ル・ボン・マルシェ内に「Bijo;」の常設ショップがオープン!

2016年にマレ地区で第1回目のポップアップを開催して以来、フランス人に向けて、日本の優れたビューティープロダクトやライフスタイルを紹介し続けてきた「Bijo;(ビジョ;)」トリコロル・パリのサイトでも今までのポップアップの様子をお伝えしてきましたが、ついに今年1月、「Bijo;」の常設ショップが、左岸の老舗百貨店ル・ボン・マルシェにてオープンしました!

「Beauté Inovatrice Japonaise Originale(日本独特の革新的な美しさ)」の頭文字から成る「Bijo;」をプロデュースするのは、日本の美容ブランドのヨーロッパ進出を手がけるコンサルティング会社「Dessigns(デシーニュ)」の代表、須山佳子さん。10数回にわたるパリでのポップアップイベントを通じて、多くのフランス人が、日本の成熟した美容文化と選りすぐりのビューティープロダクトに初めて触れる機会を得、「J-Beauty」と呼ばれる日本の美の秘密を知りたいという関心が着実に高まってきました。そんなパリジェンヌたちからの熱い要望に応える形で、ル・ボン・マルシェ本館2Fの美容フロア内に新しくオープンした「Bijo;」常設ショップでは、スキンケア、ボディケア商品はもちろん、ウェルネス、ライフスタイル、クラフトデザインなど、幅広いジャンルのアイテムが揃い、日本人の美に対する意識をトータルで体感できる空間になっています。

また、この常設ショップの誕生を記念して、2022年1月3日〜23日まで、ル・ボン・マルシェ本館1Fメインステージにて、ポップアップストアも同時開催しています。新たなブランドに加えて、ライフスタイルから伝統工芸品まで、日本の洗練された美意識とプロダクトを提案しています。

パリジェンヌたちが憧れる日本の美しさ、そしてどんなビューティープロダクトがフランスで人気なのか?「Bijo;」のセレクトを参考に、逆輸入的な感覚で、日本が誇るスキンケア商品を改めてチェックしてみるのも良さそうです!ページの下に、「Bijo;」のディレクター、須山佳子さんとル・ボン・マルシェの美容・ラグジュアリーアクセサリー統括ディレクター、アクセル・ロイエールさんからのコメントを紹介しています。パリ、フランスにおけるJ-Beautyへの関心の高まりを知ることができて、とても興味深いです。

♢♢♢ Bijo;がキュレーションするブランド ♢♢♢

Alty / Bijo; / Bizen / Cokon Lab / Eau de Ki / EN / Kobako / IR EN / LOVE CHROME / RUHAKU / MAKANAI / MITOMO / SHIGETA / Slim Cera / Sui Tokyo / SHAQUDA / uka / WA PHYTO / Ya-Man
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@aroma / Cul de Sac / KOHCHOSAI KOSUGA / HA KO / SUMITANI SABUR O / SUWADA

♢♢♢ ポップアップのみで扱うブランド ♢♢♢

REY / Tokyo1616ARITA / KAIKADO / Olsia / SASAWASHI / TIME & STYLE

「Bijo;」常設ショップに向けてのスペシャルコメント


アクセル・ロイエールさん
ル・ボン・マルシェ美容・ラグジュアリーアクセサリー統括ディレクター

– ル・ボンマルシェにBijo; を常設化した理由は? –
過去2年間Bijo;のPop-upを開催する中で、Bijo;のサービスの質と商品のレベルの高さに定評があり、年間を通じて多くのお客様からBijo;に関するお問い合わせがありました。Pop-upは毎回視覚的にも美しく、ポエティックな演出で、毎回お客様との良いランデブーの場所となり、売り上げ的にも大成功を収めてきました。このようにして長い時間をかけて信頼関係を築いたことにより、今回常設店として迎えることになりました。

– Bijo;を本館2Fに常設することでどのような効果を期待しますか? –
2FのLe Loft de la Beautéはル・ボン・マルシェの自主編集コーナーで、Bijo;のセレクションはポジショニング的にもその他のブランドと並べて良い売り場が作れると感じています。また、Bijo;のエッジの効いたセレクション、美容だけに限らず日本のライフスタイルを提案する売り場作りは多くのブランドを刺激することになるでしょう。

– ル・ボンマルシェのお客様のJ-Beautyへの関心は高まっていますか? –
年間を通してBijo;の商品を購入したいというお客様のお問い合わせからも、J-Beautyへの関心は確実に高まっていると思います。J-Beautyの特徴である洗練された感性、独自のリチュアルと日本人のノウハウが感じられる商品はお客様に高く評価されています。


須山佳子さん
Dessigns代表・Bijo;ディレクター

– J-Beauty が注目される背景は? –
J-beauty が注目され始めたのは2018年頃からです。それまで欧米市場で多くのトレンドを打ち出してきたK-Beauty(韓国美容)と対比して出ててきたワードで、日本独自の天然成分を取り入れた高品質で安心できる製品への理解の高まり、ステップ毎の美容法(5-7 ステップ、K-beautyよりはシンプル)、またKOBIDO(古美道。日本古来の美顔道を指す)をはじめとするフェイスマッサージやフェイスヨガなどのブームと共に注目され、製品だけでなくマッサージ法やリチュアルに関心が高まっています。

– Bijo;を立ち上げた背景は? –
2010年頃から日本の美容ブランドと契約し、欧州市場への進出を手掛けてきましたが、日本の製品は欧州への薬事登録に時間がかかり、売り場の中で埋もれてしまうことが多々ありました。また、棚に置いてあるだけでは理解されず、ブランドの背景や使い方などを丁寧に説明しなければ伝わりません。日本の美容はその成り立ちやストーリー、商品のこだわり、リチュアルなどをしっかり理解してもらえれば必ずファンが付くことを確信していたため、いくつかのブランドをまとめて「J-beauty」として見せる場を作り、ライフスタイルブランドと共に「日本の美意識」の世界観を作りたいという想いからBijo;をスタートしました。また我々の丁寧な接客とサービスを通じて、製品への親しみと実際に体験できる空間を提供し、J-Beautyのアンバサダーとして海外における日本のブランドの受け皿になりたいという想いもあります。

– フランスの消費者にはどのようなプロダクトが人気ですか? –
フランス人は日本人のシワの少ないキメの細かな肌、日焼けしていない透明感のある肌に憧れを抱いています。ダブルクレンジングの洗顔料や保湿効果の高い化粧水、また天然石のかっさや美顔器などのフェイシャルマッサージツールなどフランスにあまりないプロダクトは大人気です。特に日本独自の素材を使ったブランド、月桃のRUHAKU、金箔のMAKANAI、蓬や菊等の植物をベースにしたWAPHYTO など、日本らしさを感じる希少価値の高いプロダクトには多くのリピーターがついています。

Bijo; 常設ショップ(ル・ボン・マルシェ内)
場所:Le Bon Marché ル・ボン・マルシェ本館 2階美容フロア内
24 Rue de Sèvres 75007 Paris
メトロ:Sèvres-Babylon 10、12番線
ECサイト:https://bijo.paris
Facebook:https://www.facebook.com/bijoparis
Instagram:https://www.instagram.com/bijo.paris

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