寒ーい春のあとは・・・寒ーい夏がくる・・・!?(涙)

5月も末だというのにまだ冬物のコートを着てもおかしくないくらい、ウソみたいに寒い日が続いているフランス。3月から5月にかけてここまで気温が低いのはなんと1987年以来なのだそうです。しかも今年の特徴は、気温が低いだけでなく雨も多いこと。いつもならフランスで一番晴れの多い地方のひとつである南仏コート・ダジュールでさえ、観測史上、最も雨の多い春になりました。カンヌ映画祭のレッドカーペットで、スターが傘をさしていることも多くて残念でした。



春はもう仕方がないけど、夏はもうちょっとマシになるのでは・・・という希望的観測を打ち破るかのように、専門家は夏の3ヶ月(6、7、8月)も平年より気温が低く雨が多くなるだろうと予測しているそうです。この傾向はフランスだけでなく、西ヨーロッパ全体にあてはまるそうですが、それはとくに慰めにはなりませんよね…。代わりに、9月、10月は晴れの日が増えるとのことですが、そこまで待てない!
これから夏にかけてフランスに来る方は、いつもの年以上に、日本の気温とのギャップが大きいことを念頭に置いて、旅の支度をしてくださいね。もちろん、トリコロル・パリのメテオページ(パリのお天気と服装カレンダー)も必ずチェックです!

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