
パリ日本文化会館のサイトのこちらのページにて、ご確認ください。
WEB:南紀熊野ジオパーク公式サイト

<プログラム>
挨拶・プロモーション動画放映
国際交流基金 パリ日本文化会館館長 鈴木仁氏
和歌山県地域振興部 観光局長 今井善人氏

基調講演『南紀熊野ジオパークの魅力』
建築家 東京大学特別教授・名誉教授 隈研吾氏

パネルディスカッション『南紀熊野の自然や歴史文化の活用』
建築家 東京大学特別教授・名誉教授 隈研吾氏
環境省 地球環境局 デコ活応援隊隊長補佐 中村幸弘氏
スプラッシュトップ株式会社 代表取締役 水野良昭氏
紀伊半島地域連携DMO事務局長 森重良太氏

|建築家 東京大学特別教授・名誉教授 隈 研吾 氏プロフィール|
2021年米TIME誌「世界で最も影響力のある100人」に選出。40を超える国々でプロジェクトが進行中。その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールの優しく柔らかなデザインを提案。コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じ、工業化社会の後の建築のあり方を追求している。新著に「日本の建築」(岩波新書)がある。

主催:和歌山県
共催:パリ日本文化会館 隈研吾建築都市設計事務所
協賛:スプラッシュトップ株式会社

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