グラン・パレの大変身計画が2020年以降スタート

1900年に開催されたパリ万博万国博覧会のために建てられ、現在も大規模な展覧会や見本市の会場として大活躍するグラン・パレで、2020年から23年までの長期にわたってリニューアル工事が行われることになりました。4億6600万ユーロという巨額の予算をかけた大変身プロジェクトで、シャネルも出資します。




リニューアルの目的は、建設された当時の姿を再現することはもちろん、誰でもグラン・パレの中に入って建物を見学できるようにすること。たしかにこれまで、グラン・パレの中に入るには、展覧会やイベントのチケットを買って入場する必要がありました。

誰でも中に入れるよう、シャンゼリゼ大通りからグラン・パレの中を通ってセーヌ川沿いに抜ける「rue des Palais」という新たな通りが作られ、その両側に、無料で見学できるグラン・パレの歴史の展示スペースや書店、子供向けのギャラリーなどが誕生します。

グラン・パレの建物の周囲もより美しく再整備され、散歩できる遊歩道が生まれます。

さらに、パリのパノラマを楽しめるバーもオープン。

そして2024年のパリ・オリンピックでは、美しくリニューアルされた屋根の下で、「フェンシング」と「テコンドー」の会場となります。

建設当時の美しさを残しながらも新しく生まれ変わるグラン・パレ、今からとても楽しみです!

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