2014年ミシュラン・フランス版速報!

今年もミシュランのレストランガイド(赤ミシュラン)が発売される季節がやってきました。自ら星を辞退したり、「星獲りには興味がない」と宣言するようなシェフもいますが、なんだかんだ言ってもまだまだフランスで一番権威のあるレストランガイドと言えるでしょう。2月28日の発売を控えて、その概要が発表されたので、いち早くお届けしたいと思います。



今年新たに3ツ星に昇格したのは、シャンパンで有名なランスにある「L’Assiette Champenoise(ラシエット・シャンプノワーズ)」。シェフのアルノー・ラルマン(Arnaud Lallement)は39歳。ミシュランと並んで権威のある「ゴー・エ・ミヨー」でも「今年の料理人」に選ばれています。

2ツ星レストランは全部で79軒(うち6軒が新昇格)、1ツ星レストランは全部で504軒(うち57軒が新昇格)。1ツ星を獲得した20代の若手シェフが7人もいるというのも明るいニュースです。

パリで初めて1ツ星を獲得したお店のなかには、和食の「奥田」と「JIN」、日本人シェフ本城昂結稀(たかゆき)さんのフレンチ「ES」、さらに、私たちの本、「とっておきのパリごはん」でも紹介している「Septime」や「Qui plume la lune」の名前もありました。

リヨンでも高野隆雄シェフの「Takao Takano」が1ツ星を獲得。日本人シェフたちの活躍は相変わらずですね。

ちなみに、星つきレストランのうち110軒が20~30€のコースを提供しているとのこと。とりわけ、パリ以外の地方都市では星つきでも比較的リーズナブルに食事ができるお店も多いので、グルメな方はぜひ、地方まで足を延ばしてみてください。

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